最近ハマってるボクっ娘配信者がまさかの幼馴染でした。
〇〇:ふぁー🥱
??:眠そうだね〇〇
〇〇:そうなんだよ理々杏聞いてくれよ
理々杏:どうしたの?
〇〇:最近俺好みの配信者を見つけてさ
理々杏:そうなんだ
〇〇:何がいいってボクっ子なんだよね
理々杏:えっ?!(まさかね)
〇〇:なんか話聞いてるとどことなく理々杏に似てるんだよね
理々杏:き、気のせいじゃない(絶対私じゃん)
ガラガラガラガラ...
理々杏:あっ、先生きた!またあとでね
〇〇:おう
あ、皆さんご挨拶が遅れました。
俺の名前は八玉〇〇。
高校2年生です。
唐突ですが俺は幼馴染の理々杏が好きです。
でもなかなか告白することができず...
でも最近理々杏に似てる配信者を見つけて
その配信者の子を理々杏に見立ててコメントでめちゃくちゃ告白してます(笑)
配信者の子はありがとうございます〜って言ってくれてるけど多分めちゃくちゃきもいと思う
だから、今日俺は練習の成果を発揮することにした。
放課後...
〇〇:よし!今日は練習の成果を発揮するぞ!
〇〇:理々杏帰ろうぜ!
理々杏:うん
先生:〇〇お前はこないだのテストの補習だ。
〇〇:そんな〜
理々杏:じゃあ、先帰ってるね
〇〇:理々杏〜助けて〜
理々杏:自業自得じゃん(笑)
〇〇:ひどいよ〜
先生:ほら行くぞ
〇〇:やだー
〇〇は先生に連れて行かれた
〇〇:(また今日も失敗か😔)
一方、理々杏はというと...
理々杏:はぁ、〇〇と帰りたかったなぁ
理々杏:いつまでボクこんな気持ちでいなきゃいけないんだろ
そう理々杏は〇〇のことが好きなのだ...
その〇〇はというと...
〇〇:おわったー
先生:よく頑張ったな
〇〇:ですよね、俺頑張りましたよね?
先生:テストもそのぐらい頑張ればこんなことなかったのにな
〇〇:次から頑張ります...
先生:あっそういえば、伊藤が教室に忘れ物してたから届けてくれないか?家確か近いよな?
〇〇:近いです!俺に任せてください!
〇〇は理々杏の忘れ物を持って学校をでた
〇〇:珍しいな、理々杏が忘れ物なんて
ピコン...
〇〇:あ、あの配信者が15分後にライブ配信?
〇〇:急がなきゃ!
〇〇はなんとか理々杏の家に10分で着いた
〇〇:はあ、疲れたー
ピンポーン...
??:はーい、今でまーす
??:あれ、〇〇じゃんどうしたの?
〇〇:理々杏の母ちゃん、理々杏帰ってきた?
理々杏母:帰ってきたわよ?どうしたの
〇〇:理々杏の奴珍しく学校に忘れ物してたから届けにきたんだよね
理々杏母:そうだったのね
〇〇:だからこれ理々杏に渡しといてもらっていい?
理々杏母:ごめん私今から買い物行かなくちゃだから自分で渡して
〇〇:わかった、じゃあお邪魔しまーす
〇〇は階段を上り理々杏の部屋の前に来た
コンコン...
〇〇:理々杏〜、学校に忘れ物してたぞ!
〇〇:ん?(中から理々杏の声聞こえるのに返事がない)
〇〇:入るぞー
理々杏:みなさんこんにちはボク乃木ラジオのお時間です!
〇〇は耳を疑った
いつも聞いている配信者の声が幼馴染のものだったことに...
〇〇:え?ええぇぇぇー?!!!
理々杏:え?〇〇?なんでここにいるの?
〇〇:理々杏が学校に忘れ物してたから届けにきたんだよ...でもまさかこんな奇跡があるなんて
理々杏:恥ずかしい、入る時くらいノックしてよ!
〇〇:めちゃくちゃしました
理々杏:わたしがヘッドホンしてたからだ...
〇〇:理々杏!!
理々杏:いきなりどうしたの?
〇〇:俺...理々杏が好きだ!
〇〇は遂に練習の成果を発揮した
理々杏:えっ///
〇〇:もしよかったらこんな俺と付き合ってください!
理々杏の目からは涙が溢れていた
理々杏:ボクも〇〇の事ずっと好きだった...よろしくお願いします。(泣)
〇〇:やったー
理々杏:ほんとにボクでいいの?
〇〇:俺は理々杏じゃなきゃダメなんだ!
理々杏:〇〇ぅ〜(泣)
理々杏は〇〇に思いっきり抱きついた
理々杏:ボク一回抱きついたら離れないよ?
〇〇:俺も離す気ないよ?
理々杏:はっ///...ずるいよ///
〇〇:俺は幸せもんだな〜...ん?
理々杏:どうしたの?悪いけど離さないよ?
〇〇:いや理々杏まずいかも...
理々杏:何が?
〇〇:ライブ配信つけっぱなし...
理々杏:・・・それはやばすぎる!!
理々杏が配信を止める時にはもう遅かった
理々杏:コメントがやばい!ん?
〇〇:どうした?
理々杏:アンチコメントがない、むしろなんか応援してくれてる
コメントには「〇〇かっこいいぞ!」「理々杏ちゃんよかったね」「このカップル一生推すわ」など温かいコメントが寄せられていた
その後、理々杏はあの放送事故配信で火がつきすごい勢いでバズった
今ではカップル一緒にライブ配信をしてます。
とても幸せな時間です。
fin...