【選挙出まくり男】小西彦治とは何者か?(11)【広川町長選挙編】
11月24日に行われた和歌山県広川町長選に出馬した「選挙出まくりマン」小西彦治氏。 この選挙については取材も情報収集も出来ておらず、
立花孝志問題で注目されるようになりブレイク間近の選挙ウォッチャーちだいさんによるレポートを参考いただければと思いますが、このシリーズ記事で2024年に彦治氏が出た選挙について記事にしてきたので、流れを途絶えさせないためにも纏めておきます。(※サムネイルはテレビ和歌山YouTubeより引用)
▼立候補者
元町議との一騎打ちですが、過去のデータと照らし合わせると、この選挙に出るとは思っていませんでした。 それは何故か、説明いたします。
▼現職町長の逝去
3期11年町長を務めた西岡利記さんが2024年8月に入院し、10月9日に73歳で亡くなられたコトに伴い行われるのが、今回の選挙です。
つまりこの選挙は弔い選挙であり、後継として出馬した元町議に票が集まるのは必至。 選挙の当落なんてのは “首長選通算0勝17敗1ドタキャン” な彦治氏なので分かりきったコトですが、得票率10%を割り供託金50万円を没収される可能性が大いに有りました。
前回の町長選は無投票だったので彦治氏が立候補の理由としている「無投票ではいけない」という言葉に合致してはいますが、弔い選挙という中ではそれも霞んでしまいます。 更に言えば、
新人同士の選挙は過去3回(長崎県時津町長選、長野県松川村長選、岐阜県池田町長選)あり、いずれも得票率10%に届かず供託金没収の憂き目に遭っています。 ただでさえ厳しい構図に加え、弔い選挙となれば相当厳しいだろうと見ていました。
▼初の「相手が年下候補」
彦治氏が出た首長選の相手候補は殆どが年上。
な候補が1名で無投票が濃厚な選挙を狙う彦治氏ですから当然のコトで、相手が50代というコトも稀です。
翻って今回の広川町長選は、相手の元町議は48歳で彦治氏の5歳下。 年下の候補を相手に戦うのも初めてのケースで、これまで高齢の候補を相手に自身の若さ(53歳)をアピールしてきた戦略も使えません。
このように異例すぎる選挙に自ら飛び込んだ彦治氏。 果たして結果は・・・
▼選挙結果
当然ながら元町議が圧勝。 そして、彦治氏の得票率は「9.57%」で供託金没収となりました。
▼まとめ
これで彦治氏が没収された供託金の合計は「350万円」。 これほどの大金を1年半で失うというのは億単位の年収でも無ければ結構なダメージだと思うのですが、彦治氏が億単位の年収が有るからこそ出来る “暇を持て余した金持ちの遊び” なのか(←迷惑)、それとも供託金没収を免れた13選挙で得た公費負担で相殺されるのか、いずれにせよ私には理解できない行動です。
なので私は「彦治=カイジ説」という、全ての選挙が自分の意思ではなく “誰か” の命によってやらされているのではないか? という見立ても立てたりしています。 何が真相なのか分かりませんが、こんなにも意味不明な「選挙出まくりマン」、放っておくワケにはいかないでしょ。
如何せん私の取材範囲が限られているせいで直接取材できない選挙も有りますが、可能な限り情報を集め都度まとめていきますので、貴方の街に「選挙出まくりマン」が出た際はポスターや選挙公報の画像に、「選挙カー見た!」「演説してた!」などの目撃情報が有れば私のnoteやtwitter-XにコメントやDMまで御提供いただけると嬉しいです。 宜しく御願い申し上げます。
最後までご覧いただき有難う御座いました
メンバーシップ参加者を募集中です
取材費捻出のために御協力をお願い申し上げます