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デブは転生しても生きづらい#4

〇〇はすぐに町に向かった。

〇:急がなきゃ!飛鳥もさくらもハーフエルフのみんなも生きててくれ!

〇〇は町に着いたが、負傷者の姿が全くない

〇:長、負傷したみんなは?

ハ長:動けるものが一つのところに全員集めてます。

〇:そこまで連れて行ってくれ!

ハ長:わかりました!

〇〇の前には敵と応戦してる飛鳥の姿が

〇:(もう少し耐えてくれ、飛鳥)

〇〇は負傷者のみんなのところに着いた

〇:酷い有り様だ

ハ長:勇者様ここに来たのはいいのですが、どうするおつもりですか?


ス: キュゥーン

〇: スライム、負傷者のみんなの傷の位置に貼り付け!

〇: さくら!

さ: 〇〇さん、お姉ちゃんをたすけて

〇: しゃべるな!傷口が広がる

〇: マロ!

マ: はい

〇: ここでの最善の方法はなんだ?

マ: それは〇〇さんがさくらさんの傷口にスライムを使い一緒に回復付与を行うことです!

〇: わかった、信じる!

〇〇はスライムを1匹手に取り回復付与を唱えた

〇: 回復付与!

ハ長: こんなことあり得るのか?みんなの傷が治っていく、何!さくらの深い傷まで?!

〇: マロ、成功したのか?さくら起きないけど?

マ: はい、無事成功です。さくらさんは気を失ってるだけです。

〇: そっか、よかった

一方飛鳥は

飛: はぁはぁはぁ、さすが勇者の1人だけあるねアンタ

ク1 : こんなかわいい子に褒められるとはね

飛: アンタ達ハーフエルフの心臓で秘薬作って何がしたいの?

ク1 : まあ簡単に言えば魔物と人間の戦争だ

飛 : 戦争?!

ク1 : まあお前ら全員ここで死ぬんだから聞いたとこで意味ないがな

ク1 : じゃあな、大地を焼き尽くせヘルファイア

飛 : 流石にここまでか

〇 : 何諦めてんだよ、らしくないぞ飛鳥

飛 : 〇〇!危ない!

〇 : 大丈夫!

〇〇はヘルファイアを何なく受け止めた、そう防御力が異次元なのだ

ク1 : お前は黒林じゃないか、久しぶりだな、聞いたよ国外追放されたんだって?まあデブだからされて当たり前だよなハハハ

〇 : 久しぶりだね、君超魔力だっけ?その割には弱いねププッ

ク1 : お前いつから生意気になったんだ?わかったお前にチャンスをやろう、そこにいるハーフエルフの娘を殺してみろ、そしたら俺が王にお前を王国に戻すように進言してやる。

〇 : 仮に断った場合は?

ク1 : ハーフエルフものとも皆殺しだ、さあどうする

〇〇はク1に近づいていく

〇 : 飛鳥ごめん

ク1 : やっぱり死にたくないよなハハハ

飛 : 〇〇!

〇〇はク1に近づいた瞬間、思いっきりク1の顔面をぶん殴った

ク1 : ぐはぁっ、お前何してんだ!

〇 : 飛鳥わりぃな、こいつは俺がやる

ク1 : お前俺に盾ついたな王国中を敵に回したぞ!

〇 : うるせぇ、ハーフエルフのみんなを痛い目に合わせたり心臓奪って殺したり、今俺はあったまにきてんだよ!!

ク1 : じゃあ俺の奥義を食らって死ね!!!!
メテオフレアバースト!!

〇 : テイムしたモンスターよ今我に力を貸せ、行け、キングベアー!

キ : グゥオーン

ク1 :まさか魔物を召喚しただと?

ク1のメテオフレアバーストはキングベアーには全く効かなかった

ク1  :なぜだ?この俺の超魔力が効かない?

〇 :それはね多分俺のスキルだと思うよ。

ク1 :なんていうスキルだ?!

〇 :教えるわけないじゃん

〇 :行け!キングベアー全員倒せ!

キ : グゥオーン

〇 : 飛鳥!さくらのとこ行ってやれ!

飛 : でも、さくらは、、

〇 : 行けばわかる!!

飛 : わかった

〇 : さあ、お前らはハーフエルフの心臓を何度か奪ったな、てことは自分達の心臓も取られる覚悟があるってわけだな

ク1 :わかった俺が悪かった、だから許してくれ頼む

〇:わかった、チャンスをやろう、キングベアーは5分間の間何もしない、しかもそっちは全員できていい、だが5分超えたあとはお前らをどんどん引き裂いていく、どうだいい案だろ

ク1 :わかった!やってやろうじゃねえか!全員配置につけ!あいつをぶっ倒すぞ!

兵:はっ!

まあキングベアーに勝てるわけもなく、5分が過ぎていった、ク1の仲間はどんどん引き裂かれていった、残りはク1だけに

ク1 :たぁすぅけぇてくだざーい

〇:ださ、泣くなよ、今まで殺してきたハーフエルフが命乞いしてきて助けたことあるか?

ク1 :ありぃましぇーん

〇:そういうことだ、じゃあな

ク1 :まて、お前はクラスメイトを殺せるのか?

〇:ふっ、元な

キングベアーはク1の首を狙い、綺麗に頭と体が半分になった

〇 : おいそこのお前!生きてるんだろ、知ってるぞ

兵 : ひぃ

〇 : ク1の首を持って帰れ、そして王に伝えろ、あんまり調子に乗るなってな

兵 : わ、わかりました。

〇 : まさかここで人間キラーを活かす時が来るとはな

マ : 〇〇のレベルが上がりました!

〇:え?人間を間接的に倒しても経験値ははいるのか?

マ:はい、テイムしたモンスターを戦わせることによって、主であるあなたにも経験値が入る仕組みです!

〇:なるほど、でちなみに経験値はいくつ入ったんだ?

マ:100000です

〇:10万!!!?なんかの間違いじゃ?

マ:いえ、間違いではありません。だって主様は勇者の1人を殺してますからね。

〇:そうか勇者は経験値が高いのか

マ:これが今の主様の、ステータスです!
レベル40
攻撃50
防御4700
回避0
素早さ20

マ:キングベアーのレベルも上がりました。
レベルMAX
攻撃460
防御520
回避150
素早さ340

マ: キングベアーのレベルがMAXになりました。超テイムの恩恵によりキングベアーがいつでもどこでも1体呼び出せるようになりました。

〇:流石に数に限りなしはないか

〇〇は遠くから聞き馴染みのある声が聞こえた

飛:〇〇!

飛鳥は〇〇を包むように涙ぐみながら抱きついた

飛:もう!心配したんだからね!!

〇:ごめんなさい

飛:さくらのことや町のみんなを治してくれて本当にありがとう!

〇:いやいや、この町にはお世話になったからね、このぐらい当たり前のことだよ!

飛:それで相談なんだけどさ、私も冒険に連れてってくんない?

〇:えええぇぇぇー!!?

to be continued…。

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