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第27作目「7番房の奇跡」

【たかはC】

鑑賞作品
七番房の奇跡(2013)
監督:イ・ファンギョン

<あらすじ>
春には黄色いランドセルで学校へ。娘の入学式を夢見ていた、知的年齢が6歳の父親ヨングと、しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。ヨングは殺人の容疑で逮捕、収監。娘はひとり寂しく父を思い、塀の中では父が娘に会いたいと思いを馳せていた。そんなある日、ヨングに命を助けられた7番房の房長と仲間たちが、イェスン潜入大作戦を決行!しかし、二人の幸せな時間は長くは続かず…。裁判の最終弁論、ヨングは最後の最後になぜか無実の罪を認めてしまうのだった。数年後、イェスンは弁護士となり父の無罪を証明するために奔走する。そして父が本当に守りたかったものが時を越えて明かされる…。


<感想>

顔面がビショビショになるほど泣いてしまった。

知的障害者の冤罪というテーマは重いのだが、中盤はコメディ要素が多く重いテーマを忘れさせてくれる。

そのコメディ部分は少年漫画のような現実味のない感じなんだけど、それがまたいい。

知的障害者の父親とその娘の親子愛。

そこに仲間が増えていく感じ。

観ていて心が洗われていく。

そんな中、悲しいかなストーリーは終わりに向かって行く。

娘を守れるなら…

気が付けば顔面がビショビショ。

ディテールとか無視して観られたのは韓国映画だったからなのか??

子どもの頃にアニメの最終回で泣いたような感覚になった。

こんなに泣いたのは久々かもしれない。

泣きすぎて頭が痛い。


という事で…

七番房の奇跡(2013)
オススメ度
★★★★★★★★★★


次回予告
ロマンスドール(2020)
監督:タナダユキ