日本先進会の研究(6) 鳩山紀一郎代表とは？

　日本先進会の代表を務める鳩山紀一郎氏。 いったいどういう人物なのでしょうか？ Wikipediaを覗いてみますと、1976年カリフォルニア生まれ(！)で現在44歳。 お子様が３人いらっしゃるようですね。 それでは学歴から見てみますか。

1992年（平成4年） - 学習院中等科卒業
1992年（平成4年） - 筑波大学附属駒場高等学校入学
1995年（平成7年） - 筑波大学附属駒場高等学校卒業
1995年（平成7年） - 東京大学教養学部理科Ⅰ類入学
1997年（平成9年） - 東京大学工学部都市工学科進学
1999年（平成11年） - 東京大学工学部都市工学科卒業
1999年（平成11年） - 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程入学
2001年（平成13年） - 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了
2001年（平成13年） - 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程進学
2003年（平成15年） - 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程中退
2007年（平成19年） - 3月 博士（工学）（東京大学、学位論文「歩行者の心理的負荷を重視した総合的な信号交差点設計・制御ガイドラインの構築に関する研究」）

　なんとまぁ、立派な学歴で･･･　つまりは社会基盤工学の博士なのですね。　続きまして職歴を見てみますと、

2003年（平成15年） - 東京大学大学院工学系研究科助手
2007年（平成19年） - 4月　同助教
2008年（平成20年） - 2月　モスクワ大学経営管理学部　客員講師
2009年（平成21年） - 7月　日露青年交流事業若手研究者等フェローシップ2009年度フェロー
2011年（平成23年） - 4月　東北大学東北アジア研究センター客員准教授
2011年（平成23年） - 6月　東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻専任講師
2017年（平成29年） - 4月　長岡技術科学大学大学院工学研究科環境社会基盤工学専攻産学融合特任准教授

　これまたまぁ、輝かしい経歴で。 博士として順調にキャリアを積み上げていたにもかかわらず政治の世界に飛び込んだというのは、やはり「家柄」なのでしょう。
　なんてったって父が鳩山由紀夫氏で叔父が故 鳩山邦夫氏、鳩山次郎衆院議員は従兄弟で鳩山威一郎元外務大臣が祖父。 更に鳩山一郎元総理大臣が曾祖父で鳩山和夫元衆院議長が高祖父という、まさに華麗なる一族。 安倍晋三前総理大臣や麻生太郎財務大臣に引けを取らない立派な血筋なのです。

だからまぁ、これも世襲のひとつなのでしょうね。

　紀一郎氏本人は否定するでしょうが日本先進会の今後には鳩山一族の威信がかかっているといっても過言ではないでしょう。

　ただ、私が気になるのはこの一族の血ではなく、

　母が鳩山幸さんだというコト。 ファーストレディーといえば現在では “善意の怪物” こと安倍昭恵氏が悪名を欲しいままにしていますが、思い返してみて下さい。 幸さんも結構「アレ」な方でしたよ。

　一国を背負う政治家にこのようなファッションをさせる方ですし(黙って着る政治家もどーかと思うが･･･)、

「宇宙人に誘拐されて金星に行った」
「私はトム・クルーズが前世で日本人だったと知っている」
「太陽をちぎって食べている」

　なんてトンデモ発言を過去にしていて、アメリカのタイムが選ぶ「最もはじけたファーストレディ」で１位となったほどの人ですから。

「宇宙人」と呼ばれた父と、その父が「私よりも宇宙人」という母のサラブレッドが、鳩山紀一郎氏。 「政策本位」という主張は頷ける点も有りますが、両親の悪い部分が受け継がれていないコトを祈るばかりです･･･

　さて次回は、鳩山紀一郎代表と共に日本先進会を立ち上げた、長島令和氏について書いてみます。