【レポート #30】長野県・安曇野市議会議員選挙レポート(2021 10.17)
市長選と同日に投開票された市議選。 一日で2つの選挙を取材するとどうしても市長選を中心に取材することになり市議選の取材は薄くなりがちなところが正直なところですが、今回はその傾向が更に強くなってしまいました。 当選した候補に直接会うことは出来ず会えた候補は落選。 それでも個性豊かな候補者が揃っているため楽しめる内容になっているかと思います。
記念すべき30本目のレポートなりますが、まだまだ精進が必要だと痛感させられた市議選を、レポートします。
◆概要
・・・については同日に投開票された、
に書いてある「概要」をご覧ください(無料で読めます)。
◆立候補者(定数22/28名)
市長が替わる時は市議も入れ替わるということでしょうか、28名中新人が11名も立候補していて、確実に顔ぶれが入れ替わるものと思われます。
◆POINT① 移住してきた候補者の当落は如何に
豊かな自然や穏やかな空間が気に入って都会や他地方から長野県に移住してくる人が増えています。 もちろん安曇野市も然りで、市内中心部で事業を始める方や観光スポットや別荘が多い穂高有明地区で店を開いたりする方がいて、そういった方が今回、市議選に立候補しています。 立候補者一覧の「★」マークがついている方がそれにあたりまして、
私が調べた限りですが、以上4名が他県からの移住者になります。 このうち、
増田候補は大分県出身で2004年に東京から安曇野に移住し、まちづくり会社「ベースキャンプ安曇野」の運営などの地域活動を重ねて2013年に市議に当選し2期8年議員を続けているため実績は充分でしょうが、
橋本候補は大阪出身で2014年に東京から安曇野に移住しカフェを経営中で、
長坂候補は島根県出身で結婚を機に長野県に移住し、現在は障碍者支援事業などで市に関わっていて、
茅房候補は宮城県出身で2004年に長野県に移住、現在は小児医療を支える一般社団法人の代表として地域に貢献しています。
彼らのポスターを見ていただければ明らかに他候補とは一風変わっていて、「地元の人じゃないな」ということが有権者に伝わると予想されます。 気に入って移住してきた安曇野市に、次は市議として貢献したいという気持ちはリスペクトできるのですが、地元で生まれ育った有権者は他県から移住してきた候補を避ける傾向が各地で見られる中、その壁を打ち破って当選できるかが注目です。 当選するためには彼らが現在繋がっているコミュニティ以上の広がりが無ければ絶対に当選できないでしょうから。
◆POINT② 何故か1名に減った公明党候補
今回の候補者を見ると、共産党3名に対し公明党1名。 このバランスの悪さが気になり、何か地域的な事情が有るのかとも思っていましたが前回の市議選の結果を見ると・・・
・・・と、有料部分に行く、その前に、
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