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【レポート #22-1】糸魚川市長選挙、その後


 4月に行われた糸魚川市長選挙ですが、それに関するニュースが飛び込んできました。

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 市ナンバー2の副市長が現職で当選した米田市長に投票するように職員に依頼したようです。 副市長曰く「米田市長に投票を頼むね」とは言っていないようですが職員に「頼むね」と言ったコトは認めており、選挙期間中に副市長から職員への「頼むね」は、対立構造が無い限りは間違いなく現職への投票依頼です。

糸魚川市長選挙(2021 4.18)
[当]米田 徹   (72) 現 13,952 票
[落]久保田 郁夫 (63)  新 12,079 票
 ※投票率:74.12%

 ご覧のように比較的接戦だった選挙戦で事前予想では「互角」と言われていた状況から見ても、副市長の「頼むね」が結果を左右した可能性は少ないかもしれませんが、決して許されるコトではありませんね。

 米田市長は4月の当選で5期目に入っています。 つまり、多選です。 今回の件も多選の弊害だと私は捉えています。 権力が現職首長に集中し周りの人間は忖度しだすようになる。 だから私は後継者を育てずに多選を重ねる首長は無能だと言っているのです。 副市長が辞任しても米田市長に影響は無いでしょうが、是非とも任期内で後継者を育てて今季限りで引退するコトを、強く求めます。




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