日本先進会の研究(18) 東日本大震災から10年を受けての代表コメント
昨日で東日本大震災から10年となりましたが、日本先進会の鳩山紀一郎代表がコメント動画を載せていました。 鳩山氏は学者として被災地の公共交通計画に携わっていたコトがあるそうです(交通工学、都市工学が専門分野)。 詳しい内容は各自で動画を見ていただきたいのですが、主張していたコトは2つ。
ひとつめがこちらで、多額の予算をつけても地方自治体には大きすぎる金額でどう使っていいか分からず苦労していて、結局のところ多額の予算は政治家が選挙対策として “やってる感” を演出するためにやっていたに過ぎず、被災地に正しく向き合っていなかったせいだという内容です。
やってる感のために予算が付けられたかどうかは分かりませんが、多額の予算が逆に自治体を苦しめていたという話は初めて聞きました。 防潮堤工事やかさ上げ工事が全然終わらない原因には予算を消化しようとするあまり地方自治体のスキルに見合わない工事を計画→施工したせいもあるのでしょうか?
ふたつめがこちらで、地域のコミニティが地震被害や避難により破壊され車を持っていないお年寄りが引きこもるようになり、それが身体機能の低下を招いてしまっていたので新しい交通システムの導入を提案したが既存のルールに縛られて満足いく結果が得られなかった経験から、(被災地に限らず)地方における公共交通は国営にして先述のお年寄りの方も利用できるような体制にすべきだという主張です。
最近ではお年寄りなどの “買い物難民” に対応するためにスーパーがネットで注文を貰って品物を家まで届ける「ネットスーパー」が有ったり、
軽トラに品物を積んで僻地まで販売してまわりながらお年寄りの見回りも兼ねる「とくし丸」などが有りますが、お年寄り自ら外出しやすくするために交通インフラを国が面倒みるというのは大事だと思います。 前にも書きましたが民営化した結果、採算が取れない路線をドンドン廃線しているJRの二の舞は避けてほしいものです。
・・・しかし、この動画の、
鳩山紀一郎代表。 まだ44歳なのに良く言えば “落ち着いた”、悪く言うと “オッサンくさい” 服装だわなぁ。
例えばこの人は鳩山氏より2歳年上だけどこーいう着こなしですよ。もちろんこの人のようにラフな格好にしなさいとは言わないけど、そんなに老け込んだ服に落ち着かなくても良い気がしてしまいます。
ただ、鳩山氏の育ちの良さを考えると彼なりの精いっぱいのラフな格好が、
これなんだろうね。
お金持ちなのは羨ましいけど、何だか、かわいそう・・・
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