CWE工業の夜明け 色々
moudameです。今回、私はクラン[11B]さんにて今回のCWEを行いました。個人的にやって思ったこととか。ながいよ。
もくじ
1.CWE目標と結果
-目標
-結果
2.CWE全体への感想
-実験的モジュール
3.準備したこと
-クラン合流
-指揮の練習
4.細かいCWE期間中の話
-対戦相手
-マップ
-上級領土
-引き分け
-中国勢
-運営
-戦闘外のミス
-引き上げ関連
5.次回に持ち越されたもの
6.雑多な話
1.今回のCWEの目標と結果
目標(クラン全体の目標ではなく私個人が勝手に言ってただけ)
・クラン順位サーバー4位
・指揮時勝率75%
・クラン車輛取得率100%
最終的な結果
・クラン順位サーバー6位
・指揮時勝率67.47%
・クラン車輛取得率71.83%
・個人名声は143,752でサーバー33位
指揮しながらよくこれだけダメージ出せたねというのが自画自賛ポイント。
2.今回のCWE全体の感想
私がCW指揮初心者ということを考えれば結果には納得はしているものの、満足はできなかった。私が欲張り気質だからそう感じてしまうんだけどね。
処分されたクラン、多いですね。11日間も怪しい相手とマッチングさせられて、全て終わった後に「こいつら不正者だったので処分しました」と言われてもリアクションに困る。体験より結果をより重視されてもなあと思ってしまうわけですが、今のWoT自体試合展開がアレだの自走だのBotだの優等談合だのみたいな所をすっ飛ばして、結局何クレジット稼げたかみたいなゲームになっているから、そんなものなのかもしれない。
細かいルールとか領地とかについては特に感想はない。前回と変わってないような気がする。
実験的モジュール
実験的なモジュールについては面白かった。車両のカスタマイズ性が高まること、メタ外の戦車が使われる可能性が増えることなどが理由。
現在のWoTにおいて戦車のカスタマイズ性は無いに等しい。乗員スキル/拡張パーツ/消耗品といったものはほぼほぼ固定で、ディレクティブはそれら3つよりも更に効果が薄いから。その上で、CWのフォーマットであるTier10で15vs15の対戦というものを考えたとき、EBR105 / Obj907 / T95Chieftain / Obj279eの4種類の戦車しか出てこない。戦車じゃない自走砲を含めたって5種類。書いてて思ったけどチェスの駒より種類が少ないぞ。
実験的なモジュールの良かった部分は、そういったマンネリを打破できること。Chieftainや907や279eに対して、IS-7が太刀打ちできたりする。今までの常識を壊すぐらいに効果が大きくて、それを実感しやすいから選ぶ楽しさがありました。諸般の事情でそれを楽しんでいる余裕はなかったけども。
少なくとも、既存のWoTで出来なかったことが出来るようになるだけで面白いと思う。試合中にモジュール付け替え出来るようには……まあ無理か。複数モジュール積めるようにしてランダム戦に出れるようにするなり新モードなり作って欲しいぐらいだ。面白いビルドの動画とか、攻略記事とか、結構増えて盛り上がるんじゃないかな。BlitzのMad gamesイベントの動画が流れてくる度にそう思う。1年半でもう3回も開催されてるの羨ましすぎる。
WGが砲弾バランス調整で言ってる「多様性」とか「選択が戦績に影響する」とかそういう要素って大事だと思うなあ。砲弾に関してはいくら調整してもRNGの振れ幅の方が影響大きくて、調整項目全てを台無しにしていくから全く意味ないだけで。
3.CWE前に準備したこと
そもそも私がクランマスターを務めるたのしい霊園[TANOC]は、集団戦から離れていた古参&集団戦をやったことのない新人プレイヤーがブレンドされたクランです。2019年4月にTier6拠点戦を始め、Tier10の集団戦を始めたのが同8月という新参集団になります。継続して集団戦を続けている中堅プレイヤーがほぼ居ないというのは、今回CWEに参加したクランの中では珍しい経歴だったのではと思います。「なんでそんなクランがCWEやったんだい?」って話はまた別の機会に書こう。
そのため、279e/907/EBRは多少出るもののChieftainが2輌しか所有者がいないという、なかなかアンバランスな状態のクランでした。経験者自体はいたから、今更CW始めるクランの中ではむしろ恵まれていた方かも。
クラン合流
クラン合流自体は10月頃から考えていました。12月に11Bさんと合流して、1月半ばからのCWEに備えました。しかしCWE開催が1ヶ月延期され2月13日からとなり、結局11Bさんに3カ月の間お邪魔することになりました。珍妙な集団を快く受け入れてくださった上に、元からのメンバーと区別することなく接してくださった11Bの皆さまには心から感謝しております。
15vs15指揮の練習
私はもともと15vs15CWの指揮は片手で数えられるぐらいしかしていませんでした。霊園では通常CWを10vs10領土で遊んでいましたし、進撃戦もウォーゲームの際にやるだけなので週1でした。というわけで12月中旬のクラン移籍後からは毎日進撃戦を指揮して練習。2カ月で399戦指揮をこなし、勝率は57.64%とまあまあいい感じでした。8月から11月まで霊園単体でやってた時は勝率30%とかだったので、Chieftainって戦車がいかに強いかがわかりますね。
で、進撃戦の動画を毎日2時間分ぐらいは見て、タクづくり。動画見る作業は倍速で飛ばしながらでよく、1試合で2サイド2クラン覚えられるので楽ですが、それを実際にStratsketchに書きこむのが一番時間かかりました。進撃戦用のタクは同じ編成で2パターン以上の初動を作らないといけないけど、CWの場合は1パターンでいいのでその分は楽だったかな。
4.細かいCWE期間中の話
以下の画像は全て私が指揮した戦闘のデータです。私の場合上位との対戦は2割弱だったけど、上位4クランは実質リーグ戦やってたみたいな感じだろうから、もし比較に使う場合は中堅どころと比べた方がいいでしょう。
基本的には、私は上級領土(15vs15)の上陸を担当していました。また、基本領土(10vs10)の上陸最終戦まで勝ち上がった時や、基本領土の防衛など負けられない場面での抑え投手としても登板していました。
対戦相手について
ATLUSからは前半はATLUS組CROWN組、混成組がほどほどに。3敗してしまったのが全部自分のコールミスによるものなのが悲しい。対PAKINはほぼGAZEL組SunGuard部隊との対戦で、Sana本隊とは1回しか当たれず寂しかった。OPAやCHLDA(FLSBK)は指揮官によって印象が大分違いましたね。
上位4クラン相手の結果だと16/2/14の勝率50%と勝ち越しているので、過去の進撃戦の結果(ひどいありさま)なんかを見ても大分うまいことやれたのではないかと。明確なタク負けは少なく、敗因の大半が自分の試合中のコールミスによるものだから悔しさは残ります。
上位相手に奮闘した一方で他クラン相手に安定さを欠いたのがとても残念。特にCN系中堅~上位やDJ相手。次があるならはもうちょっと上手にこなさないといけない。
また、ここに載せていないような下位のクランに対しても安定した結果を残せなかった。期間中に1回だけ対戦して負けた相手がなんと7クランもあります。アジアの多様なプレイスタイルに対処するには動画見るだけでは足りず、私にはまだまだ実戦経験が必要ですということだね。上位クランはそういう下位クラン相手に99%勝つわけで、それが私と経験豊富な指揮官との差なのでしょう。ここCW指揮初心者要素1。ちなみに複数回やって負け越した相手はL_J_Jだけでした。
中堅以下のクランは突拍子のない戦術を使ってくることが結構あります。そういうクランと当たると、昔WGLのために作りまくったCheesy strategiesを思い出してしまい、勝ち負け問わず楽しい気持ちになりました。まあ今回私に必要だったのは楽しむことではなくて勝つことだったのだけどね。
CWマップについて
多くのクランがCWE直前には進撃戦を配信せずタクを隠していった一方で、私は常時Twitchで配信していました。対策されて酷い結果になるのかなあとも思ってましたが、特にそういうこともなく……。
上4つはまあ順当。私にとって不幸だったのは、カレリア/エンスクっていうマップがそれぞれATLUS/PAKINの得意マップだったということかな……。エンスクは279eがそこまで際立って強くなく、907&EBRというメタ車輛もあまり使われないので好きです。Chieftainはひつよう。
ステップに関しては時間こそかかるけれど、芋ってくれる相手が多くて楽でした。こちらのEBRと907が上手であればなおよし。プロホロフカはSuperConquerorとかいう戦車を使うために進撃戦では色々実験をしていました。当然キツかったのでCWE本番ではChieftain出動。上手なEBRがたくさんほしい。湖の村/修道院は苦手でしたが最低限できるようになったかなあという感じ。苦手だけど。
ムロヴァンカ/ヒメルズドルフ/レッドシャイア/砂の川に関しては後悔が残ります。もうちょっとやりようがあった。相手の編成を読み違えて負けた、コールをミスって負けた、タクの出来が悪すぎて負けた、誰かがやらかした……云々。このあたりで勝てていれば違う未来があったかもしれないなあ。各地で少数戦になることも多く、複数の射線から被弾することを避ける技量、マップ理解度や隠蔽知識、報告の質などが求められるマップ群でした。もっと細かく事前の指示を出すべきでした。
ライヴオークはまだ私のマップ理解度が足りません。マリノフカはDJが260に装甲強化付けて丘上から突っ込んできて轢き殺された記憶が蘇るため、もう2度とやりたくないです。
上級領土について
上級領土は結局4領土取れたわけですが、正直これだけ勝てているのであれば、2倍の8領土ぐらいは最低でも獲得したかった。これについては私の責任が大きく、とても申し訳なく思います。まあ上級獲れたからといって皆の出場機会がものすごく増えたとかはないけども、個人/クラン名声ポイント的にはかなり余裕が出来たでしょうから……。
引き分けについて
OPAとCHLDAに1回ずつ。2/166だから低いんじゃないかと思う。引き分けにした方がよかった試合も結構あったような気がしたんですが、それが試合の中で思いつくかというとなかなか。2つとも、攻めきれず引き分けになったという形だったため、こちらの時間計算の拙さと強いクランの引き出しの多さを感じます。これがCW指揮初心者要素2です。
中国勢について
強い弱いはさておいて、面倒くさい相手ばかりでした。OPAも含めて彼らが違反で処罰を受けるのはもはやCW風物詩という感じで趣を感じます。
ここ1年で多くの中国系クランが出来ました。基本荒らしのLJ90を筆頭に、狂ったように突っ込んでくるREDCN。GR66も元の名前なんだったか忘れたけど上級領土を確保できる戦力がありました。一時期強かったTP-EAは進撃戦をやりすぎたのか強豪相手に手の内バレてボロボロだったようですが、基本なら十分強い。
そして今回のCWEで堂々の5位になったKAN-C。昨年10~11月頃、たのしい霊園に匹敵する戦力を持ち(?)、10vs10CWで遊んでいたような彼らがここまで躍進すると予想していた人は少なかったと思います。
彼らは中国勢の中でも特にOP報酬車輛が少なかったにも関わらず、異常なほど隙の無いタクティクスと統制の取れた集団行動によって、対戦した多くのクランを苦しめたようです。GM戦略もしっかりしていて、既に古参クランのような風格があります。今回のCWEに挑むまでの道程も思い返せばかなり堅実でした。まだまだ伸びそうな雰囲気がありますね。
運営について
霊園/11Bさんの2クランで合同参加という形でしたが、11B側の方々(主にhartmanさん)に大半をお任せしました。コミュニケーションに必要な連絡用ツール、出席簿やGM/投資など戦略的かつCWルールを読みこむ必要のあるものなどについて、私が担当するには荷が重すぎるため本当に助かりました。中盤以降はとある理由により戦闘数が不安だったので、運営を補佐するという名目の元、自分担当の戦闘をひたすらぶち込みました。私がやったことはそのぐらいです。外交とかは未だによくわかりません。正直外交について何度説明されても「それ談合では?」と思ってしまう。
戦闘外の個人的なミスについて
私はピックをもっと素早く機械的にやるべきでした。この人出てないし使ってあげようかとか、やる気あるようだし出してあげようとか。こういう情を戦いの場に持ち込むべきではないですね。多少恨まれようが私はもう少し指揮の方に集中すべきでした。結果的に罰を受けることになったのはそういう人達なので。あと、3~4部隊建っている時に私の部隊のピックが遅いと、次の部隊のピックが遅れます。反省しています。ここがCW指揮初心者要素3です。
この辺りはクランごとの部隊制でやっていれば起きなかった事ではありますが、前述の通り霊園にはChieftainがありませんでした。悲しいなあ。
後半は前半より忙しかったものの、それなりにこなれてきて次の戦闘のピックのことを考えられるようになり、戦闘中にその連絡をしに待機所に戻ったりも出来るようになりました。ピックの順序も各人の名声ポイント見ればよかったので何とかなりました。
引き上げ関連
私はこれまでのCWEにおいては、指揮などはせずプレイに集中し、部隊の勝率を上げるという形で引き上げ組と接してきました。しかし今回は指揮官かつ霊園のクランマスターという立場だったので、部隊勝率の担保をしつつ、その上で人の肩を叩く役にもならないといけなかったからつらかったです。あんまりこういう役目をしたくはなかった。つらいのは車輛獲れなかった人も同じだけれど。勝たなきゃならないので実力優先ってのは当然なのですが、やってることは人柱なのでなんだかなという気持ち。
今回は出席時間/日数がある人ならば、殆どの人が車両が獲れるCWEになるのではないかと私は考えていました。しかし中堅どころ(具体的に言えば中国勢)が想定より強かったとか、いくつかのミスが原因で足切りを出してしまいました。引き上げ開始初日の7日目を終えて、今後のピック頻度なども予想の上、霊園の対象者4人には足切りすることを伝えました。
引き上げに関する一番大きかったミスだと私が思っているのは3日目の土曜日、人数足りていたのにペナルティを貰ってしまったこと。あれで最低でもクラン全体で50戦ぐらい戦闘数が減ったのではないかなあ。勝利時名声基本値が100、戦闘数のうち半分が5倍戦闘、かつ勝率50%だったとすれば、10万個人名声ぐらいは損している計算になります。それだけあれば何人救えたのか。本当に勿体ないミスでした。
毎日のように進撃戦に来てたけど獲らせてあげられなかった人、長期間待機してくれたのに獲らせてあげられなかった人については、とても申し訳なく思っています。一方で、明確に足切りした人以外は序盤の数日間や引き上げ開始以降に、それなりの出場機会自体を用意できていたはずで……。7日目以降は基本的にほぼ全部5倍戦闘だったわけなので、ピックしていた指揮官側としては上記のミスも含めて複雑です。車輛が獲れた人は大体はそこで勝てた人で、順調に勝てて1日に15000名声獲得できた人もいます。獲れなかった人は勝てなかった人です。正直、獲れた人と獲れなかった人の顔ぶれというのは、事前の予想とはちょっと違いました。
想定はしていたけど、引き上げ時の勝率は大分下がってしまいました。ピックし難いなと思う人にはそれなりの理由があります。まあクラン加入に際してレートを制限していないという所が一番大きいね。
基本的に強い車輛/必要な車輛を持っている人の方がピックをされます。しかし、イベント後半の試合では敵側にも車輛を持ってない引き上げ組が現れますから、所有車輛だけが問題というわけではないです。277だけとかEBRだけで報酬車輛獲っているような人も中には居るわけで、参加者個人でそこをどう受け止めるか次第な所はあります。
ふと思い出したので少し前の私のツイートを貼っておきます。ミスをミスだと認識できないってパターンの方が多いのだろうけども……ね。本人が「できてる!」って思ってても指揮官から見ると「何やってんのこの人」状態なことはしょっちゅうあります。指摘するのにも労力がかかるし、皆が居る時に指摘されるのが嫌だという人も居るから、揉めるのを避けるためにわざわざ言わない指揮官が多いだけです。そしてまあ、個別に対応するのも正直大変。大変だった。だって複数人に聞かれたら単純に労力何倍にもなるし。
何も言われないからとそこで満足せず、どんどん質問しよう。別にその相手は指揮官でなくてもかまいません。集団戦の解法は1つしかないわけではないし、複数人の意見を聞くのはいいことです。それに皆が居る時に質問するのは、知見が他の人にも共有されるので全員にとっても良いことです。もしどうしても指揮官に聞きたいのだというときは、CW中はとにかく忙しい(戦闘してない時も含め)から、CW期間が始まる前の進撃戦中に聞くとかしたほうがいいかな。
普段から試合前に言われた場所に行き、試合中の指示を聞き逃さず、周りの人と連携をし、ちゃんと弾を貫通させる277であると指揮官や周りのプレイヤーに認識されるようになることができれば、どこのクランでも結構大事にされると思います。今後のCWで報酬車輛が欲しいが報酬車輛がないよという人はこのあたりを意識してみてはいかがでしょうか。
一番楽で早いのはObj279eを手に入れることだけどね。
5.次回に持ち越されたもの
報酬車輛が目的の時、全員が20k名声でゴールしてもほぼ誰も幸せにならないんですね。数人を生き埋めにして残りを安全圏に引き上げるか、全員が30kでゴールするかの2択です。どうせやるなら後者を目指したいものです。
今回のCWEに参加したことについて、霊園の民にはあくまで私の我儘に付き合ってもらったという認識でいます。だから、今回車輛を獲れなかった人の分は次回しっかり獲らせてあげたいなあ。私個人はガッツリ長時間参加はしないだろうし、したくもないけど……。
参加者個人個人のプレイングを見る時間がほぼなかったので、そういう所が今後の課題です。
6.その他雑多な話
見出しを付けるほど長くならないものとか、CWE関係ないもの。
ATLUSの皆さま1位おめでとうございます。エキシビジョンがんばってください。今回のCWEは3クランで頂上決戦か?と外野から見てたら、そのうち1つがCWE開始前に分裂みたいな形になったらしく悲しかった。正直どこも外から見ると辛そうな雰囲気であった。
中堅どころもやはり、今回は大変だったと感じているのではないか……と私は思っています。前回独力4位、1軍だけなら上位のFORTが、早い時間帯に戦闘ができるYETI組と合流した上でここまで落ち込んでるわけだから、どこも単純に戦闘内容が辛かったのでは。基本戦線の10vs10を長期間回していたクランはそうではなかったかも。基本ではOP報酬車輛持ってない相手クランと対戦することも多かったから。
上位10位以内で日本人部隊を出していたクランは5→3へ減少してしまいました。上位20位だとJP系8→6。KR系は4→3。一方でCN系クランは4→8と倍増しています。こういう環境の中、18位から6位まで順位を上げられた11Bは結構うまくやったのだと思う。しかも11Bは加入に際したレート制限なし/車輛制限なし/集団戦への出席義務なしという、集団戦をやるクランの中では一番ゆるいクランだったように思います。
そして集団戦クランの方々が去年7月にCWEを頑張っていたころ、霊園ってこんな募集を出していた集団だったんだよね。霊園の民を受け入れてくださった11Bさんには重ね重ねお礼申し上げます。
進撃戦に比べれば上位陣との対戦結果が特に良かったわけですが、これは事前にタクティクスについて説明できたという部分が大きかった。進撃戦は試合間の3分弱で車輛ピック及び試合中の作戦について説明をしないといけない。一方でCWはその2倍以上の準備時間があることが多いです。指揮官が作戦説明するだけでなく、各個人がその説明を自分の中で消化して作戦を理解するためにも少し時間が必要なので、準備時間はそれなりにあった方がいいのではないかと思う。そこで腕の差を出やすくするのは方法として理解できるけれど。
期間中で一番楽しかったことは、深夜にhartmanさんと戦闘計画を作りながら、CWEのルールとかセオリーについて色々教えてもらったことです。自分が知らない知識を教えてもらえるのはおもしろい。事前に想像していたものとは大分違いました。
芋だ地底人だみたいな話で期間中盛り上がっていたらしいですが、正直あんまり相手に見かけなかった。芋らなくても勝てると思われていたのだろうね。11B自走砲部隊が上手すぎたので、敵が芋ってくれる方が正直楽だった。霊園組はそもそも自走砲を持っておらず進撃戦でも出すのに苦労するレベルだったから、今回必要な自走砲を選び放題だったのは不思議な感覚だった。
私はほぼCampタクは使わなかった。単純に私に芋る技量がないだけという説が濃厚。撃ち合いに自信がなく上級防衛で芋ったら、普通にSunGuardに崩されて悲しい気持ちになった。あとは基本的に私は15分刻みのスケジュール進行だったので、芋で時間をかけると次の試合のピックがね……。
ところでAPACから通常CWがなくなってしまうのは噂としては聞いていましたが、一体誰の要望なんだろう。見てる側はともかく、やってる自分としては同じマップで複数回戦う方が好み。
CWの代わりにウォーゲーム(≒進撃戦)で競いあうらしいんですが、進撃戦はまず対戦相手のマッチングについてランダム要素が強く、マップもランダム要素が強く、陣地も完全ランダムで、上空から降ってくる砲兵とかいうクソもランダム要素が強い。正直言って優れた対戦フォーマットだとは思えません。現状、勝ち負けを競うとなった時にまず最初に考えられる攻略法は、結果に大きく影響しやすい要素であるマッチング相手について、とある方法を使ってなるべくコントロールすることです。うーん。
ランダム要素を増やしてユーザーに飽きさせずに長期間プレイさせる、ユーザーのクレジットを消費させる(クレジットをゴールド/工業資源などの別通貨に変換する)ことをメインの目的として設計されたゲームモードで、何かしらを競うのはどうなのかなと私は思ってしまいますね。
まあ実際の所、単にAsiaサーバーをテストに使いたいだけという気もしますけど。全地域で通常CW参加者は年々減っており今後も減ることが予想されます。だから何かしら別のゲームモードを考えている……というのはちょっと期待しすぎかな。
最後に、11Bのhartmanさんが書いた今回のCWEについてのエントリを紹介します。私と違った運営の視点から書かれているので面白いです。
WoT CWE「工業の夜明け」についての感想
集団戦車輛表みたいなものはまた別の機会に。さすがに長くなった。ちょびちょび書き足しながら2週間ぐらいかけてエントリを作成したため、言葉遣いなどが統一されていない部分もある気がしますが、修正する気力がないためこのままで。このエントリをupしたら今回のCWEはやっと終了だ。つかれた。
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