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読み聞かせした本(12)『めだかのぼうけん』2023年7月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本

『めだかのぼうけん』  渡辺昌和 写真    伊地知英信  著
福音館書店

選んだ理由

・理科で学習するため、5年生が廊下で飼っているから。
・自然の中のでメダかは、どのように過ごしているのかを知ってもらいたいと思ったから。

子どもの反応

・本の表紙を見せると「メダカ!」「飼ってる!」「うちらも飼ってるなあ~」などと反応があった。
・「黄色?」と自分たちが飼っているメダカとは色が違うので不思議そうにしていた。

読み聞かせた感想

・秋や冬の田んぼには水がないのに、田植えをして水を張られた田んぼにメダカがいるのはどうしてだろう?と読む前に話しておいたほうが、内容がよく入ったかも。
・読み聞かせたあと、メダカが絶滅危惧種だという話をしたら、かなり驚いていた。

気づき

・読み聞かせの時にどこまで説明や解説を加えてもいいのかいつも迷う。物語のときは、本の世界を自分で楽しんてほしいので、何も言わないようにしているが、こういった写真(知識系の)絵本のときに、どうすればいいか迷う。
・高学年なので、高槻成紀『野生動物と共存できるかー保全生態学入門』(岩波ジュニア新書)を紹介してもよかったかも。以前読んだときにメダカの話が印象に残っている。


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