CL横浜&シティリーグ1振り返り【仰天のボルテッカー環境総括】
ムーです。
しばらくnote更新サボってました!
ポケモンカードゲーム チャンピオンシップシリーズ2021。
自分の「CL2021横浜」と「シティリーグ シーズン1」が終了したので、2つの総括記事を書きます。
「CL2021横浜」は4-3でDAY1敗退、「シティリーグ」は2-2で予選敗退と良い結果は残せなかったのですが、デッキ選択・構築に関しては概ね納得いくものができたと思うので是非最後までご覧いただければ幸いです。
デッキはCL横浜では【ズガドーン、ウッウV】。シティリーグでは【ピカチュウVMAX】を選択しました。
時系列を追って、9/18発売の「仰天のボルテッカー」リスト公開の所感から、10月、11月出場した大会の結果をまとめて書いて行きます!
9/11 拡張パック「仰天のボルテッカー」リストの所感
「CL2021横浜」「シティリーグ」ともに、この拡張パックが発売されたタイミングの大会でした。
※「シティリーグ」開催日と同時に解禁されたサポート「ナツメ&ハチク」については割愛させていただきます。
キョダイマックスピカチュウが表紙を飾るこのパック。
リスト公開時の所感は「新カードに突出して強いものは存在せず、前弾環境(爆炎ウォーカー/伝説の鼓動)から大きくは動かない」でした。
「ピカチュウVMAX」は優秀な雷タイプのポケモンであり、これまで雷ができなかった高打点を出せるポケモンという事で注目していましたが、「CL横浜」までには納得の行く構築ができず一度断念しました。
他のVポケモンに関しては、環境でメジャーなポケモンの弱点を突ける「ガラルネギガナイトV」と炎タイプデッキのアクセントとしての「ファイアローV」以外は目立って評価できるカードはなかったです。
トレーナーカードは火力増強手段として「ダンデ」「望遠スコープ」が登場しましたね。
「望遠スコープ」は汎用性の高いカードで、自分もCL横浜で使用した【ズガドーン、ウッウV】のキーカードとして採用しました。
「ダンデ」は強力ですが狙ったタイミングでの使用が難しく、実戦で見る機会は少なかった印象です。
…以上の新カード評を踏まえて考えたtierランキングは以下の通りです。(横浜CL前)
tier1 アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV、火の玉サーカスズガドーン、ムゲンダイナVMAX
tier2 ミュウツー&ミュウGX系統、雷タイプ系統、鋼タイプ系統、セキタンザンVMAX
tier3 マッドパーティ、炎タイプ系統、闘タイプ系統
tier4 水タイプ系統
10/3 CL2021横浜使用【火の玉ズガドーン、ウッウV】
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html?viewMode=image&deckID=NHnQig-AeS9WP-L6Ngn6
※現行のリストは「エクケープボード1 out」→「ビーストブリンガー1 in」
CL横浜で使用したデッキは【火の玉ズガドーン、ウッウV】。いわゆる「小ズガ」です。
デッキリストで工夫した点は2点。「対クワガノンV」と「火の玉ズガドーン以外のサイド取得方法」です。
1、対クワガノンV
ズガドーンはグッズを多用するデッキのため、キーカードの「炎の結晶」を封じて来るクワガノンVの「パラライズボルト」が苦手です。
【ピカチュウ&ゼクロムGX】、【ピカチュウVMAX】、【クワガノンV】…カードパワーの高い雷デッキは環境に一定数存在すると予想して、なるべくクワガノンVに対抗できる手段を用意していくことにしました。
まず対策として考えたのは「後攻」を取ること。
相手のデッキタイプが分からない状態で、グッズを使える想定でデッキを回し、クワガノンVのパラライズボルトを食らってしまうと、デッキに対抗札を用意したとしても、出せずに負けてしまうためです。
そのため一貫して後攻を取り、相手のデッキタイプに応じて並べるポケモンを変える戦略を取りました。
(ズガドーンのミラーマッチを始め、後攻から攻撃できると有利な対面が多いのも理由の一つ)
対クワガノンV用のアタッカーとして採用したカードは「バイウールーV」と「ビクティニV」の2枚。
バイウールーVは特性「やわらかウールー」によりパラライズボルトのダメージを最小限に留めながら「リベンジバースト」によって切り替えす事ができます。
相手の取得サイドに応じて打点が上がっていくので、対クワガノンVに限らず幅広いデッキに出していける優秀なカードです。
もう一枚のビクティニVは、グッズロック下でも「ひろがるほのお」によって盤面形成が可能。
この2枚のカードで、クワガノンVへの回答としました。
2、火の玉ズガドーン以外のサイド取得方法(ウッウV+望遠スコープギミック)
「ひのたまサーカス」は強力ですが…。
ズガドーンにエネルギーを3枚貼る必要があって、かつ手札のエネルギーをX枚捨てる非常にコストのかかるワザでもあります。
相手のポケモンを全てズガドーンで倒そうとすると、エネルギーのリソース管理にも非常に苦労します。
この回答として用意したのが「ウッウV+望遠スコープ」のギミックです。
ウッウVの「スピッドシュート」は、現環境で高い採用率を誇る「デデンネGX」「クロバットV」「オドリドリGX」をその場所を問わず攻撃することができる上、ワザに必要なエネルギーカードも3つと非常に低コストです。
結果、デッキのコンセプトは「重いズガドーン」と「軽いウッウV」の二段構えでサイドを取っていくものに決まりました。
・その他構築の工夫点
ウッウVは早いターンで盤面に置きたいため、多めに3枚採用。
ウッウVにサイドを取ってもらう都合、ズガドーンは1回出せれば良いので枚数は最低限の2枚採用。
サポートは溶接工のみ。ボスの指令は打つ余裕がないため不採用。
・大会結果
一回戦 超ミュウツー&ミュウGX○
二回戦 超ミュウツー&ミュウGX○
三回戦 アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV×
四回戦 火の玉ズガドーン○
五回戦 ピカチュウVMAX○
六回戦 超ミュウツー&ミュウGX×
七回戦 セキタンザンVMAX、マグカルゴ×
結果:4-3。DAY1敗退
・反省点
デッキは7戦通してよく回ってくれました。
ただ流行りの【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV】相手の勝率が安定しないのに、「ビーストブリンガー」を採用しなかったのは悪手でしたね。
ここに強く出れるのもズガドーンの強みなのに、何故抜いてしまったのか…。
マッチ運は苦手な【超ミュウツー&ミュウGX】に3回も当たってしまったので悪かったと思います。
また環境予想は【セキタンザンVMAX】が上位(DAY2)に多数残るのは全くもって想定外で、思っていたものとだいぶ異なりました。
この成績では仮に最終戦に勝ってギリギリDAY2進出を決めたとして、あまり良い結果は残せなかったと思いますので
次のチャンピオンズリーグでは6-1で余裕を持って予選を抜けたいです。
11/14 シティリーグシーズン1使用【ピカチュウVMAX、クワガノンV、マルマイン】
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html?viewMode=image&deckID=RyMpyp-BjQkMw-pMy2SM
シティリーグシーズン1で使用したデッキは【ピカチュウVMAX、クワガノンV、マルマイン】です。
スペックは高く評価していたがデッキにならなかった為、横浜CLの使用デッキ候補にはならなかったピカチュウVMAX。
10月24日に行われた「シティリーグトレカショップKCC(春日部トレードセンター)」の優勝構築が非常に良いものだったので、こちらをベースに調整していったものが上記のリストになります。
↑ここから「マルマイン型」の着想を得ました。
ピカチュウVMAXは、スペックの割にあまり流行っていない印象がありますので
後日、個別でデッキの解説記事を書こうと思っています。
・大会結果
11月14日 シティリーグ バトロコ横浜伊勢佐木町
一回戦 ピカチュウ&ゼクロムGX✗
二回戦 アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV○
三回戦 レシラム&リザードンGX、ボルケニオン(ブルー型)○
四回戦 ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV+ザマゼンタV✗
結果:2-2。予選敗退。
負けた試合ですが、ピカチュウ&ゼクロムGX戦は妨害を十分に行うことができず、追加効果ありの「タッグボルトGX」を通してしまい完敗。
ルカリオ&メルメタルGX戦は、ピカチュウVMAXに進化する事ができず
最後まで「ピカチュウV対ザシアンV」がワザを打ち合う構図となってしまい、VMAXの耐久を活かすことができなかったのが敗因です。
・大会の様子とデッキ分布
まとめ
横浜CLの「ズガドーン」、シティリーグの「ピカチュウVMAX」。
どちらも構築には手応えを感じていたので、結果を残せず悔しいです!
特にCSP(チャンピオンシップポイント)は「スタートダッシュポイント」も無いので、大きく出遅れる形となってしまいましたね。
自分の今期最大の目標はジャパンチャンピオンシップス2021に出場し、世界大会のDAY2権利(トラベルアワード)を獲得すること。
12月/1月開催のシティリーグでは良い結果を報告できるよう頑張ります。
質問や記事の感想などありましたら、ムーのツイッターかコメント欄にいただければ回答します。