事業再構築補助金（第４回）公募申請の締め切りは12月21日18:00！
中小・中堅企業、個人事業主を対象とした大型補助金、事業再構築補助金（第４回）の公募要領が公開されました！
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
前回の第３回から変更点は少な目ですが、内容と変更点をザっと見ていきます。
事業再構築補助金（第４回）のスケジュール
【公募期間】
公募開始：令和3年10月28日（木）
申請受付：令和3年11月中旬予定
応募締切：令和3年12月21日（火）18：00
採択発表：2月中旬～下旬頃を予定
一番気になるのがスケジュールですね。応募締め切りは年末の12/21(火)です。クリスマスやお正月は落ち着いて迎えられそうですが、ギリギリまで働くことになりそうです。
第３回の採択発表が１１月下旬のハズなので、再チャレンジの場合は３週間程度で事業計画書をブラッシュアップすることになりますね。
事業計画書の書き方について注意
※会社名を事業計画書の1ページ目に必ず記載し、各ページにページ数を記載してください。
※図表はA４サイズで内容が読み取れるサイズでの貼り付けにご協力ください。
事業計画書の書き方について、注意事項が追加されました。ページ数は、はっきりとわかる方が親切ですね。私は当然付けています。
A４サイズで内容が読み取れるサイズの図表というのは、苦肉の策の表現。拡大しないと読めないようなものは、審査対象にならないと考えた方が良いでしょう。
Ａ４サイズで計15ページ以内（補助金額1,500万円以下の場合は計10ページ以内）、Word等で作成の上、PDF形式に変換、というのは、変わらず基本ルールです。
事前着手申請の申請方法が電子メールからjGrantsに変更！
応募される方は、本事業の申請とは別に、事前着手のための申請を事務局にjGrantsよりご提出ください。
事前着手申請用URL：https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0W2x000004QAJcEAO
マニュアル等：https://jigyou-saikouchiku.go.jp/download.php （ページの一番下）
以前はEXCELフォーマットの申請書を１枚つくって、電子メールで送信するだけでした。とっても簡単だったのですが。。。
今回から、jGrantsでの申請に変更になっています。申請画面のマニュアルも公開されています。支援者がいる場合は、一緒に画面を見ながら申請することになりそうです。ちょっと面倒。。。
第１回～３回公募の方も、これから事前着手申請の場合は同様にjGrantsからの申請になります。
緊急事態宣言特別枠は今回が最後かも！？
緊急事態宣言特別枠については、予算に限りがあり、今回の公募で終了する可能性がございますので、申請を検討されている方はご注意ください。
前回までも似たような注意書きがありましたが、今回は最後かも？と思わせるような書き方になっています。「予算に限りがあり」というのが理由になるのか、いまいちわかりませんが。緊急事態宣言は新たに発出されなければ、特別枠を出す理由がみつからないのかもしれません。
緊急事態宣言の影響月は2021年1月～9月
【令和３年の国による緊急事態宣言の影響を受けた事業者に対する加点】
令和３年の国による緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたことにより、2021年1月～9月のいずれかの月の売上高が対前年（又は対前々年）同月比で30%以上減少していること。
緊急事態宣言は９月末で解除になったので、影響を受けた月も９月で終わりになるようです。基本的なことですが、要注意ですね。
売上減少要件の対象月は今年１０月以降も選択できるようです。
「根抵当権問題へのアンサー？
根抵当権が設定されている土地に建物を新築する場合は、根抵当権設定契約において、建設した施設等の財産に対する追加担保差入条項が定められていないことについての確認書を交付申請時に提出する必要があります。
専門家の間で話題の根抵当権問題。既存の根抵当権が設定されている土地に、本補助金を使って新築する場合の注意点が記載されています。
この他の既存の建物の改修工事には触れていません。
また、賃貸契約の場合も上記が適用されるのか、不明確です。
参考までに、第１回の採択時のメモはこちら
第３回の公募要領に関するメモはこちら
ということで、締め切りまであと２か月弱。長いようで、意外に余裕がない。検討されている方は、お早めに準備に取り掛かることをお勧めします。
この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
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