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読み聞かせした本(10)『あめのもりのおくりもの』2023年6月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本
『あめのもりのおくりもの』 ふくざわゆみこ さく
福音館書店
選んだ理由
・校庭にあじさいがきれいに咲いていて、梅雨に関連する本を読みたいと思ったから。
・おおきなクマさんとちいさなヤマネくんの2人の関係が優しくて、穏やかな気持ちになれそうだから。
・雨の降る様子、川の水が増える様子、光にあふれた谷の様子など、絵がきれい。
・おおきなクマさんとちいさなヤマネくんの対比がいい。
・ドキドキする話の展開に引き込まれそうと思ったから。
子どもの反応
・本の表紙を見せると「かわいい〜」という反応があった。
・校庭のあじさいの話をしたら、「学校にくる途中にもあった。」と言っていた。
・ハッとしたり、ホッとしたり、話の展開に沿って表情が変わっていた。
読み聞かせた感想
・読み聞かせをする前に、同じシリーズの『ふゆじたくのおみせ』も見せたので、2冊読み聞かせがあると勘違いさせてしまった…。「こちらはまた寒くなったら読むね〜。お楽しみに。」としたけれど、ややこしかったかも。
・沖縄などではもう梅雨が明けたというニュースもあったので、梅雨が明ける前に読めてよかった。
・本当は梅雨らしい雨の日に読みたかったけど、タイミングが合わなかった。6月は参観があったり、校外学習があったり、行事も多い。学習していることに関する本など、読み聞かせしたい本がいくつかあるので、今だ!というタイミングが難しい。
気づき
・内容的に幼いかなあと思ったが、話がわかりやすくドラマチックな展開でもあるせいか、最後までわりと集中して聞いていたように思う。
・おおきなクマさんに共感できる部分もあるし、ちいさなヤマネくんに共感できる部分もあるし、どちらもわかるから響きやすいのだと思う。
・シリーズで図書館にそろえたい。