ドヴォルザーク室内楽コンサート
ドヴォルザーク室内楽を千種駅近くにあるファイブアールホールへ聴きに行きました。ホールは100席ぐらいで演奏者との距離感が近く、サッカーだと県リーグぐらいの近さです。こういうのは好きです。
中部フィルの古井麻美子さんがヴァイオリン奏者で古井さんのトークからコンサートは始まりました。古井さんはチェコで音楽を学んでいたんだ。ピアノの榊原さんもチェコで音楽を学んでいてあのスークトリオのヤン・パネンカさんに師事していたんだ。
自分は大好きドヴォルザークで純朴でやさしくて自然を愛するドヴォルザークの音楽のファンです。
⬛️ロマンティックな4つの小品
これは大好きな曲で、4つの曲はまったく違う曲でつなげる意識は無かったと思います。それぞれ4つを聴くと心がつながっている感じがします。今日はサプライズだったのは3曲めと4曲めを入れ替えたことです。この方がつながりがいいです。ロマンツァで終わった方がフィナーレ感があります。どれもすばらしかったです。
⬛️ユーモレスク
もっとも有名な小品ですが、今回はピアノソロで榊原さんの演奏で聴きました。原曲のピアノで聴くユーモレスク、良かったです。
⬛️ワルツ
まさしく子犬のワルツのドヴォルザーク版です。娘が小学校の頃にショパンの子犬のワルツをよく弾いていましたが、思い出してしまいました。これも榊原さんのピアノソロでの演奏でドヴォルザークを知り尽くした人の演奏はいいな。
⬛️ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
今日はこの曲が個人的にメインディッシュです。大好き過ぎる曲。ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番雨の歌と比べてもさらにこの曲のメロディーの方が好きなぐらい。
ドヴォルザークの室内楽って今回はヴァイオリンとピアノのデュオですが、ヴァイオリンとピアノのやりとりがすばらしいんですね。他の室内楽もそうなんですが、人と人のつながりを大切にした人じゃないかなと思ったりしています。これが自分がドヴォルザークの室内楽が好きな理由でもあります。もちろんブラームスの室内楽も好きですよ。
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ、すばらしい演奏でした。
⬛️ロマンス
ベートーヴェンにもロマンスという曲が2曲ありますが、自分にとってはロマンスという曲はドヴォルザークです。
感動しました。中間部でヴァイオリンが情熱が最高潮になったときのピアノのメロディー。涙うるうるになりました。
すばらしいロマンスでした。
さらにアンコールにドヴォルザークのスラブ舞曲10番。
ドヴォルザークを満喫しました。やっぱり自分はドヴォルザーク好きなんだなと思う。すばらしいコンサートをありがとうございました。
第3弾はピアノ三重奏曲の第1番と第4番。ピアノ三重奏曲は4曲とも大好きなんです。でもいわきFCとのホームゲームとかぶってしまいました。こちらはJFLの残留がかかる試合になります。