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フリーランスで網膜剥離!①

※ 50代女性フリーランスの私の経験が、どなたかのお役に立てばと思い、シェアします。

それは、網膜裂孔から始まった。

6月頃から、パソコンの画面上で文字を見るのがつらくなっていた。「老眼が進んでるなぁ」と思っていた。
在宅フリーランスで、パソコンの前にいるのは毎日平均9時間ぐらい。結構、長い。
視力は0.1をはるかに下回っている。
小学校4年生からメガネ生活のスーパード近眼だ。

それから3か月ほどが経った9月半ば、仕事を終え、
夕飯の支度をし、やれやれと食卓についた瞬間。
左の目の前を、流れ星みたいに鮮血が走った。

なんじゃこりゃ!

鏡で目をのぞきこんでも、出血は見えない。
眼の中で何かが起きている?
眼科はとっくに閉まっている時間だ。
明朝いちばんで、最寄りの眼科に行こうと決めた。

えええ?鮮血でっせ、先生!

最寄りの眼科医は言った「飛蚊症です」
「先生、どうしたらいいですか?」
「来週また来てください」
「でも先生、来週は祝日です。このまま放置でいいんでしょうか。原因は何ですか?」
「老化です。ははははは〜」

笑ってる場合じゃない、鮮血だぜ!
私はすぐに、別の眼科へ向かった。
昔、息子が幼いころに一度かかったことのある医院だ。少し遠いが、印象がよかった。クチコミもいい。

眼のなかにレーザー? 恐すぎ!

1件目の医者と同年代と思われるベテランA先生は丁寧に見てくれた。
「網膜裂孔ですね。網膜に穴が開いている状態です。この後、午前中の診療が終わるまで少し待ってもらえますか。網膜の穴を焼き固めるレーザー治療をしましょう」

眼のなかにレーザーですか?
恐い、恐い、恐すぎる。
1件目の医者は「飛蚊症」と笑いやがった。

「網膜のかなり端の方なので、1件目の先生はわからなかったんだと思います」
誤診ヤロウを責めないA先生に私は感服した。
「すべておまかせします!」

幸いレーザー治療は、痛みはまったくなかった。
目薬をもらって、ちょっと安心して帰宅した。
しかし、左目に見えた鮮血は、赤い粒子となって視界に居残っていた。

●教訓●
①視力・眼の違和感を侮らない! すぐに医療機関へ
②医師への違和感・不信感も侮らない! すぐに別の医療機関へ





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