娘にピアノを始めた理由
娘が4歳からピアノを始めて、1年半が経ちました。ここ最近、ピアノを始めてよかったなぁと思うことが多いので、綴っておきたいと思いますが、まずは、ピアノを始めた動機から。
ピアノを始めようかなぁと思っている方や、習い事を何にしようかなぁと思っている方の参考になればと思います。
楽器への興味
大前提として、娘が楽器に興味を持っている様子があったことがあります。保育園で先生が弾いてくれていたからかもしれませんが、楽器屋さんの近くを通ると、夢中になってピアノを弾いていました。
多くの小さい子がそうかもしれませんが、歌やお遊戯が好きだったので、ピアノで音楽に触れられるのは、娘にとっても良い時間なのではと思いました。
子供生まれたらピアノを習わせたいと言う夫の意向
なぜかはわからないのですが、夫は、子供ができるずっと前から、「いつか子供ができたら、ピアノを習わせたい」と言っていました。
夫自身は、小学生のときにピアノが嫌で嫌で母親に頼み込んでピアノをやめさせてもらったようなのですが、どうもピアノをやっていてよかったと思うことが多々あるようで、子供にもできれば・・と思っていたそうです。
娘の様子から適性を感じた
娘は、ずいぶん小さい頃からアスレチックが大好きで、年齢に対して難しめのアスレチックにも果敢にチャレンジしては達成していました。
アスレチックの、
・周囲をよく見て、手足の位置を理解する必要がある
・どう進めるべきか頭で考えながら手足を動かしていく
・集中力が必要
というところが、ピアノとよく似ているように思いました。
そのため、アスレチックが得意な娘は、ピアノも得意になるのではと思いました。
また、折り紙や工作が大好きで、年齢の割に手先が器用だったのもまた、娘がピアノに向いているように感じられました。
せっかくお金をかけるなら、本人が得意になれるような、本人の特性に向いていることを習い事にしてあげたかったのです。
没頭できる趣味として
私自身も4歳頃から小学5年生くらいまでピアノを習っていました。
とても上手だったと言うわけではなかったのですが、何も考えたくないときや暇なときなど、気分転換をしたいときにはよくピアノを弾いていました。
ピアノって弾いていると無心になれるし、新しい曲を弾きこなそうとするときには没頭してあっという間に時間が経つのですよね。
そう言う趣味があると、リフレッシュに役立ちます。
ピアノがリフレッシュに良い、と言える程度に弾けるようになるには、それなりの訓練が必要で時間もかかりますが、趣味としてもピアノを娘に身につけさせてあげることが何かの糧になるかなと思いました。
常にちょっと難しいことに迫られる環境
娘は5月生まれで、さらに発達が早めの未就学児です。
おそらく、1つ上の学年に入ってもやっていけなくはないのでは、と言う感じです。
そうすると、保育園や幼稚園では何をやっても比較的周囲より上手にできてしまいます。工作も、お絵かきも、お遊戯も、知育も。
もちろん自転車とか逆上がりとか、お友達ができて娘にはまだできないこともあるにはあるのですが、学年のくくりの中で課題を与えられたとき、多くの場合、娘はできる方の側に入ることが多かったのです。
それは、自己肯定感や有能感を育てるにはいいことなのでしょうが、なかなかできないことに長期間取り組んだり、お友達より劣っていて悔しいと思ったりそんな経験が少なくなってしまうという弊害もあるように思います。
そういう経験がなさすぎると、ちょっとやってみてできないことはすぐに辞めてしまったり、自分が周囲より優位に立てていないと現実を受け入れられなかったりになってしまうのではという危機感がありました。
未就学児のうちはバレエや体操はどうしても集団で取り組むところが多いので、それでは結局、幼稚園と同じように、団体で課題に取り組むので、園と同じ状況になってしまうのではと思ったのです。
そこで、できていないことがわかりやすく、簡単にはできなくて、できるようになるには頑張る必要があって、周囲には自分よりも上手な人がたくさんいる、そういう環境として、ピアノというお稽古は最適のように感じました。
待つ時間がない
そろそろ習い事をと思ったときに、いくつか体験に連れて行ってみたのですが、団体でのお稽古は、待ち時間が結構あることに気づきました。
送迎も含めるとお稽古は結構な時間になりますが、未就学児は自分で行って帰ってこれるわけではなく、付き添いが必要です。
私も働いていますから、貴重な時間を娘の習い事に捧げるわけで、正直なところ、「誰かできるのを待っている時間」「自分の順番を待つ時間」がすごく無駄に感じたのです。
社会性という観点では、そういう時間も大事かしれませんが、それは園でも体験してます。
個人レッスンであるピアノは、お稽古の時間が全て娘の時間というのも魅力的でした。
まとめ
他にも理由はあったような気がするので、思い出したらまた追記したいと思いますが、娘にピアノを習わせるに至るまで、いろんな理由がありました。次回、1年半続けてみて、始める前に思っていたことはどれくらいあっていたかについて、記録したいと思います。