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読み聞かせした本(19)『かみなり』2023年9月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本『かみなり』 監修 妹尾堅一郎 協力 音羽電気工業「雷写真コンテスト」ポプラ社

選んだ理由

・7月下旬にTRCのブックフェアに行ったときに、他校の司書さんにこの本を教えてもらった。
・写真のインパクトが強くて子どもが好みそうと思った。
・夏休みの終わり頃、夕立や雷が続いたことがあり、自分の体験と重ねて聞けると思った。

子どもの反応

・表紙を見せると、自分の体験を話したくてしょうがない感じになった。
・ページをめくるたびに写真に目が釘付けになっていった。
・「こわ〜」「きれ〜」と、相反したつぶやきが聞こえた。

読み聞かせた感想

・初めに何人かに雷にまつわるエピソードを話してもらってもよかったかも。自分が知ってる情報や体験を発表したくてうずうずしてる。
・他の司書さんから聞いていた通り、飛行機に落雷する写真に興味津々だった。
・雷に対する昔の人の考えも紹介されていて、『おそれうやまわれてきた しんぴの ひかり』という説明がすっと入ったようだった。

気づき

・『雷写真コンテスト』に入賞した写真だけあって、どの写真も迫力がある。よくこの瞬間が撮れたなあ〜と思うものばかりだった。
・日本海側には冬でも多いとか、地上からも空に向かって稲妻が走るとか、知らないこともあった。
・読み聞かせの前に導入で少し語りを入れたいと思うが、子どもたちもしゃべりたくなってしまうので、加減が難しい。
・大きな音は怖いけれど、安全な家の中からなら稲光を見てみたいと思うし、不思議な魅力が雷にはあると思った。


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