ブリーチした髪の状態とケア
こんにちは。
barber moutonのMeguです。
今回は、白髪ぼかしカラーの
施術工程であるブリーチに関して
お話させて頂きます。
ヘアブリーチ=脱色
という事はご存知かと思います。
過去に「大学生の頃やった」と
若い頃に一度は経験したことのある方が
多いブリーチですが
経験された多くの方は
“髪が痛むカラー”というイメージかと…。
オシャレをする為には
避けて通れないダメージ…。
私達専門からすると
ブリーチをしなくても
艶があって綺麗なカラーは可能ですが
ブリーチをした方が
日本人独特の赤味を飛ばす事ができ、
より透明感のある仕上がりに
近づけれるというメリットがあります。
皆さんのイメージ通り
ブリーチはダメージするものですが
しっかり知識をつけていただき、
普段のケアを怠らなければ
ダメージも抑えられて
綺麗な髪を保つ事が出来ます。
そして最近自店で始めたブリーチ使用の
白髪ぼかしカラー。
意外と簡単にお手入れ出来ますので
今回の記事を読んでいただき、
是非ご検討くださればと思います。
ブリーチした髪の特徴
髪は一度ブリーチすると、
天然の黒髪に戻る事は不可能です。
ブリーチ後の黒染めは
その後のカラーに支障が出るので
おすすめできませんし、
自然な黒髪に戻すには新しく生え変わるのを
待つしかありません。
また、強いアルカリ剤によって
キューティクルを開き脱色している為、
ダメージを抑えて施術をしているとはいえ
痛みやすくなっています。
施術直後はサロンケアを行うことで
手触りや質感はよくなっていますが
その後のホームケアを怠ってしまうと
ダメージが進行していまい、
切れ毛やパサつきの原因となってしまいます。
色抜けしてしまう
サロンでブリーチをした後、
お客様のなりたい髪色に
調合してカラー剤を乗せ
オンカラーを行っていきます。
ブリーチ後の抜きっぱなしの
ギラギラした(語彙力…笑)
色味は落ち着き、透明感のあるカラーに
仕上がります。
しかし、その仕上がった色が
長く続くかと言うと、そうでない場合が
ほとんどです。
色味や使用するカラー剤のメーカーによって
経過状態は様々ですが
たいていの色は色味が抜けてしまって、
次第にブリーチ後の黄色っぽい色に
なってしまいます。
このことを“褪色”と言います。
ではどのくらいで色抜けしてしまうかと言うと、
色味や髪質、様々な条件によって異なりますので
具体的には決めかねますが
だいたい早くて5日~1週間~、
長持ちして3週間程度です。
色持ちさせるためのホームケア
そんなに早く褪色してしまうなんて、
時間とお金をかけたのに…と
正直思ってしまいますよね…。
だからこそ色持ちをさせる
ホームケアが必須となってきます…!!
まず第一に、カラーシャンプーです。
近年ブリーチヘアがトレンドという事もあり
カラーシャンプーも様々な種類が増えました。
一番定番なのが“紫シャンプー”です。
黄色の補色である紫の高顔料が入った
シャンプーです。
根底にある黄色味を打ち消し中和させる事により
褪色をゆるやかにしてくれます。
普段のシャンプーのかわりに
週3回程度置き換えることによって
髪色を持続しやすくなります。
ヘアカラーの色味によって
オレンジシャンプー、ピンクシャンプー、
アッシュシャンプーなどがあります。
褪色状況によって週2回にしたり、
シャンプー後そのまま泡の状態で数分放置したり
個々に合わせて気軽にケアが可能です。
全体のトーンは明るくなりますが、
褪色した独特な黄色味が抑えられる事によって
ハイライトを長く楽しめる事ができます。
また、例外として
オンカラーしたときの明るさが
暗めのトーンだった場合は、
褪色しても気になりにくい色味の時も
ありますので、必ずしも
カラーシャンプーしなくてはいけない
というわけではないのです。
トリートメントケアは必須です
では補色シャンプーだけしていればいいの?
というわけではありません。
補色シャンプーしていても、
普段髪は紫外線や空調、摩擦、
ドライヤーの熱など…
ダメージが進行する環境に
さらされています。
一度ひらいたキューティクルは
完全に閉じていません。
剝がれやすくパサつきや枝毛になりやすい状態に
なっているので保湿ケアが重要となります。
一番手軽なトリートメントケアは
洗い流さないヘアミルクやヘアオイルです。
洗髪後、ドライヤーで乾かす前に
付けて乾かすことで
ドライヤーの熱から守りながら
更に熱によって浸透しやすくなり
髪の艶やサラっとした手触りに導いてくれます。
また、手間がかけれる方は
出来るだけ洗い流すタイプの
トリートメントも強くおススメします。
そして男性によくありがちなのが
“ドライヤーすらしない”事です!!
これはもう論外です。
ダメージどころの騒ぎではありません。
髪以外にも、健康な髪を育てる為の
頭皮にもダメージを及ぼしてしまいます。
切れ毛やパサつきどころか、
抜け毛や細毛、薄毛の原因となってしまいます。
まず基本的なドライヤーは
必ず使用する心構えでいましょう。
まとめ
オシャレをするには
手間はつきものです。
髪はその人のイメージや
印象が大きく変わる体の一部です。
悲しいことに、
若いからどうにかなっていた事も
年齢と共にどうにもならなくなってきます。
常に清潔感のあるイケオジで
居続けて頂くためにも
私に出来る事はお手伝いさせていただきますので
皆さんもあきらめず、日々努力しながら
オシャレを楽しんでいきましょうね。
当店で白髪ぼかしカラー施術の方に向けて、
特別なヘアケアメニューを
準備させていただいております。
ぜひご検討くださいね。
barber mouton