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デブは転生しても生きづらい#2
そのあと、飛鳥のことをいろいろ聞いた
飛鳥はハーフエルフらしい、最近ハーフエルフの町がある集団に襲われたらしい
〇:ある集団って?
飛:人間だよ!
〇:え?本当なのか?
飛:私が嘘ついてると思ってんの?
〇:いや、そういうわけじゃないけど
飛:まあ、見てもらった方がはやいわ
〇〇は町を探していたのもあって飛鳥の襲われた町へ出向いた
〇:ここって!
そうここはさっき〇〇が目指していた町だった、
〇:おい、マジかよ
〇〇が見ている光景は悲惨だった、家は半壊、怪我人多数
〇:酷すぎるだろ
飛:これがお前と同じ人種だ
〇:なぜこんなこと
飛:理由はわかってる、目当てはハーフエルフの心臓だ!
〇:なぜ、心臓なんだ?
飛:私たちハーフエルフは寿命が平均10000〜15000歳なの、そのこともあってハーフエルフの心臓は人間の秘薬として重宝されている
〇:あんまりだ!
〇〇は怒りさえ込み上げてきた
飛:お前そういえばスリム王国に召喚された勇者なんだって
〇:そうだけど
飛:でもデブだから国外追放されたと、
〇:うん
飛:ぷっ、たしかにデブだな
〇:お前もか!
飛:まあ、助けてもらったお礼があるからしっかりお礼はするよ
?:飛鳥おねーちゃん!
飛:さくらー!
飛:紹介する私の妹のさくらだ
さ:初めまして!さくらです!
〇:はじめまして、〇〇です!
飛:さくらに手だしたら殺すかんな
〇:は、はい
そして〇〇は一晩泊めてもらった、ハーフエルフのみんなは〇〇に対して暖かく接してくれた、自分達が人間に襲われたにも関わらず
〇:飛鳥おはよー、さくらちゃんもおはよー
飛:おう
さ:〇〇さん、おはよー
〇:飛鳥、ちょっと森に行ってレベル上げてくる、あ、そうだ!テイムしたモンスターよ今我に力を貸せ、行け、リカントウルフ!
リ:グルルー
〇:こいつら、3匹だけど、街の復興に役立ててくれ
飛:ありがとう
〇:じゃあ行ってくるわ!
〇〇は森に着きリカントウルフをスライムで倒していた
〇:疲れたー、リカントウルフ10匹も倒しただけでクタクタだよ、レベルは上がったけどな、ステータス確認!
レベル15
攻撃11
防御4615
回避0
素早さ8
〇:相変わらず、回避は0と、ん?
〇:ステータス表示?誰のだ?え?スライム?
スライムもステータスあったんだ、
レベル9
攻撃8
防御10
回避5
素早さ15
スキル、硬化、液体化、回復付与
〇:なんか、僕より優秀じゃない?回避5もあるし、なんか悔しい
〇〇は道に落ちていた石を草むらになげた、すると何かに当たる
〇:あれなにかに当たったぞ
?:グワォーン
〇〇はなんとこの森の主のキングベアーに石をぶつけてしまった。
〇:えぇー、僕これからどうなるのー!
to be continued…。