擁護する気はないのですが・・・
たかまつなな氏が統一地方選を前に出した、このツイートが炎上しているようですね。
まず最初に、たかまつ氏に対する私の見方を最初に述べておきますが、思うところはイロイロあれど、
戦時下のウクライナに現地取材に行ったコトはリスペクトしています。 ジャーナリストは現場に行ってナンボ。 それを実践したのは素晴らしいコトです。
ただ、元お笑い芸人で設立した会社が「笑下村塾」という名で、スローガンが「笑いで世直し」と掲げていますが、猛烈につまらなくてすべってるので「笑」の文字を使わないでほしいなと思い続けています。
で、冒頭のツイートの件に戻りますが、リプ欄や引用RTで「高齢者ヘイトだ」とたかまつ氏に怒っている方がチラホラ見つけましたが、その方々はこの動画がたかまつ氏のオリジナルネタだと勘違いされているのではないかという疑いがあって、
オリジナルは2018年のアメリカ中間選挙の前に流れた動画です。
反トランプ派が若者の投票行動を促す、と同時にトランプ支持を考え直してもらうコトを目的に作られたもので、動画が出た2018年当時も話題になっていました。 そして当時でも賛否が分かれていました。
それを受けてたかまつ氏が日本版を作った(以下、パクった)のですが、このような動画を作ったのは今回が最初じゃないという点も(怒っている人たちは)知っているのかな? と気になります。
まず最初にたかまつ氏がこの類の動画を出したのは、2019年の参院選前。
次に2021年の衆院選前。
そして2022年の参院選前。
動画の内容は同じですが、既に4年前から過去3度に渡ってこの類の動画を出しています。
2022年も同様に炎上していましたが、それでも今回、懲りずに同様の動画を出すあたりが、たかまつ氏が決定的につまらない証左に他ならないと私には見えます。
「若者の投票率アップ」が目的に過去3回同じ動画を出したが、結果として投票率は上がらなかった。 有名な方ですし御自身のインフルエンサーとしての発信力を当然自覚しているでしょう。 それで投票率が上がらなかったというコトは、この作戦は「失敗」であり、お笑い的に言えば「すべった」ワケです。
それでも今回も同じネタを出してくる。 本人としては「ヴァージョンを新しくしたから大丈夫」とでも思ってるのでしょうか。 2019年からすべり続けているネタをドヤ顔で出されるのは、キツイっすよ・・・
しかも今回の動画を見ると、今までより更に世代間対立を煽るような内容になっています。 大体、
なんてコト言ってる年配の方、見たコトありますか!? たかまつ氏のアタマの中で作り上げたとしか思えないキャラクターを登場させちゃってます。
このように、たかまつ氏のように「自分の主張をアピールするために対抗勢力を作り出し、落とす」手法を用いる言論人が最近増えてきているきがします。 たかまつ氏は「若者の政治参加」が目標でそこに右派左派は関係ないハズで、それならば敵対勢力を対抗軸に置かなくても自らの主張は訴えられるハズです。 それなのにこのロジックを用いている主張には(例え同調できる部分があったとしても)賛同できないですね。
ただ、この「自分の主張をアピールするために対抗勢力を作り出し、落とす」という手法は、正直言えば私も気を抜くとやりそうになる時が有るので、この炎上を機に改めて気をつけなければと思った次第です。
話が散らかってしまいましたが、最終的に言いたいのは、
というコトでまとめさせていただきます。
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