イノベーションには“好奇心”が欠かせない
いきなりですが質問です。
あなたは好奇心が強いですか?それとも弱いですか?
なぜこの質問をしているのかというと、イノベーションに欠かせないものが“好奇心”だからです。
好奇心とは、“新しい知識や経験を追い求めたい気持ちや欲求”と定義されています。好奇心が、人々を新たなアイデアや情報への探究に向かわせます。新たな発見は、計画的な目標だけでなく、意図せずに起こる出来事を通じても生じる可能性があります。好奇心は、既存の知識やアイデアに対する挑戦、そして新たな視野や深い理解を得るための原動力にもなるのです。
スタンフォード大学工学部の非常勤教授であるジェレミー・アトリー氏とスタンフォード大学d.schoolの共同創立者の一人であるペリー・クレバーン氏らは、こう述べています。
好奇心は、顧客の問題を理解する探究への一歩に過ぎません。時間をかけ、忍耐強く状況を観察し続けることで、問題の根本的な原因を解明し、新しいイノベーションの卵を見つけ出すことができます。すぐに解答を見つけられなくても落ち込むことはありません。問題を理解するためには、時間と労力が必要です。ですが忍耐強く努力し続ければ、結果として顧客の悩みを解消する画期的な解決策を見つけることができるでしょう。
もしかしたら、アイデアに尽きたと思うかもしれません。それでもアイデアを出し続けましょう。以下、3つの日課をコツコツ続けることで、創造力が高められます。
3つの日課を習慣化することは、新しいアイデアが「創造性の崖(クリエイティブクリフ)」をはるかに超えるための一歩なのです。
◆ イノベーションの卵を見つける 妄想アイデアトレーニング: 『モウトレ』
モウトレとは?
全ての前提条件や思考の壁を取り払い、自由な発想をする「妄想」を活用したワークショップ型のトレーニングプログラムのこと。「これを発言したら、バカにされるかもしれない」「自分にとって不利益になる発言は避けたい」という意識を取り除き、心理的安全性の高い環境で本質的なアイデア出しを実現します。
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