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秋葉原思い出飯、大酋長1000円焼肉食べ放題ランチ
古き秋葉原のランチ処は、昭和通り側が主流の時代に千円札1枚で秋葉原のオタクたちを満足させた店がある。
その店の名は大酋長、古のときより食べ放題を続け夜はオーダーバイキングを行い。昼は土日祝関係なく焼肉ランチバイキングを提供し続けてきた。
Windows95、98、2000と自作パソコンの文化花開いた時代を2020年代に思い起こさせる店構えは、多くの古のオタクの目頭を熱くさせたのは必然である。
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制限時間は60分、店は昼間スタッフ1名で切り盛り、靴を入れるレジ袋は使い回しと味を感じさせる店内でいただく焼肉は、多くの秋葉原ユーザーを感動させていた。
もしコロナ禍にならなければ今も続いていることだろう。
秋葉原一人焼肉の黎明期を支えた店でもあるのではないだろうか?実際に店内に入れば鉄のプレートに山盛りの肉と日本昔ばなし盛りの白飯、無骨な醤油ダレににんくにくとコチュジャンをぶち込む、ただモクモクと喰い進める。
アキバ焼肉流儀といっても過言ではないランチタイムの雰囲気を感じることができた。
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飲み物は氷水、本格的ロースターが素早く肉を焼きモクモクと白煙を立てなびかせる。
ランチタイムを少し外せば4人がけ席も悠々座れるクオリティに、ネット口コミではネガティブな書き込みが散見させたが90年代より店を続けているのが評判の証だった。
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ただ肉をがっつく、午後の秋葉原の戦いに英気を養うオアシス的ポジションを確立し硬派な空間を作っていたのが今は懐かしい。
肉を焼いている間に、サラダやキムチをつまみながら味噌汁をすするのも基本スタイルだ。特に味噌汁には、昨晩のカニ食べ放題コースのカニが紛れていることもあって店主の小憎らしい演出を感じた。
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制限時間は60分、その間にどれだけ肉を食うかだけを楽しめばいい、おしゃべりを中心とした現代のおしゃれ焼肉とは違った雰囲気に笑みがこぼれた人々も多い。
無作法無礼講で構わない、ただ肉をガスロースターで焼きタレとライスとかきこむだけのシンプルさは他店にはあるだろうか?
この学生的雰囲気を愛した店も、2024年の冬に閉店し秋葉原ランチの歴史が一つ幕をおろしたように感じた。
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秋葉原激安ランチの中で切磋琢磨した店たちがどんどん閉店している。寒い時代といえばそれまでだが、思い出の店がなくなっていく惨場を記録に残すべ今回の記事にさせてもらいました!