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【自民に入れるな!】#5 貰えるモノは喜んで貰って、そして、入れない

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 選挙戦が序盤から中盤に入ってきましたが、やはりこういうのが出てきましたね。 「物価高に対応するため」という名目で、お金配りをほのめかすという話題が。

 このニュースから見えてくるものにツッコミを入れてみましょうか。




①やはり自公の戦況は厳しい

 当然ながら与党としては、こんなコトやりたくないワケです。 お金配りなんてせずに勝てるのならそれに越したコトないし、積極的にやりたいと思っているならば公示前の選挙公約で具体的に発表しているハズです。 それを選挙中の今、金額をハッキリ発表するというコトは戦況が厳しくて挽回の一手をうつ必要に迫られたと言えるのでしょう。 


②「公明党」が言い出した意味

 政権の中枢を担う自民党ではなく、その “友党” である公明党が言い出したという点も興味深く、まず公明党そのものの情勢が厳しいというコト。 「全員当選の大勝利」党是であり、比例名簿下位の候補は仕方がないにしても小選挙区や地方選挙のような一般的な選挙は「当選が絶対条件、負けるぐらいなら候補を出さない」でお馴染みの公明党ですが、現状小選挙区で苦戦していると報じられており、そんな事態になったら信者支持者大激怒となってしまうので、そうならないように支持を訴えているというコト。

 そしてもうひとつが、自民党が議席を獲れず「自公で過半数割れ」という事態になったら野党転落、とまではいかなくとも政権維持のため他党(維新、国民民主など)を引き入れなければならなくなり、そうなったら自民党にとって唯一の「友党」とあるという絶対的な地位が脅かされてしまいます。
 一度そうなってしまえば、「政教分離」の点で絶対的な負い目がある公明党の存在が邪魔になって政権から追い出される可能性も有るため、それだけは絶対に避けなければなりません。 「自公」政権でなければいけないのです。


③そもそも選挙前にやっとけ! って話で

 大体、本当に低所得者や年金生活者を助けたいと思っているのなら選挙前にやっておけ! って話でしかないのですよ。 なんで一票入れるコトと交換条件として目の前にぶら下げられなきゃならないのか。 バカにすんなって

 そして前回の衆院選(2021年)から今までの間にそれをやってこなかったという時点で、自公には政権担当能力が無いというコトの表れなので、毎度毎度申しております「ダメなら替える」という流れになっていただきたいと私は願っています。


④今、このタイミングで出る言葉の「軽さ」

 更に、公約ではない、テレビ番組で言った内容には何の責任も有りません。 口約束ですらない、ただの出まかせです。

 例えば何かしらの政策を「検討する」なんてものも、それを実行する必要もなく、

「検討、してみたけど出来ませんでした。 ゴメンね♬(テヘペロ)」

なんてオチだった、てコトを今まで何度ヤられてきたか思い出しましょう。  そんなもんに騙されてはイケません。 だから私は投票基準を「これから」ではなく「これまで」の評価に重きを置くべきだと訴えているのです。


⑤では、本当に支給されたらどうするか?

 そんなの、喜んで受け取るに決まってるじゃないですか。 私たちが今までたっぷり取られてきた税金が少し戻ってくるダケ、という視点で捉え、堂々と貰っちゃいましょう。

 そうすると与党支持者「政権批判してたのにお金は受け取るんだー!」と言ってきたりしますが、そもそもアンタらはそれを求めてこなかった人たちで、何なら政権を批判してきた人たちが声高に訴えて世論を高め、政権を追い込んだからこそ支給されたものなのだから、貰っちゃイケないのはむしろそれを求めなかった与党支持者の方だとも言えます。
 だからそれを喜んで受け取って、交換条件であろう投票は、

当然与党に入れない!

 コレで決まりです。 何の躊躇も遠慮も必要ありません


 と、いうワケで、目の前に “ニンジン” をブラ下げられた時も惑わされず、むしろ私たちが批判したから引き出せた「成果」として喜び、そして投票は自信を持って「自民に入れない!」を貫いて行きましょう!



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金城ガンヂ
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