【詩】天賦の才

夭折の天才は夭折しなくても天才だろう
ロックスターは27才で死ぬとかの呪いか
死に方は一つではない生きるのと同じく
爺さんは95才で逝った大往生の大天才で
煙管をのみ都々逸を詠んで粋に過ごした
周りは大迷惑だが女を愛する天才だった
拒んでも人は天賦の才を生まれ持つんだ
そんなに高いところに突っ立って何時間
はやくおいで温かいスープでも食べよう
わたしは同調しない独りも悪くないから
手首ばかりを見つめず都々逸詠んでみて

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