推し事してたら推しといい感じになってしまったんですけど！？
〇〇:さあ今日も生写真を物色しますか！
あっ、皆さん初めまして！八玉 〇〇です！
僕が今何をしてるかと言いますと、中古のものを扱うお店に来ています。
えっ、なんで来てるかって？
そりゃあ、推しの写真集めてるからに決まってるでしょー！
えっ？推しが誰かって？
賀喜遥香さんです...
あっ、すいません...本編に戻しますどうぞ！
〇〇:おっ！これ新しいシングルのかっきーじゃん、ラッキー！
〇〇:ってか今日デブ転の一番くじの発売日じゃね？まあ結構マイナーなアニメだから買う人いないから後ででいっか！
〇〇は推しの写真を集めるのに没頭していた。
〇〇:よしっ！こんなもんでいいか！
〇〇は会計を済ませ、一番くじが売っているフロアに向かった
〇〇:さすがにまだ売ってるよなぁ
ドンッ...ガシャン
〇〇は曲がり角で人とぶつかってしまい、相手の物を落としてしまった。
〇〇:す、すいません
？？:いえいえ、大丈夫ですよ
〇〇:お怪我はありませんか？
？？:はい、大丈夫です...
〇〇は？？の落としてしまった物を拾っていた
〇〇:あっ、これデブ転のキャラクターだ
？？:えっ！知ってるんですか？
〇〇:はい！
〇〇は返事と共に顔を上げた
〇〇:えっ...？
？？:はい？
〇〇:かっきー？！！
遥香:え？私の事しってるんですか？
〇〇:推、推しです！
遥香:そうだったんですか...ってちがーう！
〇〇:へっ？
遥香:デブ転です！
〇〇:あ〜デブ転の事ですか？
遥香:そうです、私デブ転の事ブログとかで書いてないのに！
〇〇:実は...
遥香:えっ！連載開始から見てるんですか？
〇〇:はい
遥香:え〜、私アニメから入ったんですよね〜
〇〇:じゃあ僕が先ですね(笑)
遥香:あ〜、今マウント取った〜
〇〇:(えっ？こんな神イベ無料でいいの？！)
遥香:そうだ！この後暇してませんか？
〇〇:一応暇ですけど...
遥香:良かったら近くのカフェでもっとデブ転のこと話しません？
〇〇:え？そんなことして事務所は大丈夫なんですか？
遥香:まあ友達って言えば何とかなります(笑)
〇〇:わかりました(僕、心臓飛び出ないかな笑)
遥香:やったー、このアニメ好きな人少ないからやっと話せる！
〇〇:あっ、その前にデブ転の一番くじ買いに行ってきてもいいですか？
遥香:いいですよ、私さっきやったけどもう1回やっちゃお！
〇〇達は一番くじを引き終わり近くのカフェで話していた
遥香:いや〜こんなにデブ転の話で盛り上がると思わなかったです！
〇〇:僕もです！
遥香:そういえば、お名前聞いてなかったですね
〇〇:そうですね、改めまして八玉〇〇と申します！
遥香:〇〇さんって言うんだ、年齢はおいくつなんですか？
〇〇:22です
遥香:私と同い年じゃないですか！
〇〇:はい
遥香:じゃあお互い敬語やめよっか！
〇〇:でもかっきーは僕の推しですし...
遥香:むぅ...推しの言うことは絶対だよ
〇〇:わかりました
遥香:ちがーう！
〇〇:わかったよ
〇〇達はその後も話し続け、気づけば日が暮れていた
遥香:でさぁ...
〇〇:かっきーもう日暮れてるけど大丈夫？
遥香:ほんとだ、そろそろ帰らなきゃ！
〇〇:気をつけて帰ってね(夢のような時間だった)
遥香:あっ、そうだ〇〇連絡先交換しようよ！
〇〇:連絡先？！！
遥香:ちょっと声が大きいよ
〇〇:連絡先って言ってもねぇ
遥香:私じゃダメ？
〇〇:(その顔はずるいよ〜)
〇〇:僕は嬉しいけど、僕なんかただのオタクだよ？それでもいいの？
遥香:私嫌だったらこうやって〇〇とこんな長い時間喋ってないよ？
〇〇:可愛すぎる(あっやべ！口にでちゃった)
遥香:いきなりずるいよ///
〇〇:ご、ごめん、連絡先交換しよっか！
遥香:やったー
〇〇達は連絡先を交換した
遥香:また色んな話しようね！
〇〇:うん！
遥香:またね〜
〇〇:バイバーイ
そして、遥香は帰っていった
〇〇:はぁ、心臓もたないよ〜
一方、遥香はというと...
？？:あっ！かっきーいた！
遥香:ごめん真佑遅れた
真佑:もうディナー遅れちゃうよ...ん？
遥香:どうしたの真佑？
真佑:男の子の匂い、もしかしてかっきー男の子と会ってた？
遥香:まあ...ね///
真佑:しかもかっきーが女の顔になってる
遥香:やめてよー
真佑:気になってるんでしょ？
遥香:ちょっとね
真佑:予定変更、ディナーじゃなくて居酒屋いくよ
遥香:え〜
真佑:え〜じゃない！みっちり取り調べしないとね
遥香:やだよ〜
〇〇はなんて幸せなやつなんでしょう
fin...