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マジカルミライ2024 感想レポート

初執筆となります、Mossです。
マジカルミライ2024に参加したのですが、今年のライブの衝撃があまりにも強すぎたのでマジミラ歴7年目にしてついに感想を書き殴ってしまいました。(マジミラ2018が初参加、照らし出してそう)
福岡、東京、大阪と三会場とも参戦したので、全て統括した感想になります。


セットリスト

マジカルミライ2024のセットリストはこちら
1.ブリキノダンス
2.混沌ブギ
3-1.愛の詩
3-2.すきなことだけでいいです
4-1.HERO
4-2.フューチャー・イブ
・MC
5.SUPER HERO
6.Call!!
7.TYQOON
8.REALITY
9.新人類
10.流星のパルス
11.踊
12.lost and found
13.Letter song
14.陽だまりのセツナ
15-福岡.アンハッピーリフレイン
15-東京.すろおもおしょん
15-大阪.サイハテ
16-1.快晴
16-2.calc.
17-1.僕が夢を捨てて大人になるまで
17-2.命に嫌われている。
・バンドメンバー紹介
18-1.Satisfaction
18-2.テオ
19-1.グリーンライツ・セレナーデ
19-2.ブレス・ユア・ブレス
20.ノヴァ
21.初めての恋が終わる時
22.アンテナ39
・アンコール
23.ボルテッカー
24.Hand in Hand

オープニング

マジカルミライ、開幕!
今年のテーマ「ファンファントリップ」を感じさせるポップな音楽に乗せて飛行機が発つというもの。
毎年ここで痺れて、マジカルミライが始まったなぁと思わせてくる。
今年の一曲目は何だろう…混沌ブギあたりかなー


1.ブリキノダンス

イントロ「デッデッデッデッデッデッ」

そんなポップな音楽からお出しされる1曲目がコレ。イントロが流れた時点でマジで??やるの??いや何してくれてんの???ってなってた。

ラスサビ前のミクさんの声が響き渡るような部分で手拍子するのが好きすぎる。あそこで会場が掌握されてたと思う。

正直、一発目はマジミラ21から恒例になりつつあった、アルバムのミク曲から選ばれると思っていたので既に度肝を抜かれた。認知度の割にライブで披露されたのは今回が初で、曲の盛り上げで一気に静から動に切り替わったので1曲目の曲選として最高だったと思う。


2.混沌ブギ

ブリキでエンジン全開になったところで2曲目。(ミク廃はどんな燃料でも動きます)
1曲目と予想していた混沌ブギがここで登場!完全体の山田コール(何それ)にBメロのクラップとさらに盛り上げてくる曲。間奏のランニングマンのような振りやなわちゃわちゃしてた振りが曲の楽しさやカオスさとマッチしていてかなり気に入ってる。


3-1.愛の詩

イントロが流れた瞬間に己の中のうぱうぱが5年振りに復活しました。久しぶりすぎる!体に刻まれたコールを全力で叫びました。この曲は可愛すぎてオタクと喉が死ぬ…

初参戦のマジミラ18から雪ミク19、マジミラ19と3連続で浴びてたのでライブの常連曲だな〜と思ってたらもう5年経ってた。5年…?もう…?


3-2.すきなことだけでいいです

マジミラ19でサプライズ登場した曲。愛の詩との日替わりなのでマジミラ19を意識してる?

私はこの曲が投稿された2016年にニコニコのデイリーランキングを見続けていたのでかなり思い入れのある曲。2016年のランキングはこの曲にゴーストルール、脱法ロック、気まぐれメルシィ、そして罪の名前とレジェンド級の5曲が鎬を削っていたのでかなり面白かった。
好きなこと(マジミラ)ばかりしてると金が尽きて滅亡するね…
🌸「毎日がマジカルミライだったらいいのにね〜」


4-1.HERO

3曲目が終わり例年ならMCが入るなぁ〜と水分補給してたらイントロが流れて吹き出しそうになった。
ヒーローちゃん助けに来るの早くない??おかげでお茶でむせて困ってる人ここにいるよ???

去年のマジミラは色々あって12公演中10公演参戦と過去最多だったので思い入れの強い曲。
この曲はHEROコールが楽しすぎて喉が壊れる…そして曲に込められた愛を感じ取れて聴く度に泣きそうになる。愛の惑星の部分で投げキッスされる度に毎回死んでます。ヒーローちゃん可愛い!ガラ悪い!最高!


4-2.フューチャー・イブ

ここの枠はHEROで固定だろうな〜と思っていたらまさかの降臨。予想外すぎて変な声出てしまった。
この曲は去年演奏されなかったので今年で遂にコール解禁!レトロさを感じさせつつ、ライブに合わせて盛り上がれる曲の構成が凄いと思う。

マジカルミライというたった数日の非日常が人生に大きく影響しているのを見ると、マジカルミライ=魔法はピッタリの表現だなと思った。


MC

いつものMC。毎回会場ごとにミクさんがその地方の方言を入れてくるので可愛い。
東京は標準語、大阪なら「めっちゃ嬉しい!」福岡は記憶が曖昧だけど「ばり嬉しい!」だったはず。
そういえば今年は「こんにちはー!」と「こんばんはー!」コールが無くて新鮮だった。


5.SUPER HERO

MC後といえばレンくん!4曲目にHEROを演奏した時点でこの曲が来ると確信していた。

HEROミクさんは敵をパンチで倒して引っ張ってくれるヒーローに対して、HEROレンくんは何と言われようとも傍にいてくれるヒーローという対比が良い。

そしてマジミラ公募曲で初めてミクさん以外が起用された記念すべき曲。今にして思えばここでマジミラ24の異質さの片鱗を見せてたと思う。


6.Call!!

あれ、ここで兄さんが来るなんて珍しい…

🟦玉座に鎮座するギルティKAITO登場🟦

…なんて思っていたらまさかのギルティKAITO登場。カッコよすぎる!!!カードぶん投げたりちょっと動くだけで何でこんなにも色気が凄いんだ…
一挙一動の度に私も周りも黄色い歓声をあげてました。去年の敗走してたKAITOはどこへ…?
振りもキレッキレで王としての貫禄を見せつけられる。これはアカン…

私が参加した公演全てで曲の始まりと共にどこかで悲鳴が上がっていたのと、幕張で連番した青廃になりたての友人が狼狽えていたのは面白かった。


7.TYQOON

劇毒兄さんの次はめーちゃん。クリプトン大人組がこんな前半から引っ張っていくのは珍しい。

気付いたらこの曲の中毒になってしまっていて、入りの「四角四面でいらんなくてごめん」の部分がメロディーと語感が良くて耳に残っているし、間奏の「テーテー」みたいな部分も脳内再生される。
去年のレッドランドマーカーはカッコイイ声だったのに対して、今年は可愛い系の声という対比。KAITO然り運営狙ってる…?


8.REALITY

早くもカイメイのデュエット!KAITOがギターでMEIKOがボーカルというon the rocksを彷彿とさせるような構成。ギターな分動きまわれるのでしっかりとパフォーマンスを合わせてきて良い…ってなる。

この曲はとにかく王道のバンドってイメージで盛り上がってました。曲の後半にかけての盛り上がりが凄すぎる!
そしてMEIKOといえばスタンドマイクを大胆に持ち上げるパフォーマンスですよ。これを見る度に歓声あげてしまう。


9.新人類

遂にリンちゃん登場!この曲はウッホウッホコールが楽しかったね。ウホウホしながらゴリラポーズしてるリンちゃんが可愛かった。というか、この曲の振りは終止お猿さんしてる気がする。腕を横に広げてヒョコヒョコしてるのも可愛い。

登場の際、幕張と大阪では普通に登場していたけど福岡ではリンちゃんと同時に足元にも三つのパーティクルが出てきていて、チンパンジー君友情出演か!?と思っていたら普通にスピーカーだったという演出もあった。
若干の肩透かし感がありながらもそのスピーカーに乗ったり座ったりしてるのを見てこれが鏡音だよなぁ~とか思ってた。歌詞もライブで流せるギリギリを攻めてるし。「劣等種が何をほざいてんだ」とかボカロ様が人類に言ってる感じもする。これはこれでアリだな…


10.流星のパルス

イケメン登場。Cメロのアップテンポで盛り上がっていく部分が好きすぎて癖になってます。サビ終わりの「聞こえてる?この声が」の後にポーズを変えずに間奏に入る部分が刺さった。どこまでも声を伸ばして歌を届けようとする姿勢が良い…

そしてこの曲はなんといっても声がいい。*Lunaさん曲の調声を担当してるびびさんが神。このレンくんは力強い声で感情を揺さぶってくる…

この曲はプロセカへの書き下ろしで、当時はこの曲が書き下ろされたイベントのランキング上位を狙ったほどやり込んでた。そんな事もあってこの曲にはかなり思い入れがあったけど、プロセカ曲はマジミラではやらないと思ってたのでアルバムに収録された時は大興奮だった。


11.踊

事前告知の無い爆弾曲その2。今年のマジミラアルバムにカイメイとミクルカ曲が入る中、リンレン曲だけ無かったのでサプライズで新曲やるんだろうな〜と予想していた。(予想はハウトゥー世界征服)

イントロが流れて、踊!踊やってくれちゃうのか!!と大興奮。リンレンの息の揃ったダンスにじゃれ合いのような振り…と鏡音ならではの良さを見せつけられる。2番の始まりの部分でレンくんがリンちゃんの動きをトレースするような振りが好きすぎる。あれこそリンレンだから為せる技…

そしてこの曲はライブになると間奏の音があまりにも強すぎて鳥肌ものだった。人体の内側からの衝撃で鳥肌が立っているんじゃないかと思うぐらい体に響いた。ここは照明も青と橙でバチバチに照らしてくるので視覚と聴覚から体が持っていかれる。
そしてラスサビ前の間奏で体を揺さぶられまくった後に手拍子する部分があるのだが、ここで治安の悪かった照明が会場全体を白と黄色で照らすようになり、会場の盛り上がりがピークに達したかのような照明に切り替わる。ここのリンレンが神々しい…
そんなボルテージで入るラスサビ…これ以上は死人が出る…いや死んだ


12. lost and found

ここで20秒ほど清らかな音楽が流れ、会場が落ち着き始める。(死人も復活)
ここで満を持してのルカさん登場。最近ルカさんは後半の登場が多い気がする。

ルカさんのバラードはスタンドマイク一本でしっとりと歌い上げるのが素晴らしい。めーちゃんとは違った意味でスタンドマイクが似合う。
この曲は過去の道のりと歩んできた現在を優しく包み込んでくれるような曲と思っている。昔はバラードが沁みる事はあまり無かったのが、今年は沁みるようになったあたり歳取ったな…と感じさせられる。
やはりルカさんはバラードやで…


13.Letter song

ここで突然ピアノソロが始まります。今までの流れ的にアルバム曲の初恋オワタか…?と思っていたらこの曲。古参が死ぬ曲らしいが、千本桜から入ったオタクなので正直知らなかった…

ただ、いざ聞いてみると涙腺に良くない曲でした。10年前の苦労してた自分、その10年前から見た今の自分…なんて事を思い返してたら自然と涙が零れ落ちてた。10年前の涙は思い出に変えられたよ…
そういえば10年前の自分はどんなだったか…受験勉強しながらベンゼンシリーズ聴いて狂ってたな…


14.陽だまりのセツナ

プロセカNEXTから採用されたミクルカ曲。プロセカとマジミラは交わらないと思っていたので流星のパルスと同様に驚いてた。

オーケストラサウンドが特徴のこの曲がライブではどうなるか気になっていたが、完璧な演奏で1つの劇としてそこに存在していた。
ミクルカの対話しているような振りが物語を紡いでいってるようで良い。無邪気なミクさんとそれに付き合ってあげるルカさんの構図が最高。

ミクさんが混じった複数人曲でいつも思うのが、ミクさんが歌わずに引き立て役として踊っているのが好きすぎる。ミクさん推しなのに。
普段メイン張ってる人がサイドにいるギャップというか。どりーみんチュチュでバックダンサーしてるとことか好き。


15-福岡.アンハッピーリフレイン

福岡会場限定曲。アルバム曲ゾーンが終わり、ここから先は未知のゾーンだったので身構えていたところにコレ。
サンボルの時に初めて現地で聞いてハマってたので、ここで聞けて嬉しかった。

KAITOに続いてギターを持ってバチバチに歌い上げるミクさん。曲調がガラリと変わり、後半戦に突入したことを感じさせる。

最近知ったのがこの曲はどうしようもなくなった少女の人生を歌ったような曲だったということ。良すぎるメロディーとテンポに気を取られて気にしたこと無かったな…
というか、陽だまりのセツナ → アンハッピーリフレインって時代遡りすぎでは?(調べたら11年でした)
アルバム曲終わりのスパイスにしては刺激が強いような…いやこれぐらいが適量か…(洗脳)


15-東京.すろぉもぉしょん

東京会場限定曲。初見の時はアンハピか他のwowakaさん曲やると思っていたので、ピンクの光と共に登場した時は脳がフリーズした。

この曲は学生時代にちょうど聞いてて、初めて現地で聞けることが分かると同時に変な声が出ていた。
こんな気だるそうな衣装に反してキレキレのダンスを見せられたので少し呆気にとられていた。

昔はこの曲の失敗したり絶望しても人生なんてそんなもんだみたいなメッセージに支えられていたところはあった。ボカロに出会えて良かったと思う。


15-大阪.サイハテ

大阪会場限定曲。東京で3日連続ですろぉもぉしょんを浴びたので会場限定の枠か!?と睨んでいたところにこの曲。これは予想できない…

DIVAをやり始めた頃に聞きまくっていたのでイントロが流れた瞬間に思わず感嘆の声が出てしまった。
この会場限定枠は似たテーマの曲で構成されているというのを見かけてなるほどな〜とも思わされた。

ポップな曲調ながら喪失感を感じさせる不思議な曲というのもあってずっと耳に残っている。
いつかそんな現実や感情と向き合うと考えると切なくなる…
ライブでもそんな喪失感を感じながら見ることになる………事はなく、いざ始まってみると


ミクさんの振りめっちゃ可愛い!!!(大阪風に)

こんな感情でペンラ振ってました。


16-1.快晴

イントロがアレンジされていて最初は分からなかったものの、ステージに映し出される青空で疑惑に思い、曲が進むにつれ疑惑が確信に変わっていった。

快晴!快晴じゃないか!!5年振り!!元気してた?

快晴はめちゃくちゃ好きな曲なので久しぶりに見れて良かった…カラオケで毎回歌うくらい好き

サビの声の伸びが良すぎて昇天しそうになる。ボカロといえばどこまでも伸びるような綺麗な声が特徴だと思っているのでこの曲は癖になる…

この曲、実はマジミラ19で初めて聞いてから徐々にハマっていった曲なので、ここまで好きと思えるに至った今ライブで聞けたのは本当に良かった。


16-2.Calc.

流れた時、Calc.……?やるの!?と思うくらい予想してなかった。
こっちもステージに青空が映し出され、ミクさんがギターを持って登場。今年結構ギター出てくる

THE・王道って感じでどこか懐かしくもなるメロディーが凄く好き。歌詞も失恋を歌ったもので、この歌詞に思いを馳せると切なくなる…

それにしてもこの日替わり枠、どちらも「別れ」をテーマにした曲。セトリ担当の人やってるな〜〜


17-1.僕が夢を捨てて大人になるまで

ミクさんのピアノ弾き語りで演奏される曲。弾き語りによって伝えたいこと全てを曝け出して、歌詞が際立っているように思える。

ボカロにハマってから自分の進路を考えるようになり、その結果の今、楽しく過ごせてる自分がいる。
今までの道のりを思い返しながらこの曲を聞いてると思わず涙が出てくる…この先も後悔しないように進んでいきたい。
弾き語り形式でこの曲を作ったのは天才だと思う。


17-2.命に嫌われている。

これ日替わりなの…?マジミラ20夏のアンコール後に爆弾としてやってきた曲が…?
そんな感じで登場。もう片方もマジミラ19のアンコール前ラストの曲だし似たようなもんか…

原曲とは違いライブアレンジが入っていて、1番はバラードのように歌い上げ、それから徐々にテンポが原曲に戻っていくというもの。初見の時はテンポが違いすぎて戸惑ったものの、これはこれで良い。

どんな状況下でも自分らしく命を投げ出すな、と伝えてるように思える曲。この曲は色々な人達を救ってると思う…

そんな曲がマジミラで初演奏されたのがコロナ真っ只中の2020夏のアンコール後。注目が集まるアンコール後にこれを持ってきたのは運営からのメッセージ性を感じてならない…


・バンドメンバー紹介

心に色々な物を残していった後にバンドメンバー紹介。サンボルからバンメン紹介の音楽がノリノリなものになっていて、密かに楽しみにしている。

ただでさえプロの技を見れるだけで凄いのにマジミラ23からドリルを使ったパフォーマンスをするなど、バンメンとファンの関係がいい意味で砕けてきていると思う。
今年はそのパフォーマンスも進化していて、ギターの寺前さんが福岡では背面引きやフラッグをドリルに刺したり、幕張ではショッパーぶん回したり。大阪では水鉄砲を二刀流でギターするなどしていて楽しませてもらいました。
あと、参加してない幕張土曜昼では1番自由なパフォーマンスしていたらしい。なんでもドラムの早川さんがドラム叩かずに口で「パンパンパンパン!」って言ってたとか…

そんなこんなで遂にボーカルのミクさん登場…と思いきやまさかのクリプトンズ全員集合。そういうことしてくれるのね!!
正直、いつものボーカルは〜?の後にミクさん以外の名前も叫びたいと思っていたので良い演出だったと思う。マジミラ10thからクリプトンズを全員登場させようという意志を感じるので凄く良い傾向だと思った。


18-1.Satisfaction

実はサンボルの時に初めて聞いた曲。kzさん曲の中で一番盛り上がる曲だと思っている。

改めて見てみたら踊り完璧すぎる…
動きにキレがあるのは勿論、ジャンプした後に寸分の狂いもなく着地して踊り続けたり。サビ後の間奏での足の振りが好きすぎる。真似してみたくなったけど多分足絡まる


18-2.テオ

ミクさんのシルエットが七色の光に照らされながら登場。雪ミク19とマジミラ19のトップバッターがバンメン後の会場を再点火させていく曲選が合いすぎている。

この曲が投稿された当時は疾走感のある王道の曲が少なくなってきていると思ってて、そんな中でこの曲を聞いて衝撃を受けたのを覚えている。音圧が凄すぎてイヤホンが外せなかった…


19-1.グリーンライツ・セレナーデ

最早マジミラ定番となったこの曲。毎年聞いてるものの、盛り上がりが凄すぎてこれが無いと生きていけない体になってしまっている。

ラスサビ入る前の間奏がもの凄く好きで、ここを聞くたび昇天している。一番好きな間奏を聞かれたらここを挙げると思う。
そしてサビ終わりの寄り添ってくれるミクさんも好きで、毎回ここで涙腺が刺激される。聞いた当時はここで不思議と涙が出ていた。


19-2.ブレス・ユア・ブレス

マジミラ19の元締め登場。マジミラ19から本格的に参加し始めたのもあって思い入れの強い曲。

この曲は他のテーマソングと違って、初音ミクが嫌いという感情から作られた曲。和田たけあきさんがミクさん10thの時のインタビューで嫌い発言をしたことで一風変わった曲を期待して起用したらしい。
ボカロP目線からだとボカロはこう映るのか…と思わされ、気付いたらハマっていた。

去年からラスサビ前にミクさんの誕生日を「おめでとー!」と祝うコールが浸透し始めていた。そんな曲が演奏されたのは今年の幕張土曜日、8月31日だったわけで、奇跡なのか狙ったのか分からないけどとにかく叫んだ。ミクさん誕生日おめでとう!


20.ノヴァ

このままテーマソングの流れか!?と思ったいたら別のテーマソングでした。これも良い。

この曲を初めて聞いたのはサンボルの時で、「もし空が晴れたら また一緒に旅をしようよ」という歌詞が、コロナ明け一発目のライブで演奏したのがあまりにもハマりすぎてて感激していた。

演出も「虹を見つけられたよ」の部分で虹色に照らされたり。こういうの好き。
「旅」がテーマの今年のマジミラでやるのに相応しい曲だったと思う。

ちなみに幕張で連番した友人がこの曲きた瞬間に崩れ落ちてました。福岡で先にセトリを浴びたので、刺さりそうな箇所でずっとニヤニヤしてた。
今年は特にこういう楽しみ方が出来ると思う。


21.初めての恋が終わる時

私の青春ソング登場。もうこれで終わってもいい

来た瞬間全身に鳥肌が立った。ここだけ冬が来てたと思う。雪道を歩きながらこの曲を聞いてた記憶が蘇ってくる…
足ガクガクで何度も崩れ落ちそうになったけど一秒でも多くステージを見たくて耐えてました。

ミクパとは違いモジュールも振りも一新。やっぱりこの曲にはこの衣装が似合う。そして振りが可愛いのなんの…
両手を擦ったりマフラー編んだり。「ほら見て初雪!」のとこではしゃぐミクさん可愛すぎる…

そしてこの曲はなんといってもストーリーが良い。好きな人と離れ離れになってしまう少女が想いを伝えようとするも、あと一歩が踏み出せない姿がいじらしい。
そんないじらしさがライブでも表現されていて、曲が進むにつれてミクさんの表情がだんだん悲しくなっていくんですよ……
1番サビ前の「振り向かないから」で背を向けるものの、最後に少し振り向いてしまうのは、この気持ちに嘘をつきたくない想いが見て取れる。モーション一つ一つが細かい…
そして曲の後半。列車が迫ってきているように伴奏が激しくなっていき、落ちサビで雪が降る音だけになるのが好きすぎる。
ここから迷いが晴れて想いを伝えようとして、あと一歩を踏み出そうとした瞬間「キミとの距離は0」に。気持ちを押さえつけてたのは相手も同じだったというのが本当に良い…こんなことされたらたまったもんじゃない…
そしてミクさんの優しくぎゅっとする振りと安堵の表情でこっちも幸せになる。それと同時に視界がぼやけていく…
そして締めの
「来年の今頃には どんな私が居て どんなキミがいるのかな」で儚さとこの先の幸せを感じさせる終わり方が本当に好き。来年の自分はどうなっているのか…とにかく演奏してくれてありがとう…


22.アンテナ39

完全に魂が抜けてアンコール待ちモードになっていたら、謎の四つ打ちが刻まれて魂が戻ってきた。
何かと思ってステージを見ると「LAST SONG」の文字と天井に映し出されるトラベルちゃん。
ここでテーマソング来るの!?
投稿された時は1曲目辺りに来るかなーと思ってたけどまさかこことは…

この曲はひたすらにブチ上がりました。
「バンバン揺らしてツインテ」でツインテユラユラしてたり、「最短コース飛ばして」でゴルフしているの可愛すぎる。
サビではミクさんが同じ振りを繰り返していたのでそれを真似てた。真似てる人とそうでない人とで分かれていたけれどどちらが正解だったのか…
そしてラスサビ後に最後までアゲてくかのようにキレッキレのダンスを見せる。ギャルっぽい見た目と口調でこんなん見せられたので目が離せなかった…

これだけブチ上げてくる曲ながら、どこかライブも終わりが近づいている寂しさを感じさせてくる。
今年のテーマソングも良かったなぁ…


・アンコール

今年はこの時点で既に満たされていた。欲を言えばもう少し後半でクリプトンズを見たかったぐらい。
ただ、アンコール後に全員登場の機会はあると思ってたので期待しながらアンコールしてた。
アンコール後の予想としては、爆弾コラボとなったポケミク曲から1〜2曲、そして全員集合曲としてBlessingかプロセカ書き下ろしのアイムマインと予想。結果はいかに…


23.ボルテッカー

待ってましたポケミク曲。ポケモン公式のフラスタが出てたり、企画展でポケモン本編の広告が流れていたのはやっぱり伏線だった。

この曲は全体的に振りが可愛かった。サビなんて全部良かったけど「ビビビでチュチュチュ」の振りなんて特に可愛かった。それと「だってむちゅー」で投げキッスするミクさん見て悶えてた。

実はポケモンオタクでもあるのでポケミク曲をマジミラで聞けたのは本当に感動した。(ポケモンはルビーから始めて、初代とXY以外をプレイ、好きなポケモンはミズゴロウとウルガモスとレジ系)

ポケモン要素を随所に散りばめながら、ボルテッカーのように好きな相手に真っ直ぐアタックする、という曲を作れるのは天才すぎる。
他にもJUVENILEとかむげんのチケットとかやってくれないかなー


24.Hand in Hand

MCが入って最後の曲と言われ、何が来るのかと期待が高まっていたところに出された定番曲。
正直、毎年聞いていて食傷気味でもあったので途中でやるならまだしも大トリなのか…と少し落胆してました。
気を取り直して、去年はバンメンがわちゃわちゃしてたので今年もそれを見るか…と思い、ステージを横目で見ながらバンメンを見ていた。
けど、そろそろ1番が終わるのに全然わちゃわちゃしないな…ミクさんの振りも若干違う気がする…


🟥、🟦「やあ」

バンメン見てた私「なにこれぇ」

「え、赤と青!?なんで?」

「…赤と青!?!?!?なんで??????」

2番に入って突然に現れたMEIKOとKAITO。
これHand in Hand??曲間違ってないよね?
幻術なのか!?いや何で急にカイメイがステージに…

「え!?めーちゃん歌い出した!歌うの??DECORATOR形式じゃないの??」
「兄さんも歌い出しよった!!あ、ミクさんとわちゃわちゃしてるの可愛い…」


🟪、🟨、🟧「やあ」

「あ!(絶命)」

衝撃を受けすぎてこの辺から記憶飛びました。
まさかHand in Handを6人全員で歌うとは…これは大トリに来るのも納得。
食傷気味とか言ってすみませんでした……でも、こういう風にテーマソングにも少し飽きてきたって人が見受けられてきたのもあって今年は味変してきたと思う。味変どころじゃ済まなかったけど…
実際、福岡土曜昼の完全初見の回で、イントロから2番の始まりまでは周りのガチ勢達のペンラの振りがいつもより緩やかな気がした。そしてその後にカイメイが登場した時はペンラ振ってる人はほぼいなかったし、崩れ落ちてる人が何人もいた。火力が高すぎるよ…
そして、この曲が始まる前にMCのミクさんが「みんな〜準備はいい?」って聞くんだけどこれって多分ファンに向けつつ、ステージ裏のクリプトンズにも言ってるよね…
歌い終わった後に「びっくりした〜?」って聞いてるし確信犯だと思います。運営もミクさんもやってくれるね…
そんなこんなでこのHand in Hand、マジカルミライ2024を締めくくるのに本当に相応しい曲だったと思います。ありがとうマジカルミライ…


大阪千秋楽

千秋楽後の開催決定お知らせを見ないと終われない体になってしまったのでしっかり参加。
今年は福岡開催だったので、サンボルで巡った5会場の最後の一つである名古屋くるだろうと予想してましたが果たして…


トラベルちゃんここで出てくるの!?
あ、次の目的地をお知らせしてくれるのね。
なるほど…

「次の目的地は〜〜〜?」
「OSAKA!TOKYO!」

「そしてなんと~~~!!!」

SENDAI〜〜〜〜〜!!!!!

名古屋ではなくまさかの仙台。
これを見た瞬間「よし!仙台行くか!!経路も料金も見てないけど!!(バカ)」ってなってました。
まあ福岡や大阪に比べたら格段に行きやすいので来年も3都市行くと思います。ただ、公式の書き方的に3都市全部8月開催っぽい。だとしたら8月の濃度ヤバすぎる。どうにかして時間作るし問題ないか…

とりあえず仙台に行く口実が出来たので行きたい。
行ったら牛タンとずんだ餅と笹かまは食べたいな…

ちなみに、千秋楽を連番した名古屋のフォロワーさんが悪い意味で崩れ落ちてました。まあ来年の今頃には名古屋開催のマジミラがいるはず…


おわりに

ということで、マジカルミライ2024感想でした。
初めてこういう感想書いたけれども、今まで「良かった…」で終わってた感想が驚くほど言語化できた。

来年のマジミラは今年を越えられるのかどうか…
毎年気にしてるけどしっかり超えてくるのであまり心配はしていない。というか越えてくるなら身が持たないのでは…?
多分次回も感想書くことになると思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました!
長々と書いてしまいましたが、また次の記事でお会いしましょう。
ではまた!




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