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坂東三十三所観音巡礼 其の一

さて何日かけて制覇できるのだろう。

いつも見ているYouTubeチャンネルで、その方は関西の方ですが「観音巡礼」の話をされていて、あ、いいなと思い自分もやってみることにした。即決。こういうことに関しては無茶苦茶フットワーク軽いのだ、わたし。

いつも行ってる神社巡りでなく、観音様というのがわたしには至極新しい。ただ行き始めて気がついたのが、安置されている観音様のお写真は撮れない。ま、そうだよね。

坂東三十三観音の公式ホームページよると「巡礼の際は、最低限、輪袈裟・数珠はご持参下さい」とある。
いや、すみません。輪袈裟恥ずかしいです。
数珠は、手持ちのパワーストーンブレスレットでいいでしょうか。本当にすみません。実はパワーストーンブレスレット、急に目覚めて今や4本になってます。

観音巡礼の、巡る順序は決まってなくてどこからでも大丈夫らしい。とは言え、最初と最後だけは番号順にしようか。
仏閣、観音様には詳しくないので、うんちくは案内本からの抜粋、写真多めの投稿になります。あしからず。

あ、御朱印は必ず拝受してきます。


第一番 杉本寺 (天台宗)

まずは地元鎌倉から。坂東第一番「杉本寺」。

ぬるぬるした印象の筆遣い。神社でいただく御朱印とはやはり趣が違う。


鎌倉駅から鶴岡八幡宮を左に真っ直ぐ、道なりに歩いて行くとそこにある。以前「報国寺」に行ったときに、そう言えばあったなあと、歩いていて気がついた。
「十一面杉本観音」と書かれたのぼり旗が連なってあるので誰でもわかる。旗が立っているだけで入ってみたくなる。旗の威力はすごいのだ。
わたしが行った日は、中学生の修学旅行の子たちがわらわら参拝に来ていて、お線香だけあげて帰っていった(笑)。観音様は見ないのかい?!


杉本寺は鎌倉最古のお寺さん。この山門は1725年建立だそう。


いい顔をしておられます。
邪気祓いしてくれそうです。


苔の石段。保護されています。


苔むした石の精霊のようなお地蔵さん。可愛すぎる。


三尊同殿(三体の十一面観音様)

天平6年(734年)僧行基ぎょうきが彫られた十一面観音。
仁寿元年(851年)慈覚大師じかくだいしが彫られた十一面観音。
寛和2年(986年)恵心僧都えしんそうずが彫られた十一面観音。

靴を脱いで中に入れます。暗くて観音様のお顔(十一面)はしっかり見えなかったけど、厳かな雰囲気は伝わってきました。




第三番 安養院田代寺 (浄土宗)

鎌倉駅から鶴岡八幡宮とは反対方向に行くとある。
このお寺さんの近くに生地屋「鎌倉スワニー」がある。素敵な生地をたくさん取り扱っていて、行くとなかなか抜けられない。飽きないのだ。

真っ直ぐな筆運び。シュッとした雰囲気。


入り口にどどん!と建つ石碑。


境内入ってまず目に入ったのがこの老木。
鎌倉市指定の天然記念物とある。ここに結界が貼られていたら御神木。この寺はこの樹があるから護られている気もする。


この奥に観音様がおられるけど、扉の前が柵で囲われていて中には入れませんでした。


本尊は千手観世音菩薩。
安養院に祀られている観音様は全部で五体あるらしい。


左にあるのが北条政子のお墓。
右が宝篋印塔ほうきょういんとう。鎌倉最古のものらしい。


三十三観音様巡り、続きます。

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