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選挙結果振り返り(10/30投票)

 それでは、昨日投開票が行われた選挙の中で私がセレクトした10本を振り返ります。 尚、取材済の「妙高市長選」「氷見市議選」については後日レポートにて振り返りと替えさせていただきます。


◎北海道・小平町長選挙

 これまで全て無投票で当選してきた現職が、初の選挙で4選を果たしました。 新人2名の票を足せば現職を軽く上回れたのに、何故、一本化できなかったのか・・・


◎青森県・青森市議選(定数32/41名)

 自民が9名当選の2名落選で現有議席を維持。 公明・共産もそれぞれ全員当選で現有4議席、6議席を守りました。 落選9名の選挙で共産党が6名全員当選でき、第2政党になったというのは党にとって大きいでしょう。
 そして参政党も29位で当選。 決して上位では有りませんが地方選で連勝し始めました。 週末金曜日に神谷参院議員が応援に入っており、それが結果として出ているので、複数の選挙が重なる統一地方選前までは同様の戦略で当選を重ねるかもしれません。 該当地域の有権者におかれましては、慎重に検討したうえで投票先を決めていただきたいと願わずにはいられません。


◎福島県・福島知事選

 現職と共産党新人の一騎討ちでは相手にならず、現職が3選を果たしました。 順調な結果なのですが、内堀候補は当選のインタビューで、

「難しい山積する課題に、3期目の内堀雅雄知事が、しっかりと県民の・・・」

 と自分で自分に「知事」とつけています。 大丈夫かいな、この人・・・

◎福島県・福島県議補選

 当然のように自民公認の現職が勝ったのですが、選挙ウォッチャー界隈ではお馴染みの「シン・福島県知事をつくる会」の代表が約2万票も取っています。 どうなっちゃってるのでしょうか?
 とはいえ、34歳にして既に9敗とハイペースで連敗している高橋候補。 今後の記録更新に期待です(←それ以外は何も期待していないので)。


◎千葉県・匝瑳市議選(定数18/21名)

 公明、共産党ともに全員当選しましたが、N党がまさかの当選。 5票足りなければ落選だったのですが、軽いキモチで投票した方は、どうか反省していただきたい。
 別にN党の議員でも、ちゃんと働いてくれるのなら10,000歩譲って許容しますが、N党の地方議員は議員報酬目当てでロクに働かない人が殆どだから、、、


◎神奈川県・茅ヶ崎市長選

 現職が元市議を振り切って2選を果たしました。 元市議は半年後の市議選で返り咲くのが有力なのでしょうが、もしかしたら “上” を狙ってくるかもしれないので気になるところです。
 そしてもうひとりのN党推薦候補は連敗記録を「9」に伸ばしました。 更なる記録更新に期待です。


◎滋賀県・栗東市長選

 現職が怪我を理由に退任。 その現職が竹村候補を推す中で上石田候補は健闘したと言えるかもしれません。 来年の市議選に返り咲きを狙うのが有力なのでしょうが、この票差なら4年間地道に活動して次の市長選を狙っても良いかと思えますが、どうでしょうか。


◎奈良県・大淀町長選

 現職が引退し、ともに市議を辞して立候補した二名による一騎討ちでしたが、52歳が78歳を破りました。 若さの勝利でしょうか。 市長が25歳若返った大淀町がどう変化するのか、注目です。


◎高知県・須崎市議選(定数14/15名)

 公明1名、共産3名、社民1名、全員当選しました。 “定数プラス1” の選挙なら当然かと思われるでしょうが、こういう選挙で、やらかしたりするのですよ(特に共産)。


◎沖縄県・渡嘉敷村長選

 新人候補が現職を破り当選しました。 “2期目を目指す現職” という候補は勝つ確率が高いハズですが、有権者が少なく、慶良間諸島でひとつの村という小さなコミュニティでは、必ずしもそうはならないようです。



 以上となります。 当選された皆様、おめでとうございます。 それぞれの地域住民のチカラになれるよう、頑張って下さい。




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