氷の城壁がさあ!!!!!
俺はね、いいかい、俺は色々あって一睡も出来なくて、流石に6時過ぎたし寝るかと思って最後にマンガmeeで氷の城壁読んで寝るかと思ってアプリを開いたの。OK?それで、目を見て人の話を聞きなよ、それでな、マンガmeeは1日1話無料で1話読めるから、95話まで読んだので、次の96話を読んだわけだ。まあもう既にちょっとずつ課金して続きを読んだりしているから、別に1日1話どころか数十話読んでるわけだけど、それはまあさておきだ。でさあ、まあここからは氷の城壁を100話まで、まあちょうどそこまで読んでる奴なんて俺以外いないだろうから最後まで呼んだ奴向けに話すんだけど、というかまだ氷の城壁を読んでないならネタバレになるからこの先を聞かないで欲しいのだが、読んでる?読んでるってことでいい?読んでるってことでいいなら話始めるよ。読んでるね。読んでるなら早く言ってよ。話始めるからな!!はい。96話でさあ、まさかのね、ももみな破局ですよ。破局報道。ももみなって言うとなんかNiziUみたいだよな。NiziUのことあんま知らねんだけど。ごめん、どうでもいいか。いや話ってのはさ。いや、MOROHA『革命』のイントロみたいになったのはマジでたまたまだから、いちいちそういうところに突っかかってたら話が進まないだろうが。いや、そうなんだよ。栗木桃香さんと雨宮湊くんが別れたってさ。まあそうなるかとも思いつつ、俺的には五分五分だったのよ。別れるのは物語的にも確定としても、湊がフるのか桃香がフるのかみたいなのがあるわけじゃない。案外やっぱり湊がフれないのを桃香が慮ってフってしまうみたいなこともあるのかなって思ってたわけよ。いやーこれはもう完全に浅はか。俺が、浅はか。今までお前は栗木桃香さんと雨宮湊くんの何を見てたのかって話な。今までの湊ならフれなかったから、そこは一旦置いといても桃香がフる訳ないって話。これは本当にそうだな。桃香はね、っていうか氷の城壁における全てのキャラクターは幸福に向かって『学園モノ』ってあったけえ泥土の中をもがきながら進んで行ってるわけ。そこにおいて軋轢はもちろん生まれるさね。歪みも生じる。でもそれは誰かのせいじゃねえんだ。各々の苦痛への向き合い方が違うだけなんだよな。小雪は他人からの心ない言動に傷を負うくらいだったらハナから人間と交流しなければ良いって価値観の元高校生活の序盤を生きていた。関係性が苦痛になるくらいだったら、初めから関係性を形成しなければいいという話やね。湊は他人が不破や排斥されているのを見て、名状し難い恐怖を得て、このようなものが自分に向かないように、せめて自分が救済している間は自分は加害者ではなくいれるし、自分に被害が及ぶこともなくなると無意識のうちに刷り込まれ、公序良俗以外の軸を失くした。関係性が苦痛になる前に、関係性から苦痛の原因を先に失くしてしまおうと考えたわけだ。これは物語終盤で自覚しているように、滅私に見えて極度の利己的なものだから、そこに気が付いてしまった人間は離れていく。小雪が言っていたようにそこに救われる人間がいるのも確かなんだけどね。ヨータは結構物語序盤で納得出来ちゃったから問題がないような印象を抱いてるけど、家庭内の疎外感から逃避して帰宅時間を遅らせていたり、関係性が壊れないように美姫への想いを隠したり、ヨータは小雪や湊よりも感情を隠すのが上手いし、関係性を壊してしまうことへの恐怖が強いから、これは恐らく家族という関係性が大きく変貌したことから得てしまった経験則なんだけど、自分の傷から目を逸らしつつ関係も守るってことが出来ていたわけだ。美姫はずっと俺はわからなくて、4人のなかでは1番共感出来ないな、と思っていたんだけど。なんだその目は。キモオタク根暗子供部屋おじさんいい歳して女児アニメと学園ラブコメが大好きキモオタクが共感出来るところなんて他の3人にもないだろって言いたげな目をしているな。そこはおいおい話すけどマジで俺は共感をしているからな。で、美姫は初期はな、関係性を壊すくらいであったら苦痛を受けながら耐えていればいいやと考えていたわけだ。理想の自分が崩れて人が離れてしまうくらいであったら苦しみながらも理想の自分でいようと思っていたわけだ。しかし、理想の自分が崩れても受け入れてもらえると知り、素直な自分で受け入れられることが1番だとなったわけだ。ところが、素直な自分でいてしまったらデリカシーのない、と自分では思っている言動を繰り返してしまったり、他人からの恋慕に気が付かず残酷な態度を取ってしまったり、結局素の自分でいても誰かを傷付けてしまうと知ったわけだな。そこに関してはなんとなく共感できるようになったよ。俺は。それで、それでだな。栗木桃香さんはさあ、自分が苦痛になるなんてちゃんちゃらおかしいって、絶対に幸福になるって言ってさ、湊くんと付き合ったわけ。しかもちゃんと小雪にお前、お前な、湊お前のこと好きだぞと。ちゃんと言ってんの。筋、通してんの。それで付き合ってんだからさ、めちゃくちゃかっけえじゃん。めちゃくちゃ頑張ってんの。だからこそ小雪のことがムカつくんだよな。だって小雪は傷付かないように他者の感情をシャットアウトしてるのに、主人公補正で湊くんから愛されてるんだからな。今の主人公補正って言葉、マジで良くなかったな。おい、俺のことを一回殴ってくれ。いいから。早く。弱い。弱いよ。早く。もう一発。チッ、あんま手間かけさせんなよ。ほら。出来んじゃねえか。小雪が湊くんから好かれたのって、自分が一方的に救わなくても自分のことを救ってくれる存在があるってことに気がつけたからかもしんないすね。そう思いませんか?いや、人が人を好きになるのなんて理由いらないか。おこがましいよな。そういうの。まあ、それはさておきだ。ももみな別れちゃったよ。どうすんだよ。ももみなって言うとNiziUみたいだよな。NiziU知らないのに言っちゃった。さっきも言った?いつだよ?そんなこと一回も言ったことねえだろ。俺のこと一回殴れよ。なんでもだよ。おい。ほら。出来んじゃねえか。でですね、俺は君に届けにおいて胡桃沢梅さんが1番好きなんですよ。俺はあくまでタイプ分けをさせて頂くなら、小雪さんと湊くんの間というか、他人の感情はシャットアウトして自分が傷付かないようにするくせに、他人に手を差し伸べることで自分の優位性も保とうとするチンケな男なわけですよ。それで、やっぱり軸もないくせに傷付きやすい自分に落ち込んでたわけ。でも胡桃沢梅さんを見て、負けたとしても、汚い手段を使ったとしても、絶対に勝ち取りたいものごあるってめちゃくちゃかっこいいと思ったわけ。ものごあるって言っちゃった。噛むことぐらい俺だってあるんだから許してよ。お前が噛んでも俺指摘しないじゃんいつも。で、胡桃沢梅さんを見たときとマジで同じ気持ちになったな。もうここからは97話の内容に入ってくるんだけど、読んだよな。読んだってことでいいか?読んだなら読んだって言えよ。読んだのね。早く言ってよ。湊のさ、幸せになってほしいって気持ちは本心だし、別にそれが心を開いてないって訳じゃないんだよな。だって本気で幸せになって欲しいって思ってるし、桃香のこともちゃんと知ろうとしてた訳だし。でも桃香からしたらムカつくよな。だってお前にはやっぱり恋愛感情一切湧くこともないから別れてくれって言われたんだから。おいふざけんなよ湊くん。ちょっとは桃香の気持ちを考えたのか湊くん。考えたんだよな。考えた上で自分がどうしようとなく醜く思えてきて、今までなあなあで流してきた付き合うということが出来なくなってしまったんだよな。それは仕方ないよ。突っかかって悪かった。俺のことを殴ってくれ。殴らないよな、湊は。代わりにお前が殴ってくれ。ありがとうございます。それで、桃香が馬鹿って、馬鹿って言ってさ、でも桃香は本気で湊のことが好きだから、湊の言ってることがわかってるんだよな。マジで本当に悲しいよな。どうすればいいんだろうな。でも、俺は湊のダチだから、どうしてもこれはしゃーない、湊がそう思うならしゃーないと思ってしまうよ。湊が軸を見つけてしまったからもう生半可には付き合ってられないんだよな。だから湊が悪いのは付き合ってしまったこと、と言いたくなるんだが、それを桃香が否定しないで、と言っているのが俺は本当に嬉しくて、それは桃香を守る言葉なのだが、同時にその決心をした貴方を否定しないでとも思ってしまうんだよな。俺はさあ、胡桃沢梅さんもそうなんだけど、きったねえ手段を使って、ライバルに敵意を向けていて、好きピのことしか考えていないとしても、好きピのことを誰よりも誰よりも考えているその姿は、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ美しいと思ってしまうんだよな。で、美しい女性がさ、桃香がさ、別れてから小雪に言われたこと全部刺さってるのが嬉しい、となる。小雪はでも、自分で羨ましいと言っている通り、桃香のスタイルは否定していなくて、自分本位になりすぎると幸福じゃなくなる日が来るかもよ。と、言っているのが本当に好きで。幸せに向かって突き進むことは否定せず、その進み方のせいで幸せじゃなくなることがあるならやめといた方がいいと言っているのが本当に。結局これって、これが全てというか、貴方たち1人1人のスタイルは否定しないけど、貴方たちが自分1人で抱えすぎていくあまり傷付いて欲しくない、という願いなんだよな。それを全て理解してしまったからこその桃香の呻めき、ガチで嬉しい。そのあとの友達との会話とそういう女になるもん宣言。ガチで素晴らしいよ。友達大事にしてんのよ。結局。打算だけの人間だったらこんな友達おらんよ。桃香は性格が悪い。これは間違いない。悪いっていうのはどうでもいい人間の魂を軽んじてるってことな。だけど、それはしゃーない。今まで受けてきたヘイトの量を考えたらそういう風に生きざるを得ない。だけどこいつ頑張ったじゃん。頑張って可愛くなって、いや元々可愛かったけどさらに可愛くなって、湊と付き合ったじゃん。それマジで偉いかんな。これでさ、安易に人の気持ちを考えて、とかの話にならないのがいいよな。そんな道徳の教科書みたいな話じゃなくて、自分のことばっか考えてたら自分のことを好きになれない、だから自分のことを好きになれる恋愛をする、イコール他人のことも見れるような恋愛及び関係性を構築するってことなんだよわかる?わかってた?俺はわかんねえよ。なんで別れなきゃ行けなかったんだよ。ももみながさ。NiziUじゃないよ。BLACKPINKでもないよ。みなももだとMINAMOみたいになるからよくないよな。MINAMOが悪いって言ってるわけじゃないよ。なるべく性行為から遠ざけたいって話をしてるんだよ俺は。面白くない上にガチで嫌なことを言うのはもうやめたほうがいいか。で、98話の話なんだけど、正直、美姫もうええてになってた。美姫さんもうええてになってた。すまん。正直な。だけど、ちょっと俺。俺氏。やられた。やられたよ。マジでラブコメの1番良い奴じゃないの。あのね、普通のマンガって恋愛感情に気付くの、最初にやるんです。でも、氷の城壁は丁寧に丁寧に人間を描いて重ねて紡いでいって、関係性が構築されて破綻したり修復したりして、その先の、これ、マジで美しいよな。それに気がつくのが変わり目ってさ。マジで陳腐な言葉になるからあんまり使いたくないけどちょっと天才すぎるよな。おかしいよ。正直ヨータと美姫もうええてになってた。すまん。友達で終わるやつだろ。って思ってた。これね、小雪の言葉で徐々にヨータの姿が視認出来るようになるっていうのがやっぱ俺は嬉しくて。相補に影響しあってるんだよな。誰のおかげとかじゃなくて、互いが互いのことを尊重してて、そのせいで壊れたり直ったりして関係性が幾重にも連なってガチガチになっていくんだよな。嬉しい。で、前話の桃香を踏まえて、ヨータといるときの自分が好きで、ヨータのことが好きなんですよ。本当にもうさあ、すっごいじゃん。なあ。人として好きならもう言うことねえな。言うことねえなあからの、季節の移り目ストーム、あ、この風好きですよ。あー終わったね。
「あダメだ、もうダメだこれ、シンプルに恋じゃん。」シンプルに恋なんかい!!!!コラ!!!!バカ!!!!シンプルに恋なんかい!!!!聞いてないよ俺は。言っといてよ。シンプルに恋だったのかよ。シンプルに恋だったなら先に言っといてよ。マジでここに来ての伸びがハンパなくてマジで群像劇がうめえ。流石にデカい声も出ました。ごめんな、褒める時にオタクの構文でしか褒められなくて。悔しいよ。俺だって。でも本当にすげえよ98話「移り目」。一瞬唖然とした後に美姫が普通に返せてるのもいいよな。長年の友人としての振る舞いがまだ残ってるから上手く対応出来たんだけど、胸のうちにはもうどうしようもないくらいの感情が渦巻いているのがまさに移り目だなって感じだす。ごめんだすとか言っちゃった。瞳の中にヨータが映ってるのもありがちな演出だけど本当に良くてさあ、今まで距離感を掴めず、ヨータの解像度が低くなってる美姫がついに再びヨータを見れるようになった。なったらもう終いですわね。終いなんすわ。マジで素晴らしいよな。で、ごめん、眠い?眠かったらごめん。あと99話と100話の話だけさせて。湊がさあ、今までのこと全部ひっくり返っちゃって落ち込むやつあるじゃん。それマジでわかるんだよね。まあ誰しものやつだけど。自己嫌悪から抜け出せなくなるみたいなやつね。で、それを気が付いてなかった時間が長ければ長いほどその自己嫌悪から抜け出せなくなるなるんだよな。わかるよ。軽々しくわかるなんて言いたくないけどわかるよ。で、それを何ページもかけて懺悔して、自分のことが嫌いって。湊さあ。この漫画で唯一、ただ唯一否定されているのが自分のことを嫌いになることだけなんだよ。それが本当にありがとう、ありがとうなんだが、嫌いになっちゃってるね。湊くん。でも、その自己嫌悪はさ、抜け出せないんだよな。だって自分は常に自分と共にあるから。自分というものが常に自分である限り苦しめられる。もう湊くんが湊くんでいる限りずっと辛いままなんだよな
「雨宮くん」雨宮くん!!??マジで!!!マジでありがとうその声は、そうだよな小雪だ。マジでこれが俺は本当に、本当に本当に嬉しくて。泣いちゃいそうに、なりました。なりましたね。ええ。俺はさ、救済してもらったヒロインがまた誰かを救済するのが好きで。救済してもらったなんて言い方は傲慢で不遜でそれこそ湊が嫌いなメサイアコンプレックスの塊のような言葉なんだけど、それでもやっぱり嬉しいんだよ。湊から受け取ったものを小雪が返すっていうのはさ。ガチで。言葉も行動もプレゼントも返してくれたじゃん。マジでさ。ホンマにありがとう。嬉しくて。湊の表情、ガチで泣けます。氷の城壁ってどう考えてもあなたのことですよね。おい。マジで小雪の成長が、ガチで。助けてくれ。小雪のことが好きで。湊くんのことも好きで。2人手を繋いで。どこまでも言ってくれ。あの日手を引っ張った湊くんの手を今は小雪さんが引っ張っていて、ガチで。カタルシスが凄くて。それで100話だ。マンガmee使い切ったからピッコマで読んだ。そんなことは良いんだ。小雪が傷付かないようにシャットアウトしていたものを、多少は信じられるようになって、それは湊のおかげ、みたいな部分もあって、でもそれだけじゃねえんだよな。小雪がいっぱい考えていっぱい考えていっぱい考えた結果、自分のために踏み込んでみようと思ったわけだ。マジで偉すぎる。自分のためになんだよ。もちろん湊のために、ってのもあるのだが、1番は自分のために、自分が幸せになるために踏み込んでいるのが素晴らしくて、結局徹頭徹尾自分が幸せになるための行動原理を示した作品なんだよな。で、次の日の学校で、もう俺は終わるハメに。まず、小雪可愛すぎな。で、湊可愛すぎな。でさあ、下駄箱の扉が仕舞い込んでいた感情がまろび出るかのように開かれると、ハッピーバースデー湊。湊号泣。俺も号泣。マジで終わり。何回黒閃やるねんこの漫画。本当に美しい。おい、湊、いいか、お前はな、利己的な感情で他者を見下してマウントを取っていたと自分では思っていたのかも知れないが、あのな、救われてる奴がめちゃくちゃいっぱいいるってこと、マジで忘れんなよな。俺だって救われとる。な?お前に救われた奴、めちゃくちゃいっぱいいるの。それだけ忘れないでいてくれたら今回終わりです。お前もわかったか。俺たちは幸せに生きたい。俺みたいなキモオタクでも幸せに生きたいし、自分を嫌いになりたくない。でもそれは難しい。だから創作に逃げて自分が共感出来る人間の成功を見ることで欲求不満から解放された気になってんだ。そんな自分がめちゃくちゃ嫌いだよ。だけどな、氷の城壁のおかげで、また頑張ろうって思ったよ俺はよ。こんだけみんな一生懸命生きてんだ。俺だって頑張ろうって。な?一人一人共感出来るんだけど、共感出来ない部分だってある。当たり前だ、人間なんだから。でも、その当たり前を大真面目にやってくれたのが、氷の城壁ってわけだ。すげえよな。マジで。俺も頑張ってみるからさ。お前も朝だから早く起きろよな。
寝起きの妹「頼むから実家から出て行ってくれ」
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