何気ない生活は幸せである
今日も何気ない1日が始まる
?:〇〇〜!!おはよ〜!!
〇:もうー、茉央いつも早すぎ!
茉:漁師の娘の朝は早いんだぞ!!
〇:そうでしたね
茉:分かればよろしい
じゃあ下で待ってるで
〇:はいはい
〇〇は学校の支度を始める
〇:茉央はいつも早いんだよなー、まあそのおかげで学校に遅刻したことないんだけどね
〇:母さーん今日の朝ごはんなにーって
おいおいめちゃくちゃ食っとんな
茉:きょもうははさからファグロのフテーキたひょ(今日は朝からマグロのステーキだよ)
〇:食べ物口に入れたまましゃべるなよ(笑)
母:まあまあ、茉央ちゃんはいつものことじゃない
〇:それは母さんも認めてるんかい
茉:せや!せや!
〇:茉央は調子に乗らない! ッテイ!
茉:痛〜ぃ、うぇ〜ん😭
〇:嘘泣きしない
茉:〇〇には全部お見通しってわけやな、もぐもぐ
〇:まだ食ってんのかい(笑)
ほら行くよ!
茉:まだ食べ終わってへん〜
茉央は〇〇に引っ張られながら学校に向かった
茉:あぁ〜、あつ〜い
〇:最近の夏はもはや異常気象だからな(笑)
茉:それ!うちの父さんも言っとったわ(笑)
〇:あ、先生きた
先:はい、じゃあ日直号令!
茉:起立!気をつけ!礼!着席!
また今日も何気ない学校生活が始まる
キーンコーンカーンコーン
茉:やっとお昼や、お腹すいて力がでーへん
〇:いつものことでしょ(笑)
茉:ぷぅ😠
〇:そんなほっぺ膨らましてたら飛んでっちゃうぞ〜
茉:またバカにしとるやん!もう知らん!
〇:そうかそうか、あれ〜うちの母さん間違えてお弁当2つ作ってるなー
茉:えっ?
〇:しょうがない!1つは持って帰るか〜
茉:食べたいですぅ(ボソッと)
〇:なんて?(笑)
茉:食べたいですぅ!!(大声)
〇:正直でよろしい!じゃあ一緒に食べよっか
茉:うん!!
〇茉:いっただっきまーす
〇:我ながらうちの母親は料理が上手いな
茉:美味すぎて止まらへん
〇茉:ご馳走様でした!
茉:てか〇〇さ好きな人おんの?
〇:唐突だなおい
茉:なんか風の噂でさくらのこと好きって聞いたんやけど
〇:すごい噂だな
茉:で実際どうなん?
〇:残念だけどさくらは仲良い女友達だな
茉:つまらんな〜
〇:つまらんとはなんだ!
茉:じゃあ好きな人はおらんってこと?
〇:いや、いるよ?
茉:おんの?だれだれ?
〇:それは...
キーンコーンカーンコーン
〇:茉央やばい!
茉:何が?
〇:5限目移動教室じゃん!!
茉:げっ😱
〇茉:急げ〜!走れ〜!
ダッダッダッガラガラガラ〜
〇茉:遅れてすいません!
先:以後気をつけなさい
〇茉:はいぃ〜😞
そして...
キーンコーンカーンコーン
〇:はぁ〜、やっと終わった〜
茉:よし!はよ帰ろ!
〇:そうだな
家への帰り道...
茉:あぁ〜ほんま疲れたわ〜
〇:それな
茉:そういえば〇〇が好きな人の話途中やったよな?
〇:そうだっけか?
茉:もう〜誤魔化さんといてや
〇:ごめんごめん(笑)
茉:で誰なん?
〇:茉央だけど?
茉:えっ?
茉央が言葉を放ったとともに一瞬時が止まったような気がした、するといきなり茉央が
茉:あはは🤣
〇:そんなに面白かったか?(笑)
茉:いやそういう事やなくて
〇:じゃあどういうことだよ
茉:うちと〇〇が思ってること一緒なんやな〜
って思って
〇:まじか、俺ら何十年も一緒に居るのにお互いのこと全然わかってなかったな(笑)
茉:ほんまそうやねん(笑)
〇:じゃあ、改めて
茉:うん
〇:茉央お前のことが好きだ!だから付き合ってください!
茉央は〇〇の答えに間髪入れず即答した
茉:よろしくお願いします!
茉央は瞳を少し潤わせながら〇〇の胸に飛び込んだ
茉:もう!告白するの遅いねん
〇:ごめんな、でも茉央を幸せにする準備はもう整ったから任せて!
茉:もう〜!うちらまだ高校生やで気がはやいんちゃん?
〇:そうかもな
〇茉:あはは🤣
こうして何気ない1日がとても幸せな1日になることもある
だから僕は何気ない1日が好きだ
fin...