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「マスゴミ」から始まる、陰謀史観
私が尊敬・・・ というか、ファンとしてフォローさせていただいている、編集者・久田将義氏。
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彼が編集長を務めるWebニュースサイト「TABLO」で久田さん自身が書かれた記事が、昨日の私の記事に通じる内容なので紹介させて下さい。
ネットで使用しない方が良い用語「マスゴミ」 日本でアメリカのような「分断」が起きないように(TABLO)
幼き頃に新聞記者に憧れ、なれぬまま年齢を重ね、何の因果か「選挙ウォッチャー」という形で報道媒体の末端中の末端ながら関わっている私には、ネトウヨ様やパヨク様が報道媒体を「マスゴミ」などというのが理解できません。
確かにクソ報道も偏向報道も多いし、ムカつきたくなるのは分からないでもないけど、マスコミ業界の方が伝えてくれるから私たちは情報を知るコトが出来るワケで。
例えばネット上でネトウヨ様が「アカヒ(朝日)新聞はクソマスゴミ」っていう人が「正しい情報だ!」と出してきたもののソースが「産経新聞」だったりw 勿論、コレは「ネトウヨ様」を「パヨク様」に置き換えて、朝日と産経を入れ替えても成立する話。掲げた論理が既に破綻しているコトに気づかないんですよね。 そーいう人は。
で、「マスゴミ」の言うコトを排除し自分に都合が良くて心地よい情報だけを聞き続けた結果、陰謀史観になり、何でもかんでも「右」「左」の二極にカテゴライズして物事を考える、ある意味「エリート」が出来上がるワケです。
詳しくはリンク先の記事を読んでいただくとして、ここで久田氏が常々口にしている言葉を紹介します。
「『言論の自由』は保証されているのだから何を言っても良い。ただし、それによって何が起きるのか自身が責任を持つ事。 度を越した言論の先には『暴力』が待っている」
言葉は場合によっては暴力を誘発する可能性が有る。 報道媒体の末端中の末端で言葉を扱う者として、肝に銘じるべき言葉です。 暴力を起こさないように常に気を遣って、且つ暴力で自論がブレるコトが無いように、気をつけたいと思っております。 そしてもうひとつ。
「結局は、人なんだよ」
久田氏が昔から付き合いのある右翼民族派の活動家の方から言われた言葉だそうです。 右翼の方ですから思想はガッチガチなのですが、それでも違う思想の人と仲良くなるコトも有る。 結局は、その人の思想がどうこうのじゃなくて、その人が人間として信用できるかどうかが大切だ、という意味です。 私も気をつけてはいますが気がつけば二極化で物事をカテゴライズしがちなので、「人」そのものを見続けるコトを忘れてはいけないと気をつけています。
もし久田氏のコトが気になった方は、久田氏とプロインタビュアーの吉田豪氏が月イチで配信している「噂のワイドショー」を見ていただきたく。
政治の話ダケでは無く、芸能のコトや事件の解説など、サブカル要素満載で楽しめるので、興味の有る方は、覗いてみて下さいな。
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