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僕の幼馴染はいつも喧嘩腰

こんにちは!僕の名前は〇〇と言います!

ちなみに高校1年生だよ!趣味は漫画とアニメ鑑賞とゲーム...そう!僕はオタクだ!!

自分で言うことではないかもしれませんが
僕は生粋のインキャです✌️

わかってますよ、皆さんこれを見てインキャがしゃしゃるなって思ってるでしょ...

僕だって思ってますよ(泣)

でも、そんな僕にも優しく?接してくれる幼馴染がいるのです。

ジリリリ..ガチャ

〇:もう朝かぁ...

?:おーい!〇〇起きてんのかー!!

〇〇は窓を開ける

〇:美波、朝からうるさいよー

これが噂の幼馴染 梅澤美波です!


梅:うるせぇってなんだよ、わざわざ私が起こしに来てやってんのに!!

〇:別に頼んでないじゃん

梅:でも、アンタ私が起こしに来なかったら
学校こないでしょ?

〇:それは一理あるなぁ

梅:「一理あるなぁ」じゃない!
はやく降りてこい!降りてこないとぶっ飛ばす!!

〇:わかったよ、今行く
(美波はいつも喧嘩腰なんだよなぁ)

20分後...

〇:ごめん、お待たせ..うはぁ!

梅:待たせすぎ

〇:肘打ちすることないじゃん
まあ、もう慣れたけど

梅:それでこそ私の幼馴染だ!

〇:それ褒めてんの?

梅:当たり前じゃん!

〇:(どこら辺が当たり前なんだよ笑)

梅:そんなこといいから、早く学校行こうぜ!

〇:うん 

学校生活はというと

教室にて...

梅:みんなおはよー

蓮:おはよー


美:おはよー



蓮:梅、アンタ今日もギリギリだね

梅:〇〇が支度おせぇんだもん

美:ほんとアンタら仲良いよね

△:おい、〇〇!

〇:はい、なんでしょうか?

△:今日も俺の女と仲良く登校か?

梅:おい!いつから私はお前の女になったんだ?

△:ちっ、そろそろ真剣に考えてくれてもいんじゃねえか

梅:なんでお前みたいなチンピラの相手になんなきゃいけねぇんだ?あ?

蓮:そうだそうだ!

美:もうあきらめな

△:クソッ!(チッ、覚えとけよ)

△△は教室を出て行った

美:ほんと諦め悪いよねアイツ

蓮:それなー!

梅:大丈夫か?〇〇

〇:ありがとう!全然大丈夫!

梅:そっか

キーンコーンカーンコーン

美:やばいもう先生きた!

蓮:やだ授業やりたくなーい

先:岩本!今なんか言ったか???

蓮:いえなんも言ってないです。
さあ、授業やりましょ!

梅:怒られてやんの(笑)

蓮:うるさいなぁ

こうしてまた1日が始まる

そして1日の授業が終わる

キーンコーンカーンコーン

美:やっと終わったよー

蓮:長かったー

梅:みんな疲れすぎでしょ(笑)

蓮:いいよね、梅は勉強できるから

梅:しっかり勉強してるからね(笑)

美:ほんとギャップだよね

蓮:マジそれな!

梅:〇〇!帰るよ!

〇:ごめん今日も行くとこあるから

梅:そろそろ最近帰り何してるか教えてくれてもいいじゃんよ〜

〇:別に何もしてないよ💦

梅:ほらそうやってごまかす

〇:じゃ、じゃあね

梅:〇〇〜!!

蓮:あーあ、行っちゃったね

美:そんなに〇〇のこと気になるの?

梅:そんなんじゃねぇよ///...

美:じゃあなんで?

梅:〇〇は私が守らないと...

一方〇〇は...

〇:今日もよろしくお願いします!!

師:おう!

この方は何を隠そう僕の空手の師匠だ!

あっ、なんでインキャが空手習ってるかって?

まあ昔に習うきっかけになる出来事があったんですよ

遡ること1年前...

〇:やったー!欲しいフィギュア買えた!

僕はものすごく浮かれていた、すると...

ドンっ!

ヤ:痛ぇな、ガキゴラッ

〇:す、すいません

ヤ:あ、これ折れてるわ

〇:本当ですか?(ヤンキーに絡まれちゃったどうしよ)

ヤ:あたりめぇだろ!俺が嘘言ってるって言いてぇのか、あ?

〇:でも...

ヤ:でも、じゃねぇ早く金よこせ!

〇:今お金ないです。

ヤ:じゃあ俺と同じ痛みを与えてやらなきゃな

〇:やめてくださいぃ〜

そのときだった

ガシッ!

ヤ:あ?なんだおめぇ?


梅:私のツレになんかようか?

ヤ:うるせぇ、女は黙ってろ!オラっ!

美波は避けた

梅:ふっ、笑わせんな、なんだその殴り

梅:じゃあ次はこっちの番だな!オラッ!

ヤ:ぐはぁっ

梅:弱すぎだな

ヤ:お前もしかして「暴君の梅澤」か?!!

梅:すげー名前で通ってるなわたし

ヤ:きょ、今日はこの辺で許してやるよぉ〜

梅:なんだただの雑魚か、大丈夫か〇〇?

〇:うん、美波のおかげでなんとかね(笑)

梅:ほんとお前は私がいないとダメだな

梅:わかった!これからは私が〇〇を守る!

〇:ありがと...

〇:(情けない...友達としていや男として!)

はい、ということがありまして半年前から師匠に空手を教えてもらってるわけです

師:何をボーッとしてる!

〇:すいません師匠!!

師:お前には武の才能がある

師:あとは集中力をつけなきゃな

〇:はい!!


翌朝...

ジリリリ....ガチャ

〇:ふあぁ〜...ってもう8時じゃん!

〇:あれ?今日美波来てないな?ズル休みか!
でもあいつに限ってそれはないか

〇:まあいいや、早く準備しよ!

〇〇は支度をして学校に向かった

〇:セーフ、あっぶねー

〇:おはよー(なんかクラス騒がしくね?)

蓮:〇〇!大変だよ!

美:梅が△△達に...うぅ😭

〇:くっ、美波がどこにいるかわかる?

蓮:屋上だよ

〇〇は急いで屋上に向かった

屋上では...

△:美波〜、お前が悪いんだぞ

△:お前がいつになっても俺の女にならないからいけないんだ

美:ふっ、お前みたいな仲間を集めて女をいたぶろうとする趣味の悪いやつに誰が惚れるか

△:そっかじゃあ無理やり惚れさせないとな
おい!しっかりこいつの手持っとけよ

梅:アンタ、何するつもり

△:決まってじゃん?ファーストキスだよ

梅:くっ、はなせ!(キスだけはやだ!)

梅:(先生たち早くきてぇ〜〜!!)

ガチャ

梅:来た!って〇〇!?

△:あれ?インキャじゃんどうしたの?

〇:あのぉ〜美波を返してもらってもいいですか?

△:いいわけねぇだろ!バカかてめぇは

△:そうだお前人質になれ!そうすればこいつも言うこと聞くだろうからな

梅:〇〇は関係ないでしょ!やめて!

△:よし、お前ら〇〇を捕まえろ

ヤ:うぃーっす

〇:はぁ、しょうがない

〇:師匠に習った全ての武をぶつける!!

ヤ:大人しく捕まれよっ!

〇:振りが大きすぎるね

ヤ:なにぃ?

〇:首がガラ空きだね、高速手刀!

ヤ:うわぁっ...バタン

〇:まずは1人っと

梅:えっ?(本当に〇〇なの?)

△:気絶してるだと、お、お前ら2人で行け!

ヤ:2人ならどうすんだー!!

〇:まずは「正拳突き」

ヤ1:ぐはぁっ

ヤ:後ろからはどうするー!

〇:「裏拳」あっ、やばっ

〇:クリーンヒットしちゃった

ヤ2:いってぇ〜、鼻折れてる😭

△:おいおい嘘だろ

△:お前も梅澤の手持ってないで行け!

ヤ:押忍!

〇:さすがに手離しちゃやばいでしょ

ヤ:え?

梅:オラッ!

ヤ:ぐはぁっ

〇:あーあ、言わんこっちゃない

ヤ:ひぃ〜みんな撤退だ!

ヤンキー達は全員逃げて行った

△:おい!お前ら俺を置いていくなよ!

〇:さあ、形勢逆転だね

梅:てめぇ、歯食いしばれ!!

△:や、やめてぇ〜〜!

このあと無事に先生達が来てくれたおかげで美波がやりすぎないで済んだ



〇:はい!水

梅:あ、ありがとう

〇:少しは落ちついた?

梅:まあな...ってか〇〇いつからあんな強くなったんだ?

〇:まあ強くなったのは最近かな?

〇:実は半年前から空手の道場に入門してね

梅:なんで急に空手なんだ?

〇:1年前のこと覚えてる?

梅:うーん🤔

〇:僕のこと助けてくれた日

梅:あ!あれか!あの時丁度私が出かけてたら〇〇がチンピラに絡まれてたんだよな(笑)

〇:そうそう(笑)

梅:でも、それとなんの関係があるんだ?

〇:あの時、美波が僕にかけてくれた言葉が
僕を変えたんだ

梅:なんて言ったっけ?

〇:まあ、覚えてなきゃいいや

梅:やだ!気になる!

〇:僕から本人に言うのは恥ずかしいよ

梅:いいから言えよ〜!

〇:はぁ、わかったよ

〇:「これからは私が〇〇を守る!」って言ったんだ

梅:わたしそんなこと言ってたか///...

〇:うん

梅:でも、なんでそれで空手を?

〇:情けなくってさ、こんな可愛い幼馴染に
ずっと守ってもらうなんてさ

梅:〇〇///...(今しれっと可愛いって言わなかったか?)

〇:だからこれからは僕が美波を守る!

梅:そ、それは、こ、告白か?///...

〇:そ、そうだ///...

梅〇:  ・・・・・

〇:教室戻ろっか(笑)

〇〇が先に歩き出した

梅:〇〇!!

〇:ん?

チュッ


〇:え?!!!

梅:これは助けに来てくれたお礼///...

〇:ずるいよ///...

梅:ふふっ、ほら教室に戻るぞ!

〇:うん!


余談ですがこのあと〇〇と美波は付き合いそして町では知らない人がいないほどの最強タッグになったらしい

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