見出し画像

【柏シティ ベスト4】 れんげきカラマネロ

数ある記事の中から本記事をご覧頂きありがとうございます。
もうとくと申します。
Twitterをやっていますので、もし宜しければフォロー頂けると嬉しいです。

シティリーグに初参加ではありますが、6連勝(予選全勝)してベスト4まで進出できたので、今回使用したれんげきテンタクルのデッキについて解説記事を作成しました。
一部有料記事になっていますが、ジュース1本分ぐらいの値段にしていますので、気になる方がいたら是非購入していただけると嬉しいです。

1. 使用デッキの構築

構築は以下の画像になります。

使用デッキ

本デッキの特徴はRENGEKIカードを手札に沢山用意して、Vmaxやタッグチームに対し、中打点〜高打点を用意するデッキになっています。
後半になればなるほど火力が上がっていき、非V・GXであるという特徴を活かして、サイドレースで優位に立っていくデッキになっています。
しかしながら、リソースの管理(ボール・サポート・エネルギーの使用)が非常に重要なデッキで慎重にカードを選ばないと、息切れを起こしてしまうデッキタイプになります。

2. デッキ選択の経緯

4月末に発売された漆黒のガイスト・白銀のランスが発売されて1週間が経過し、各種大会の結果では主にムゲンダイナやこくばバドレックス(黒バド)、日を重ねてはくばバドレックス(白バド)の優勝、入賞をよく見るようになりました。
環境の中心を黒バドであると見て相性差で有利に勝てるムゲンダイナ、もしくはメタカードの頂への雪道を採用できる白バドで最初は検討していました。

名称未設定のデザイン

しかしながら、白バドは打点が絶妙に足りない上に雪道への対策が容易である(当然、回答が用意できていない場合は勝てる)という点、ムゲンダイナは相性を良しとする黒バドにガラルサンダーが採用され始め、対ムゲンダイナでれんげきウーラオスやジュナイパも一定数増えてくること、それに加えて環境メタの雪道も少し不利になってしまうと考え、いずれも勝ち切れないのではないかと考えました。

メタカード

そこである程度の火力が確保できて、流行りのメタカードが刺さらないデッキは何かと考えた結果、れんげきカラマネロが環境にマッチしているのではないかという考えに至りました。
また後述する苦手なデッキとして挙げられる三神ザシアンやドラパルトはムゲンダイナの流行により、マッチングする確率は非常に低いと考えた上で結論を出しています。(結果的には準決勝で三ザシにはマッチしてしまいましたが…)

また、本デッキタイプは以下の2つがメジャーなタイプかと思います。

<チラチーノ型>
強み:
・非RENGEKIカードをトラッシュして、2枚縦引きすることができる
・進化前も進化後も1エネで30〜40点を加えることができる
・HPが90以下なので、両方ともレベルボールで持ってくることができる
・1進化で済むので採用枠を圧迫しない
・リセットスタンプ、マリィ、技《ナイトウォッチャー》に耐性をもつ
弱み:
・チラーミィ、チラチーノ自身が非RENGEKIである
・場合によっては1枚のコストを払えない
・スパイラルエネルギーに非対応
<インテレオン型>
強み:
・メッソンの技《どんどんよぶ》で必要なパーツを持って来れる
・《うらこうさく》と《れんげきサーチ》掛け合わせにより対応幅が広い
・《クイックシューター》で打点の補強ができる
弱み:
・《うらこうさく》だけでRENGEKIカードを増やすのに要求が高い
・リセットスタンプ、マリィ、技《ナイトウォッチャー》に弱い
・採用するジメレオンがRENGEKIではない
・インテレオンで打点を与えるのに2エネ必要
・2進化のため、採用枠が上記と比べて圧迫してしまう
・2進化のため、事故の確率が上がる

上記からメリット、デメリット共にチラチーノ型が勝ると考えて、チラチーノを採用しています。

3. 得意なデッキ、苦手なデッキ

現行でよく見るデッキタイプとして、以下のデッキを有利不利で分けました

得意なデッキ
・黒バド
・白バド
・ウーラオス
・ムゲンダイナ
・ジュナイパー
・パーフェクション系統
苦手なデッキ
・三神ザシアン
・ガラルマタドガス入りムゲンダイナ(ドガスダイナ)
・ドラパルト
・マッドパーティ

基本的にサイドレースの観点からVmaxやGX系統のデッキには有利がつくデッキです。
上述した通り、後半になればなるほど、デッキの中にRENGEKIカードほとんどの状態になるので、カラマネロの火力は高くなっていきます。
大きなおまもりがついたムゲンダイナをワンパンした試合もありました。

ただし、非V・GXの最大のメタである三神ザシアンと後ろに5個のダメカンを撒き続けるドラパルトは別です。
苦手なデッキに関しては以下の補足を入れます。

<三神ザシアン>
先行、後攻、《オルタージェネシス》のタイミングと採用するカードによってかなり勝率が変わりますが、所感としては勝率的には以下で考えています。
・先行2ターン目《オルタージェネシス》⇨勝率10%
・先行3ターン目《オルタージェネシス》⇨勝率30%
・先行4ターン目以降《オルタージェネシス》⇨勝率50%
・後攻1ターン目《オルタージェネシス》⇨勝率10%
・後攻2ターン目以降《オルタージェネシス》⇨勝率40〜50%
対策としては、三神を無視して後続のアタッカーを倒し続ける2-2-2もしくは最後に三神を倒す2-2-3のプランぐらいです。
流石は非エクメタです。
<ドラパルト>
勝率は40%を切っていると考えています。
オドリドリ以外の採用ポケモンのHPが120以下であり、マーイーカのHPが50なため素早くカラマネロに進化させないと《ダイファントム》でマーイーカが倒され続けて息切れを起こしてしまいます。
対策としては以下が挙げられます。
・マーイーカをベンチに2体以上並べる。
・カラマネロは進化できるタイミングですぐに進化させる。

4. 当日のマッチアップ

1戦目 インテレオン白バド
先行 6-2 勝ち
序盤に白バドに対して中打点を刻みつつ、Vmaxを倒したところで、動きが止まったところを押し込んで3-1-3のサイドを取りきって勝ち

2戦目 ジュナイパー
先行 6-0 勝ち
こちらが先行展開で前から出てきた順に倒していく
エネがつき切る前にジュナイパーを全て倒して勝ち

3戦目 ムゲンダイナ
後攻 6-4 勝ち
序盤で相手が上手いこと上振れ、先2でマーイカを倒されてテンポが遅れ、チラチーノのエネアシストで少しづつ小突く
チラチーノ取られた返しにカラマネロでワンパンし、その返しに相手がプレミをして、次のターンにおまもりついたムゲンダイナをワンパンして、3-3のでサイドを取って勝ち

4戦目 ドガスダイナ
後攻 6-3 勝ち
ミュウスタートをするも、《サイコパワー》で打点を調整していく
ガラルマタドガスが微妙に刺さるも2ターン目にドガスを突破するも、返しにドガスが再度出てくる
ここを再度突破するも今度はHP満タンのダイナが来るが、博士で圧縮していた分、返しにダイナをワンパンし、最後に《サイコパワー》でHPを削ったガラルファイヤーを倒して、1-1-3-2で勝ち
本当に危なかった…

5戦目 3神チラチーノ白バド
後攻 6-2 勝ち
この時点で決勝トーナメント確定
相手がチラチーノとその他システムポケモンでベンチを埋め、アタッカーは白バドとチラチーノのみに(三神は後から入ってることを知った…)
白バドを倒したところで動きが止まったため、そのまま押し切って勝ち

予選は全勝で1位通過をすることが出来ました。

シティの結果

決勝トーナメント
1戦目 インテレオン白バド
後攻6-0 勝ち
相手が事故でメッソン、その後もジメレオンが立つも白バドが殴れるまでに至らず
最後に白バドをワンパンして1-1-1-3のサイドを取って勝ち

2戦目 三神ザシアン
後攻 0-6 負け
一番マッチングしたくなかったデッキ…
更にこちらはオドリドリスタートでエネも引けず、先2《オルタージェネシス》を宣言される
何も出来ないターンを返し続けて、そのまま押し切られて負け

結果を振り返ってみるとじゃんけん弱すぎますねw

5. 無料部分最後

ここまで読んで頂きありがとうございました。
無料部分はここまでとなります。
れんげきテンタクルについて、デッキ構築とマッチアップについてご紹介させて戴きました。
ここまでの公開だけでも皆様のお役に立てられましたら幸いです。
感想やご意見はツイート等頂けますととても嬉しいです。

https://twitter.com/Qshin_soso

有料部分では以下の4つについて、自分なりの解説をしています。

・カードの採用と枚数の理由
・本デッキの使い方(リソース管理や試合の組み立て方)
・不採用カードと理由
・本デッキとマッチした時の対策方法

エナジードリンク1本分程度の値段でかつ、かなりお役に立てることを書いておりますので、これから組もう、参考にしてみたいとお考えの方は是非ご購入いただけると幸いです。

ここから先は

6,136字 / 2画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?