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タピオカレビュー~ドトールコーヒー~

こんにちは。

皆さんはタピオカをご存知だろうか。名前くらいは聞いたことがあるはず。

本来、タピオカドリンクとはJKがインスタ映えさせるために、喩えるなら画家が静物画を描くためのモチーフのように扱うものなのだが、私はインスタをやっていないオタク(22歳・男性)なのでそれを飲むことしかできない。

タピオカドリンクを飲むという行為は、本来静物画を描くために与えられた果物をあろうことか食すに値する愚行なのだが、どうかご容赦願いたい。

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前置きが長くなったが、本題に入ろう。

私はタピオカドリンクを飲むことが好きで9月中のタピオカ利用金額が5000円を超えたほどなのだが、ある時ドトールでバイトをしている同じゼミの子から

「ドトールのタピオカはめちゃめちゃ美味しいですよ!!」

との話を聞く。なんでも、「タピオカ専門店より美味い(ドトール利用客談)」らしい。

イオンモール盛岡店のフードコートに出店しているドトールコーヒーの斜向かいには、タピオカ専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」がある。

ならばそのおすすめに報いるためにレビュー記事でも書いてやろう、と思い立ったのでここに書かせていただく。

ミラノサンド、タピオカロイヤルミルクティー(M)。

今回は試みとして見た目、味・食感、価格と3つの評価軸をとらせてもらう。

見た目

ちょっと普通、3点。

ベージュのミルクティーに、黒いタピオカの色そのものである。

同じインスタ映えという項目において、「弁当の茶色」は忌避されるべきものなのに茶色のタピオカドリンクはそれが許されてしまうのは一体なぜなのだろうか。

ちなみにディズニーランドで売っているタピオカドリンクは白いドリンク、オレンジや黄緑のカラフルなタピオカが綺麗である。

TDL公式HPより、ミッキータピオカドリンク(サワーホワイト)。

味・食感

結論から言うと、タピオカとドリンクについては満点に近い高評価を付けざるを得ない。

まずドリンクの甘さが非常に抑えられ、すっきりとした味わいだ。流石はコーヒー店といったところか。そこに濃いめに味付けされたタピオカが沈んでいる。

タピオカそのものの味付けは店ごとに異なる場合が多い。一般的に「いいタピオカ」は甘い味付けがされている。

本来甘くないドリンクには自分の好みで砂糖などを投入するものだが、タピオカと同時に味わうことで解決する構造となっている。

また、甘みがタピオカに封じ込められていることで、ドリンク全体の味を変えることが無いという点も高評価だ。さっぱりとした味を楽しみたい場合はドリンクのみ、甘みを味わいたいときはタピオカを、という具合に飲み手が調節できるのだ。

タピオカの食感についてはタピオカ・中硬度と言ったところか。

タピオカ分類学の知見が無い諸兄のために補足しておく。

タピオカには一般的に売られている「タピオカ類」、コンビニ等で「タピオカ」として販売されている「こんにゃく類」の2種が存在する。
中でも「タピオカ類」についてはその硬度により高硬度、中硬度、ふにゃふにゃに細分される。高硬度は芋や団子のような食感、中硬度は餅のような食感、ふにゃふにゃはふにゃふにゃの食感とされる。

しかし1点、非常に致命的な欠陥が存在する。

氷が非常に小さいことである。

ドリンクに浮く氷。

おわかりだろうか。氷の直径がタピオカストローよりも小さいのである。これにより、タピオカを吸い込むときに氷が容易に混入してしまうのだ。これではタピオカ特有の食感を楽しむときにゴリゴリとしたノイズが入ってしまう。

また、氷の表面積が広いことにより溶解ペースが比較的早いことも問題だろう。上記の通りドリンクの甘さが控えめな点であることから、通常の甘さを持つドリンクより飲むのに時間がかかる。せっかくのドリンクの味が水の味で薄まってしまうことが懸念される。

原則として、タピオカドリンクの氷はタピオカストローよりも大きい径のものを採用するべきだろう。

追記 : 裏技として氷少なめを頼むこともできるそうです。

価格

価格はMサイズ450円。一般的なタピオカは500円前後なことを考えると適正だろう。ちなみにセットメニューで注文すると50円引きとなる。

ちなみに、ディズニーランドのミッキータピオカドリンク(サワーホワイト)は税込み350円でドトールのものより安い。

今まで出会ったタピオカドリンクの中で最もコスパに優れる。

しかもタピオカ本体がミッキーの形になっている。最高。

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いかがだっただろうか。ドトールのタピオカドリンクは値段が安め、かつセット割引があり甘さも控えめなことから、総じて万人受けするものに仕上がっているだろう。今回はタピオカロイヤルミルクティーのみのレビューだったが、機会があればもう一つの商品「タピオカ黒糖ミルクティー」にも挑戦してみたい。

一発屋芸人のように「来年は消える」と言われて久しいタピオカだが、その最後の灯が消えるまで見守っていきたいものである。

※レビューはあくまで個人の感想です。あとタピオカ分類学について根拠はありません。

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