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今週の選挙(2024 8.11投票)


 お盆前最後の選挙です。 来週は選挙が無いので今週分を堪能して下さい。

 個人的には “なにか” が起こるかもしれない広島と、来年以降間違いなく “揺れる” であろう今帰仁村に注目しています。




◎三重県・尾鷲市議会議員補欠選挙(定数2/3人)

 2人亡くなられて空いた議席を埋める選挙で、ダンススタジオ経営の40代男性、一時の母の40代女性、元職の50代男性という全員無所属の3人が立候補しています。

 「ダンススタジオ経営」なんて聞くと一瞬怪しさを感じてしまいましたが、そういえば近所に複数のダンススタジオができて子供たちが熱心に練習しているのを見ますね。 お習い事のひとつとして確立されている、時代は変わるものですね。 その40代男性候補は「子どもたちの未来を守りたい」と立候補したようです。
 また、40代女性候補は「子育てや高齢者など、市民に不安を抱かせない市政が目標」と出陣式で語り、唯一の元職は当選しても残り10か月しかない中で「即戦力」を強調しています。

 尾鷲市議会は公明が1人で残りは全員無所属。 現在の議員8人中7人が還暦越えなので誰が勝っても議会が若返るコトは確実ですが、市民は「実績」と「若さ」、どちらを基準に投票するのでしょうか。


◎広島県・福山市長選挙

 3期目を目指す現職に福山青年会議所の元理事長が挑む一騎打ちです。

 現職には自公に加え立憲と国民民主に広島連合が推薦するという与野党相乗り候補。 加えて、ももいろクローバーZの春ライブ「ももクロ春の一大事2023」の誘致に成功しており、もうそれだけでも盤石で勝負アリに見えますが、新人は30代女性で実家はお茶漬け用あられ製造で国内トップクラスのシェアを持つ会社。 3か月前の出馬表明から精力的に活動し、選挙期間中も朝に当日のスケジュールをSNSに載せるなど、かなりしっかりと選挙運動を展開している様子。 現職は公務をこなしながら企業回りなどをこなし票固めをしていますが投票率次第で、とんでもないジャイアントキリングが起きる可能性も、有ります。 注目です。


◎宮崎県・川南町長選挙

 病気療養のため前職が辞職(その後、死去)して空いた座を巡り前副町長と前町商工会長が争う一騎打ちです。

 前職の弔い選挙の様相が強い時に副首長が出てきて「前職の意思を!」なんて訴えたらそれでほぼ決まりなのですが、相手が前の商工会長とある程度名の有る人物が出てきているのがポイント。 町役場ひと筋で表に出るコトが無い副町長に対し、自動車修理販売の会社を経営し商工会長として顔がより知られていると思われ、すんなり決まるようには見えません。
 ただ私の希望として、この町長選について町役場のHPを見たら一切情報やお知らせすら載っていなかった(8/7 14:22現在)ので、そういった当たり前のコトをちゃんと出来る町長さんがいいな、と。


◎沖縄県・今帰仁村長選挙

  2期目を目指す現職に通算3期務めた町議を辞した新人が挑む一騎打ちです。

 前回はオール沖縄が推す現職が敗れたので、現村長は自民寄りの人だと思われ、ならば新人はオール沖縄側、かと思いきや新聞アンケートの「玉城県政の評価」について「国政、県政への評価は控える」と答えているため、オール沖縄側だとはいえない候補のようです。

 今帰仁村には来年、

クソきもち悪いド迫力のイメージ映像が話題になった「ジャングリア」がオープンし、すぐ潰れるような気がする施設ですがそれに伴う雇用や道路整備などが喫緊の課題となっており、今帰仁村のような小さな自治体では大型施設が従業員の居住や多額の税金などで多大な影響を及ぼす可能性が高く、来たるべき事態に備えるためのリーダーを決める重要な選挙です。 
 つい先日新庁舎も完成したコトで勢いに乗る現職が有利に見えますが、果たしてどうなるでしょうか。


◎沖縄県・今帰仁村議会議員補欠選挙(定数1/3人)

 村長選に出馬し空いた1議席をめぐり、会社代表の60代男性、農業を営む50代男性、ネイルサロン経営の30代女性のいずれも無所属新人の3人で争います。

 情報があまり見つからないのですが、30代女性候補は6月の県議選で初当選した儀保ゆい氏や、現在名護市議でその前はYouTubeでオール沖縄の主張に近い発信をしていた多嘉山侑三氏とインスタライブをしているようです。 その若さで当選成るか、というトコロですが本人は那覇市出身で10年前に今帰仁村に移住したとのコトで、地縁血縁を重視する傾向の強い沖縄の選挙でそれがどう影響するでしょうか(他の2候補が今帰仁村と名護市出身)。



以上です
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます


「今週の選挙」テーマ曲 ギターパンダ / 選挙に行ったけど


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