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今後のイノベーションにおける妄想の必要性 | モウトレ | 限定公開
こんにちは!
先月末に開催された『モウトレ』は、受講者の満足度も10点中7以上と大変好評で終わりました(^^)
早速コンテンツをより良いものにすべく奔走している毎日です。
今回は、今後のイノベーションにおける妄想の必要性についての記事になります。
こちらの記事は、先日開催されたモウトレで、iu大学(情報経営イノベーション専門職大学)の専任教員である松村太郎先生が話した内容を特別に掲載しております!
プロフィール(松村太郎 先生)
1980年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、ジャーナリストとしての活動を開始。2011年からは米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、サンフランシスコやシリコンバレーのテクノロジーシーンを現地で取材。キャリア株式会社取締役研究責任者、情報経営イノベーション専門職大学(iU)専任教員。著書に『Anker - 爆発的成長を続ける新時代のメーカー』(マイナビ出版)、『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)他。訳書に『ソーシャルラーニング入門』(日経BP)。
◆今後のイノベーションにおける妄想の必要性について
”イノベーションのジレンマ”という言葉がある。
実際にイノベーションを扱っていると、暗黙的に共有されている前提によってさまざまな問題が起きる。
例えば、地上100cmのところから物体を離したらどうなるか?
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みなさんは「物体が落ちる」と答えるだろう。
なぜ落ちるのか?それは、『地球上に重力がある』から。
例えこういった理由を知らなくても、地球上で生活している上では「物体を離すと落ちる」という前提は周知の事実だ。
昔ドリフターズのコントで、物体を離すと上に昇っていってしまうネタがあった。
これには思わず笑ってしまった。余談だがこのネタはカメラも人間も逆さにして、映像を取れば可能である。では、なぜおもしろいのか。
「物体を離すと落ちる」という前提と違う動きをしたためである。
生活しているとこのような前提に縛られてしまうことが多々あり、これがイノベーションやイマジネーションの制約になってしまっている。
そして、イノベージョンにはコミュニケーションが重要になってくる。
人とコミュニケーションをとることでより良いものを生み出すことができるのだ。
ただコミュニケーションの量を増やすだけでは、なかなかコミュニケーション力を伸ばすことは難しい。
日常生活の制約を打破して、面白いこと楽しいことをどのようにイノベージョンしていけばいいのか?
また、コミュニケーションを円滑にするにはどうすればよいか?
こう言った悩みを解決できることにモウトレの価値がある。
今後はイノベージョンの見えない制約を打ち払うために必要な"妄想"を学問として取り入れたほうがよいと考えている。
”妄想学"として研究をしないと、いつまでも殻にこもったイノベージョンで終わってしまうのではないかと危機感すらあるからだ。
妄想学を英語でいうと「Delusional science」。妄想はscienceである。
妄想学で、学生が最初の3ヶ月で妄想の手法を学ぶ。
そしてモウトレを受けることで、妄想を活用したコミュニケーションやイノベーションのスキルが身につく。
そうすることで、どこに行っても妄想のコミュニケーションを展開することができるため、イノベーションの核となれるだろう。
この妄想学についてはiu大学だけではなく、他の大学でもやっていきたいと考えている。
イノベージョンはトレーニング(スポーツ)と一緒。
賭け事ならビギナーズラックが通用するが、スポーツ選手が本番でいい成績を収めるためには多くのトレーニングが不可欠である。
それと一緒で、イノベージョンのためのアイデア出しはパッと出てこない。
たくさんの量のアイデアを出してからやっと1つの良質なアイデアになる。
だからアイデア出しには、妄想力が必要不可欠なのだ。
妄想は、ビジネスの手法や学問の方向性を大きく発展させ、日本の閉塞感を打ち破るきっかけになると期待している。
今後はプロの妄想家(モウトレナー)が仕事になる、そういう風にしていきたい。
◆モウトレについて
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また、個人で「受けてみたい!」という方は、こちらの記事にコメントをしてくださいね♪
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