第23作目「ホテル・ムンバイ」
【たかはC】
鑑賞作品
ホテル・ムンバイ(2019)
監督:アンソニー・マラス
<あらすじ>
2008年に起きたムンバイ同時多発テロの際、タージマハル・ホテルに閉じ込められ、人質となった500人以上の宿泊客と、プロとしての誇りをかけて彼らを救おうとしたホテルマンたちの姿を描く実話を基にした物語。
<感想>
これはスゴい話。
しかも実話。
鑑賞中、ずっと緊張感あるし、考えさせられるし、疲れた。
でも、観て良かったと思える作品。
この作品は、ホテルの従業員、宿泊客、テロリストという3つの視点で描かれている。
そして、それぞれに家族という背景がある。
そこに感情を持ってかれる。
公式サイトの監督インタビューを読んだら、「観客を襲撃事件の中心地に持っていき、自分だったらどう反応するか、どう感じるか、何ができるか、映画館を出てからも観客が問いかけ続ける」という願いが書いてあった。
鑑賞中も鑑賞後もまさに考えさせられる作品だった。
予告にもあるように「あなたにも起こりうる、真実の物語」
あなたも観たほうがいい映画だと思う。
という事で…
ホテル・ムンバイ(2019)
オススメ度
★★★★★★★★★★
次回予告
ファザーフッド(2021)
監督:ポール・ワイツ