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CL愛知2020レポート【レシリザFTB】

こんにちは、ムーです。

12月21日開催の「チャンピオンズリーグ2020愛知」スタンダードレギュレーションに出場してきたのでレポートを記したいと思います。

使用したデッキは【レシリザFTB】。残念ながら戦績は3-3と芳しくないものでした。

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デッキコード:VF1Vkw-3xm8IW-kkVVVF

WCS2019にて4位入賞したTord選手の【RESHIRAM & CHARIZARD FIRE BOX】をベースに再構築しています。

溶接工を使う代表的なデッキとして【レッドパーフェクション】【ズガドーンGXアーゴヨン】などありますが、炎単色デッキもまだまだ強力であると考えています。

・デッキの選択理由とメタ読み


現環境はザシアンVとTAG TEAMが中心の環境であり
レシリザの追加効果込みダブルブレイズGXでTAG TEAMを倒す動きが強力であると考えた。

炎タイプは他にもバクガメスやヒードランGX、ビクティニPRなどワンショットプランが複数ある。
またザシアンVは鋼鉄のフライパンが付いていなければ少ないエネルギーで倒せる可能性も。

溶接工を毎ターン打てば、サイドを取りに行く速度も申し分なく強力なデッキであると判断した。
お気に入りポケモンの「リザードン」がデッキの中心であることも後押しして使用デッキが決定。



・デッキの特徴


サポートが溶接工のみ
毎ターン溶接工を使って盤面にエネルギーを貯めていくのがコンセプト。
ジラーチのねがいぼしや、デデンネGXを惜しみなく使い溶接工を取りに行きます。


炎エネルギーカード18枚
一見過剰にも見えるこの枚数がベストな配分。
溶接工や手張りに必要な炎エネが足りないという事態が起きにくく、要求札の多いキュウコンの「九尾の誘い」も問題なく使える。

デッキから炎エネルギーを出し切ったあとはビクティニPRのインフィニティがTAG TEAMをも倒す高火力を叩き出す。
(ビクティニ2エネ、トラッシュ14エネ=280ダメージ。TAGは殆どワンショット)


・盤面の形成

バトル場に壁役としてジラーチを配置

ベンチにレシリザ、ロコン、自由枠、デデンネGXを置くスペースを2枠


これが基本になります。ほぼ毎ターンデデンネ置く関係で余計なポケモンは出さないように気をつけます。

2枚目以降のジラーチはスペースの圧迫になりますのでなるべく置かないように。

ビクティニやヒードランを序盤に引いてしまった場合は「デデチェンジ」で潔く捨てるか、盤面に残すかの判断を慎重に。


・各カード採用理由


ジラーチ
ジラーチスタートで対戦を始めたいので最大枚数採用。
試合で使うのは1枚〜2枚ですが、バトル場スタートとそうでない時の溶接工へのアクセス率は段違いです。

レシリザ
試合中使うのは基本的に1枚でサイド落ち想定で2枚採用。
ダブルブレイズGXを含めた3つの技を駆使してサイドを取っていきバクガメスやヒードランGXのエネルギータンクの役割も兼ねる。

ヒードランGX
バーニングロードが便利なサブアタッカー。
ヒートボンバーGXはレシリザに溶接工を打てなかった時や、HP310以上をワンショットする際に役立ちます。

バクガメス
レシリザから上手にスイッチできると強い。フィニッシャー。

キュウコン、ロコン
サイドを効率良く取ったり、ピッピ人形を使うデッキやLOデッキへの回答になるため採用。

ビクティニPR
炎エネルギーの総数が18枚のため、インフィニティの最大火力は320。
最後の詰めでサイドを取る時に使うことの多いカードで
TAG TEAMやLO系のデッキ相手に有効な1枚です。
「デデチェンジ」で巻き込みたくない1枚なのでトラッシュの判断は慎重に行いたい。

デデンネGX
溶接工など必要パーツを強引に引き、攻め込む為のキーカードです。
3枚フルで使う試合も多いと思います。ベンチを圧迫するので、ポケモンの配置は気をつけます。

プレシャスボール4
クイックボール3
ポケモン通信2

ポケモンサーチカードの枚数は悩みました。
溶接工でエネルギーをいち早くつけたいレシリザ&デデンネに触れられるプレシャスボールが最優先で
クイックは二の次(ここも最大枚数取りたかったです)
そして上記の2枚より優先度がワンランク落ちるポケモン通信を2枚採用しています。

エスケープボード
ジラーチギミック。

ポケモンいれかえ
ジラーチやヒードランGXの特性活用、プレイの幅を広げるカード。
3枚採用です。4枚目も検討していました。

炎の結晶
エネルギーの現物が多いのでリソース不足になる事は少ない。
それでも+2枚分のアドバンテージを得られる炎の結晶は強力です。
中盤〜終盤にかけて強いので1枚採用。

ともだちてちょう
2回目以降の溶接工をスムーズに打ち続けるため。

ダートじてんしゃ
デッキ圧縮カード。主に溶接工or炎エネルギーへ繋ぐ。
自分の中で最低限必要に感じた2枚採用。


スタジアムカードは3種類4枚採用


巨大なカマド
溶接工の成功率UP、デッキ圧縮にも貢献する優秀なスタジアム。

ヒートファクトリーPR
デッキ圧縮に以下略

フラダリラボ
デッキの潤滑油になるカマドとヒートファクトリーと違い、メタカードとして投入した1枚。

主に鋼鉄のフライパン擁する鋼デッキへの対策カード。これ無しでは勝てない、まであるかも。
現プールは道具を非常に剥がし辛いので、対策カードとして有力な一枚。
(【ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV】が想定よりずっと強く急遽投入した1枚)


・対戦レポート

1回戦【カラマネロ、ガブギラ、オロヨノ、ウッウV】後攻○

後1溶接工が打てない渋いスタートでしたが
相手も噛み合わせ悪く、初手オロヨノスタートで技使わないまま3ターン目の6エネダブルブレイズGXで沈む(3ターン目のエネ色が合わなかった?)
4ターン目はガブギラのジージーエンドGXでレシリザがトラッシュ+リセットスタンプでサイドは保ったものの心許ない盤面に…
最後はキュウコンでプレッシャーをかけつつTAGを倒して辛勝

2回戦【ザシアンV、メルカリ、ニャイキング】先行×
フラダリラボが貼れれば有利マッチ。
先行ジラーチスタートで良い滑り出しだが、2ターン目も3ターン目も溶接工打てず…。

終盤3エネついた無傷のヒードランGXか250乗ったレシリザを残すか、という判断でレシリザを残してしまい
最後メルカリの鋼鉄の拳でフィニッシュ。
プレイの反省点は上記の通りですが、相手がGX技を使っていない、山の炎エネルギーの枚数が少ない、ビクティニPRがサイド落ちなどを考慮するとどのみちダメだったかも。


3回戦【ザシアンV、メルカリ、ニャイキング】先行○
2回戦の反省を活かしてプレイ。溶接工は毎ターン打てる好スタート。
混沌のうねりをスタジアム張り替えで強引にいなしフラダリラボを貼る。フライパン付きのメルカリを弱点ついて倒して勝ち。

4戦目【カプ・コケコV、ADP】先行○
お相手じゃんけん勝ちで後攻取る。
カプ・コケコ、アルセウスですがこういうデッキタイプがあるというのはボンヤリ知っていた程度。ブルーから後出しハンマー飛んできた。
遅いデッキの為、溶接工打ち続けて6エネダブルブレイズからテンポ取って勝ち。

5戦目【レッドパーフェクション】先行×
レシリザサイドに2枚落ち。エネもうまく付かずヒードランやバクガメスで足掻く事すらできず完敗。

6戦目【マグカルゴGX、ミュウツー&ミュウGX、キュウコン】後攻×

先に攻撃を始めたのはお相手。MMがターボストライクでメタモンPR(マグカルゴGX進化)に加速してきて焦る。
後ろにマグカルゴが控えているのでMMはレシリザで取りに行く事ができず、バクガメスでエネルギーを6枚捨てて倒しました。

その後のリセットスタンプからボールと溶接工が引けず手札が炎エネルギーまみれに。レシリザにエネルギーが4つ付かずフレアストライクが打てない・・・。
決め手に欠いていた所を、お相手は炎の結晶×2からの溶接工で押し切って来て敗北しました。

この試合で3敗した為、強制ドロップとなりました。

反省点

・想定よりデッキが回らなかった(溶接工絡み)

サポートを使えるターンに、溶接工を打てない試合が本番で3試合もありました。下振れる覚悟はしていましたが、正直運が悪かったと思っています。

より安定性を上げるのであれば、ポケギアの採用やダート自転車を増やすなど検討しないといけませんね。

ポケモンいれかえの枚数
アブソルが流行している現環境、ボードジラーチは正直動かしづらい。
枠を捻出できたかは兎も角…いれかえ4枚目を検討していました。


サポート「ザオボー」の採用を検討

鋼デッキを意識したフラダリラボですが、複数枚採用はデッキの動きを阻害し「混沌のうねり」が裏目になります。

よってザオボーが最適解だったかもしれません。友達手帳による再利用でデデチェンジで巻き込んでしまっても実質2枚体制で復帰できます。


総括。大会直前に入れたフラダリラボが顕著ですが、環境の把握力不足と細かなカードの枚数調整に調整不足を感じております。

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