地球は宇宙に浮かぶ星だから
スピリチュアル好きな人だけじゃなくても、最近は普通に「自分とつながる」とか「本来の自分にもどる」とか、よく聞きます。要はこれってグラウンディングのこと。
グラウンディング。地に足をつける。
なんだよ、みんな地に足をつけて歩いているじゃないか、と思われるかもしれませんが、本当の意味で地に足をつけて生きている人って少ない。わたしたちはどれだけ素足で大地を踏みしめて歩いているでしょうか。どれだけ自然の中で呼吸できているでしょうか。周りに振り回されて自分を見失う、人の言うことに惑わされて過呼吸になる。グラウンディングできてない証拠です。
年明けて2日目。
今年どのような心構えで過ごしたらいいですか?とカードに聞いてみた。出てきてくれたのはこちら。
アラハバキ神? 初めて聞く名前。
解説書を読んでみるとこのようにあった。
アラハバキ神は最も古き神のひとつ。太古の昔から大地をずっと守ってきた力強い大いなるエネルギーで、縄文の神ともいわれています。
(中略)
このカードをひいたら、グラウンディングを確かめてください。地に足をつけて生きること、自分自身が地球の中心にちゃんとつながっていることは、頭と気持ち、身体と魂を一つにしていくには必要不可欠です。
グラウンディング、できているようで油断するとすぐ緩んでしまうもの。ここで改めて「確かめなさい」と言われました。日々確かめていけば自然と毎日自然体でいられる。相手によって自分を変えなくていい。たとえ押されてもグラグラしない。自分に向けられた言葉は、決して「わたし」ではなく、その言葉を発した人自身を現しているにすぎないと言うことが解ってくる。
アラハバキ神は、主に東北地方にお祀りされているみたいですが、関東地方では「氷川神社」の末社としてよく見られるようです。
と言うわけで早速行ってきました。手っ取り早いところで東京の大宮にある「氷川神社」に初詣をかねてお参りです。
最後の写真にある「門客人神社」が元々の荒脛巾(アラハバキ)神社。
この地に先住した縄文の神がアラハバキでしたが、出雲族が祖先神を祀るにあたり、アラハバキは摂社に格下げ、この摂社は、いつしか祭神まで出雲系に変わってしまったそうです。
スピリチュアル好きな方にありがちですが、よく意識や感覚を上へ上へとあげて、強いては宇宙までもっていこうとしますが(本当にこれをできるかどうかは別として)、でもその実、自分をよく知るため深くつながるためには、まず自分の足下にある「地球」とつながらなければならなくて、宇宙って本当は地球の中心にあるとわたしは思っています。
だから、地球とうまくつながれば自然と宇宙ともつながるようになる。だって地球は宇宙に浮かぶ星だから。星は丸い。角がない。角があるとそこで途切れてしまうけど、丸ければどこからでもいくらでも外に向けられる。
だから今年はグラウンディングを強化して心をまんまるにする年に。
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