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【MHR:S】属性スラアクの装備考察。強撃と強属性の比較。属性充填カウンターの考え方。

各属性で個人的に気になった武器を強撃ビン・強属性ビンでそれぞれピックアップして武器毎に個別に装備を組んでダメージ計算、比較、考察する。



前提条件

・使用する百竜装飾品は変撃竜珠【3】。効果は変形攻撃時のビン効果UPとスラッシュゲージ回復量UP。
・使用護石は攻撃3スロット【3】【0】【0】。
・スキルは高速変形3,強化持続3,回避距離1,合気1,翔蟲使い1,ひるみ軽減1,連撃1,弱点特効3,まで固定とし、それ以外のスキルを試行錯誤して最も火力が高くなるような組み合わせを探る。
・伏魔響命や業鎧【修羅】などデメリットのあるスキルは無し。
・武器毎の斬れ味色の長さの違いをなるべく平等に評価するため、剛刃研磨はLv1につき斬れ味長さ30相当としてカウントし、メインで使用する斬れ味色の長さが概ね110~130程度になるようにスキルLvを調節する。例えば元が紫20なら剛刃Lv3まで積んで20+30×3=110となる。
・キレアジ使用前提で砥石使用高速化は無し。
・力の解放は発動率を5割として計算。
・連撃は2~4hit時点の効果で計算。
・冥淵纏鎧のおまけで逆恨み1が付いてくるが計算には入れない。
・基本バフ6種(爪,護符,薬G,種,粉塵,催眠)有り。
・使用するコンボは[斧から剣への通常変形斬り]→[剣二連斬り]→[剣から斧への二連変形斬り]のループコンボ。
・全て高出力状態で計算。
・攻撃対象は修練場のカラクリ蛙の腹。(斬60属性20)
・少し条件を変えて計算してみたい人用にダメシミュのURLも貼っておくが、力の解放の発動率を5割で計算するために見切りや渾身に置き換えてデータ入力してある。




強撃ビン

強撃ビンは無理に属性強化Lv5を積むより物理をメインに盛ったほうが火力が出ることが多い。


火属性の強撃ビン
ハイ=リュビリオン(火竜派生)

1437.7ダメージ
https://bit.ly/3z6K2fr

水属性の強撃ビン
巨爪ダイカイタイ(盾蟹派生)

1427.8ダメージ
https://bit.ly/3AQasmO

匠剛刃で紫運用するより白のまま火力を盛った方が強かった。デルクスのスラアクも似たような性能だが、武器スロットと属性値の差で今回はこちらが勝った。


雷属性の強撃ビン
雷刃ボルシュレッド改(雷属性派生)

1404.5ダメージ
https://bit.ly/3uOdyE9

氷属性の強撃ビン
エジニハ=ダオラ(鋼龍派生)

1426.7ダメージ
https://bit.ly/3z2kBeK

龍属性の強撃ビンは使えそうな武器が無かった。





強属性ビン

ほとんどの場合、強属性ビンなら物理スキルを多少削ってでも属性強化をLv5まで積んだ方が火力が出る。


火属性の強属性ビン
デストロ=Y(溶翁竜派生)

1378.5ダメージ
https://bit.ly/3cdfAHr

白のまま火力を盛るより匠剛刃で紫運用する方が強かった。


水属性の強属性ビン
D=イレクトロ(泥翁竜派生)

1369.2ダメージ
https://bit.ly/3PjEYcY

匠剛刃で紫運用するより白のまま火力を盛った方が強かった。


雷属性の強属性ビン
フルマーク改(奇怪竜派生)

1323.3ダメージ
https://bit.ly/3O2z4eZ

匠剛刃で紫運用するより白のまま火力を盛った方が強かった。


氷属性の強属性ビン
白兎雪矜ネーヴェスレ(白兎獣派生)

1313.3ダメージ
https://bit.ly/3PIHHgf

匠剛刃で紫運用するより白のまま火力を盛った方が強かった。


龍属性の強属性ビン
災禍斧ダルクメルツェ(デスギア派生)

1323.0ダメージ
https://bit.ly/3Puqu9R

白のまま火力を盛るより匠剛刃で紫運用する方が強かった。





まとめ

火属性の強撃ビン 1437.7ダメージ
水属性の強撃ビン 1427.8ダメージ
雷属性の強撃ビン 1404.5ダメージ
氷属性の強撃ビン 1426.7ダメージ
龍属性の強撃ビン 無し
火属性の強属性ビン 1378.5ダメージ
水属性の強属性ビン 1369.2ダメージ
雷属性の強属性ビン 1323.3ダメージ
氷属性の強属性ビン 1313.3ダメージ
龍属性の強属性ビン 1323.0ダメージ




考察

強撃ビンと強属性ビンのダメージ差は概ね1.04~1.08倍程度になっている。「強撃ビンは覚醒ゲージが溜まりにくい代わりに元々のダメージが高い」という特徴は現環境でも健在のようだ。

しかしSBでは新技の属性充填カウンターで強撃ビンでも高出力状態を発動・延長しやすくなった。なら属性充填カウンターと強撃ビンを使うのが最強か?という話になるが、これがそう単純な話ではない。属性充填カウンターは最初の入力から実際に当て身判定が出るまでに最速でも1秒ほどかかるので、運要素無しで確実に決めるためには

①予め翔蟲を2匹残しておく。
②モンスターの予備動作を見てそれが属性充填カウンターで対応できる攻撃かを確認する。
③自分がターゲットにされていることを確認する。
④実際に攻撃が来るより1秒以上前に充填カウンターの構えを入力する。
⑤攻撃に被弾する直前に属性解放バーストを入力する。

といくつもの手順を踏む必要があるからだ。
④~⑤だけでも最低1秒以上の猶予が必要、そこにさらに②と③に費やす時間も考えないといけない。となると安全に狙うためには予備動作から攻撃が来るまでに2秒ほどの猶予は欲しい。ところが実際にモンスターの動きをよく見てみると、予備動作から攻撃までに1秒未満の猶予しかない攻撃がほとんどである。2秒もあるのはせいぜい一部の大技くらいだろう。

いい攻撃が来たとしてもその時に翔蟲が2匹揃っていなければ機会を逃すし、4人でマルチプレイをしたとするとターゲットが分散するので狙える機会はそこからさらに4分の1にまで減る。さらにカウンターを構えた所で仲間がモンスターを怯ませてしまうかもしれない。

まとめると、属性充填カウンターを確実に狙えると言えるのは

予備動作から攻撃までに2秒以上の猶予がある大技
予備動作を見るより先に予測できる確定行動
このいずれかで、自分がターゲットにされて、なおかつ仲間がモンスターを怯ませなかった場合

に限定される。
その点、開幕咆哮や怒り移行咆哮は予備動作前からある程度予測ができるし ターゲット問わずにカウンターが取れるので狙い目である。このように、属性充填カウンターは何でもかんでも自由にカウンターできるわけではないので、場合によっては強属性ビンの採用価値もあると考える。

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