読み聞かせした本(17)『うみのあじ』2023年7月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本
『うみのあじ』 たけがみたえ あかね書房
選んだ理由
・近くの幼稚園の子どもたちが小学校の図書館に来てくれときに読み聞かせた1冊。普段、関わりがない司書が読むので、楽しい本をと思って選んだ。
・暑い日だったので、海の気分を味わってもらえるかと思ったから。
・絵の色合いがはっきりしていて、わかりやすいと思ったから。
・『こども本の森 中之島』に行ったときにこの本を知って気になっていて、夏に読みたいと思っていたから。
子どもの反応
・初めは慣れない場所で少し緊張気味だっだけれど、3冊目のこの本を読む頃にはだいぶほぐれてきていた。
・幼稚園の子たちの表情が豊かで、読んでいて楽しくなる。
・『いろんなだしがきいて』のところで「え〜!?」と驚いていた。
読み聞かせた感想
・お弁当がなくなったことに気がついていない子もいた。もう少しゆっくり読んでもよかったかも。
・『みたらみられた』とセットで読むと、さらに楽しそう。
・夏の照りつける太陽の感じとか、海の匂いとか、砂の感覚とか、色々な感覚に訴えてくる本だと思う。
気づき
・本の表紙と裏表紙を広げて見せると、絵がつながっていることに気がついて、「つながっている!」と喜んでいた。絵本を読み聞かせて「おしまい」といった後に、表紙と裏表紙を広げた状態にして見せている。題名をもう一度読み上げて、見せるというこの流れは定番にしていいみたい。