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ピアノ連弾&パーカッション

今日は瀬戸市文化センターへ行きました。
おもしろそうなコンサートのチラシが目に入ったので、行ってみました。

去年のサッカーの瀬戸FCのホームゲーム以来の瀬戸です。

尾張瀬戸駅は将棋の街をアピールしています。
昨年にサッカーの瀬戸FCのホームゲームに行ったときは飛車角もなかをおみやげで買いました。
それと瀬戸焼きそばって将棋の形に盛り付けるんですよね。

尾張瀬戸駅から徒歩10分ぐらい。
瀬戸市民文化センターに到着します。

ピアノ2台とティンパニー(パーカッション)という組み合わせで交響曲というのに引かれて現地へ行きました。

パーカッション奏者が名古屋フィルの窪田健志さん。先月の定期演奏会のヘビの音を自作の楽器で演奏したのは記憶に新しいです。スーパーなパーカッション奏者です。

ピアノは江川智沙穂さんと安藤千紗都さん。2人とも瀬戸市出身というのは初めて知りました。宗次ホールや名フィルの日などで演奏を聴いたことがあります。

3人のトークを交えた演奏会になります。

プログラムです。運命とボレロがあるんだ。

演奏会の前にプレコンサートがあり、瀬戸児童合唱団が江川さんのピアノ伴奏で歌いました。
花は咲くなど4曲ぐらい歌いました。花は咲く、すばらしかったです。

◼️サティ/ジュ・トゥ・ヴ
◼️ベートーヴェン/ピアノソナタ第24番第1楽章
◼️ベートーヴェン/ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章

江川さんのピアノソロ演奏からコンサートが始まります。
サティが没後100年なんだ。
サティはあまり聴かないですが、ベートーヴェンとは対極で、論理的思考とかは必要なく、音楽が自然に入ってくる感じかなと思います。

交響曲第5番がピアノソナタ第23番と第24番に作曲されたんですね。
ピアノソナタ第24番、心やさしいベートーヴェンですね。弟子であり恋人でもあったテレーゼに贈った曲と言われます。
ピアノソナタ第23番の熱情は激しくかっこ良さもあります。
やさしさとかっこよさ、この両面がベートーヴェンの音楽に引かれますね。

◼️ラヴェル/ボレロ

ピアノ2、パーカッションのアンサンブルになります。

ボレロって同じメロディーの繰り返しです。
そのメロディーだけ聴いていたらすぐに飽きちゃいます。
オーケストラで聴くと、最初はフルートから始まり、いろいろな楽器が加わり、最後はフルオーケストラで盛り上がっていくのが醍醐味です。

それをピアノ2とパーカッションで表現するというのは興味津々です。

ピアノの音は最初は弱音、最後は強音になっていきます。
パーカッションはティンパニーだけでなく、最後は大太鼓やシンバルまで出てきます。オーケストラでボレロを知り尽くした窪田さんのパーカッションの表現力がすばらしいです。

ボレロの醍醐味の雰囲気が出ていました。
すばらしいです。

◼️ベートーヴェン交響曲第5番「運命」

ピアノ2、ティンパニーのアンサンブルです。
交響曲第5番は誰でも知っている曲、第1楽章はインパクトあります。

個人的に好きなのは第2楽章です。
第1楽章が怒りの音楽、第4楽章が勝利の祝杯の音楽。
第2楽章をどうつないでいくかはキーポイントになります。この楽章の変奏曲は奥が深いです。

第3楽章のスケルツォから第4楽章の勝利の祝杯へつながるところも好きです。

江川さんがピアノ2台とティンパニーに編曲したみたいですが、交響曲第5番を満喫できるすばらしい編曲でした。

◼️アンコール

ハチャトゥリアンの剣の舞が演奏されました。
あの速いやつです。
尺八奏者の友人はこの曲を尺八で吹きます。

ピアノ連弾とティンパニーのハチャトゥリアン、楽しかったです。

楽しいコンサートが聴けて瀬戸まで行って良かったです。






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