イノベーションを起こしたければ、SF思考を身につけよう!
こんばんは!
今回は、「イノベーションを起こしたければ、SF思考を身につけよう!」についてお話しします。
非現実的な空想や妄想は、思いがけない力があります。
大きな力は、空想や妄想を実現したいという想いと結びつくことで生み出されます。
イーロン・マスクは、SF作家のアイザック・アシモフやダグラス・アダムスの作品に強い影響を受けたと語っています。テスラとトヨタの時価総額の差が広がっている要因に、「SF格差」があげられます。テスラは、SFの力を活用したことで、短期間で成長することに成功したのです。
アバターやメタバースも、SFから誕生しています。
今後、成長が期待される企業を探す投資家たちは、SF的なビジョンを重要視するでしょう。ピーター・ティール、ピーター・ディアマンディス、そしてマーク・アンドリーセンといった、先見の明のあるベンチャーキャピタリストたちは、SF作品を読んできたといいます。ぶっ飛んだ未来へのビジョンがある企業は、投資家たちの関心を惹きつけ、実際には多額の資金を調達しているのです。
イノベーションを起こしたければ、SF的に考えましょう。そして行動しましょう。
応用文学者、科学文化作家である宮本道人氏は、こう指摘します。「SF思考」は、「つくる→あらわす→つかう→なる」というサイクルをぐるぐる回すこと、現実とフィクション、現在と未来を行き来し続けるダイナミックな運動の全体であると。
宮本氏は、こう述べています。
「SFプロトタイピング」とは、科学と未来の可能性との間における対話、未来像をフィクションの形式で作成のこと。そして、「SFバックキャスティング」とは、SF的な未来像を起点に「今」を変えるメソッドのことを指します。
SFプロトタイピングで思考したあとに、SFバックキャスティングを行いましょう。その際には、SF思考の「つかう」と「なる」を意識します。
「つかう」では、フィクションを要素ごとに分解し、現実とのつながりを見つけ出します。自分が、フィクションの中にいるように想像したり、 フィクションの空白の部分を補うようにイメージします。そうすることで、フィクションと現実を結びつけられるようになります。
そして「なる」では、フィクションから発想されたアイデアを現実化します。実際に行動してみることで、新しい発見や成果が誕生するのです。
製品やサービスがイメージできたら、プロトタイプをデザインしてみましょう。ビジネスとしての現実性が高めることができます。
SF的な想像力と実現可能性をそなえた人々は、過去のSF思考から学び、実際に空想したものを形にしてきました。このサイクルを繰り返し、「SFになる」ことで進化し続けたのです。SF的に発想し、活動することで、明るい未来を現実のものにできるでしょう。
イノベーションのためのアイデアを発想ができるようになるプログラム: 『モウトレ』
モウトレとは?
全ての前提条件や思考の壁を取り払い、自由な発想をする「妄想」を活用したワークショップ型のトレーニングプログラムのこと。「これを発言したら、バカにされるかもしれない」「自分にとって不利益になる発言は避けたい」という意識を取り除き、心理的安全性の高い環境で本質的なアイデア出しを実現します。
イノベーションには、アイデアが必要不可欠です。
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