無事ノルウェー・トロムソに到着

トロムソ大学でのゲストリサーチャーとして去年(2020年)4月からノルウェーへ渡航するはずだったのが、世界中に猛威を震ったCOVID-19のために全く今後の見通しがつかず、約8ヶ月日本での待機状態が続いた。しかし、昨年11月末に改正されたノルウェー政府の例外とする入国許可対象者の基準に認可され、慌ただしくノルウェー入国のための準備が始まった。そして、昨晩多くの難関を突破して無事にトロムソに到着。これから、コロナ禍のなかでのフィールドワークが始まる。研究テーマは「サーメの文化継承と言語教育」である。

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これから、少しづつ、ここで紹介できたらと思う。

検疫ホテルからみたtromsøのフィヨルドと街並み。三角屋根の建物は「氷の教会Ishavskatedralen」

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今回は、PCR検査のために羽田空港に12時間前に入ったり、各国の入国の時のトラブルのリスクも考慮してトランジットの時間を普段よりも大幅に取ったりしたため、空港でのの待ちの時間の長さに閉口しました。結果的に、名古屋の自宅を出てから最終到着まで、おおよそ48時間くらいかかり、さすがに到着地のホテルの部屋に入った時はグッタリ

現在ノルウェーは入国後10日間の検疫ホテルでの隔離滞在が義務付けられており、空港からタクシーで直接対象ホテルに詰め込まれました。
でも幸運なことに、検疫ホテルとなったScandic Tromø ishavshotell はトロムソ市内でも一番のロケーションに立地し、比較的高級と言われるホテルなので、これから10日間の滞在もそんなに苦にせず暮らせそうです。
そして、目の前にフィヨルドとトロムソ山、氷の教会などが望める眺望の良い大きな窓の前に机があるので、一日中ここに座ってデスクワーク(本当はぼーっと)しても飽きないかもしれません。

付近の散歩も許されています。運動不足解消のために1時間は歩かなければ。しかし、山登りは禁止!当たり前ですかねー。

昨晩到着時の気温は−3度。大雪だったオスロ−7度よりも暖かくちょっと肩透かしでした。防寒具に身を固め降り立った私は逆に汗をかいたくらいです。

食事はホテルから3食支給され、部屋の外に置かれて他ものを30秒経ったら部屋から取るという形です。先程朝食が届けられました。簡易ですが十分なメニューです。何せご飯を作らなくても良いのは有り難いですね

ノルウェーの北の果てトロムソは朝9時を過ぎてもまだ薄暗く、
1日のルーティーンを決めなければ朝晩が分からなくなりそうですが、
何せ、今ノルウェーは空港やホテルでは一切おアルコール販売が禁止されていますので少なくともアル中にはならずに済みます(笑)

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