【リザードンHR争奪戦レポ】闘紙伝説モウシ　最終話

最終話　風雷の軌道

借金の棒引きを賭けて挑んだシールド戦。

予選リーグ全員1-1の状態で迎えた最終戦。もうしはシェイミでのブラフを成功させ、相手は安定択を取った。

勝負の行方が、決まろうとしていた…！

安岡「勝てる…優勢だ…！」

南郷「相手の場には丸腰のリオル、ハガネール、ツツケラ、超エネが1枚付いたマホイップV。明らかに盤面は弱い…！」

南郷「こっちも2エネシェイミと1エネマホイップしかいないが、何とかなるかもしれねェ！」

もうしのシェイミがはなはこびを成功させた次のターン。
相手、マホイップVをバトル場へ。

ざわ…

もうし「！」

相手、マホイップVをVmaxへ。

南郷&安岡「ッッ！！」
南郷「アイツ…！持ってやがった…！Vmax…！」

マホイップVmaxに超エネ手貼り。2エネトラッシュ。キョダイホイッパー120ダメージ。シェイミきぜつ。

安岡「シェイミが…！」

南郷「モウシィ…！」

もうし「…」

もうしの場には超エネが1枚ついたマホイップVが1体。バトル場へ。

もうし「…マホイップにエネ。エンド。」

安岡「ここまでか…」

マホイップVmaxに3ターン手貼りを行えばキョダイホイッパー180ダメージが出る。もうしの場にはマホイップVのみ。出せるダメージはスイートスプラッシュ100。マホイップVmaxのHPは320。確定4発。

南郷「モウシィ！」

…が。相手マホイップVに鋼エネを手貼り。かざりつけを選択。

南郷&安岡「ッッ！！」

南郷「相手…！超エネを持ってねえんだ…！！」
安岡「かざりつけで更に超エネがデッキから消えた…！賭けてきたか…？土壇場のプレミか…？」

もうし、マホイップVに手貼り。スイートスプラッシュ。

相手、マホイップVmaxに鋼エネ。エンド。

もうし、スイートスプラッシュ。

南郷「いける！！」

相手、マホイップに鋼エネ。狂気の鋼エネ暗刻落とし。エンド。

安岡「マホイップを壁にしてハガネールで詰める気か…？しかしスイートスプラッシュはハガネールを完封できる…！」

もうし、スイートスプラッシュ。宣言の声に迷いはない。

相手、マホイップVmaxを切り逃げ。超エネのついたハガネールを前に。鋼エネを手貼り。レイジングハンマー弱点込み60点。

もうし、スイートスプラッシュ宣言。いけるところまで行くっ…！

南郷「入れ替えを持っていたらアウト…！」
安岡「相手ベンチにはリオルとツツケラ…！場合によっちゃあ…！」

相手、ハガネールに手貼り。エンド。

南郷「頼む…！」
安岡「クッ…！」

もうし、スイートスプラッシュ。

相手「ツモ！」「突撃喇叭！」

南郷「ぐうっ…！！」

相手はこの土壇場でケララッパをツモ。エネがつけば一気に逆転のチャンス。

ざわ…

南郷「モウシィ…！」

ざわ…ざわ…

がっ…！3枚とも無効牌…！！

南郷「ふぅーーっ…」

安岡「これでヤツの勝ち筋が一つ消えた…！」

相手はハガネールに手貼り。4エネ切って逃げ。リオルをバトル場に。エンド。

南郷「いける！！この逃げで相手はすべてのエネを失った…！」

もうし、スイートスプラッシュ。リオル気絶。サイド、お互いに3。

南郷「リーチだ！」

この時もうしの手札にはポケモンキャッチャーがあった。勝機、熟す…！

ざわ…

相手、ハガネール前でエンド。

南郷「モウシィ……！！！」
安岡「いけッ…！もうし…！」

ざわ…

もうし「ポケモンキャッチャー！」

ざわ…ざわ…

出目は……表！！

「ロン！」「ﾎﾟｹﾓﾝｷｬｯﾁｬｰｵﾓﾃﾀｲｼｮｳﾏﾎｲｯﾌﾟﾌﾞｲﾏｯｸｽﾃﾞｽｲｰﾄｽﾌﾟﾗｯｼｭﾋｬｸﾃﾝﾀｲｾﾝｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ!!!!｣

南郷＆安岡＆宮内＆カイジ＆矢木＆石井「やったぁ！！！！！！！！！！！！！！！！！」

こうして、熱き戦いの予選は、幕を閉じた……

ー

ーー

ーーー

南郷「あれから5年が過ぎた…」

南郷「俺は、ギャンブルから足を洗った…」

南郷「安岡さんはギャンブルに中途半端に染まっている…」

南郷「もうしの消息は聞かない…」

南郷「あの男は消えてしまった…」

南郷「ヤツは今頃、巨万の富を築いているだろうか…」

南郷「それとも、ギャンブルの炎に焼かれてしまっただろうか…」

南郷「モウシィ……！」

こうして、もうしは伝説となった……。

だが、もうしは消えていなかった…！

そうして世界は再び、もうしを知ることになる……！

わずか、1年後に……………！

ーーー闘紙伝説モウシ　完

最終戦績

予選2-1　サイド差により予選抜け
決勝トーナメント1戦目　ベンチ切れにより負け

リザードンV　SR獲得