読み聞かせした本(38)『オニじゃないよ おにぎりだよ』2024年2月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本『オニじゃないよ おにぎりだよ』 シゲタサヤカ 作 えほんの杜
選んだ理由
・節分に合わせて、オニの本を読みたいと思った。
・『キャベツがたべたいのです』『おいしいぼうし』などで、この本の楽しさが予想できたから。
・絵本のカバーで遊べるなどのしかけも紹介したいと思った。
・何度読んでもジワリと来る面白さを一緒に楽しみたいと思った。
子どもの反応
・表紙を見せたら「知ってる!」「おもろいやつ〜」と反応があった。
・2回出てくる「オバケ」のくだり。予想がつくのが楽しいらしく、出てくるたびに笑いが起きる。
・「ちっ、ちがうよ!オイラたち、オニじゃないよ!」のところでめくる前に、間を取った。
・↑このあとのページ、めくったところで吹き出した子がいた。
・最後のページで「オニ、たくさんもらってる!」と気がついた子がいた。
気づき
・オニのすっとぼけた感じがなんとも面白い。
・オニがおいしいおにぎりを人間に食べさせたい、と思っているのが楽しい。
・オニが人間を驚かさないようにお知らせをしながら町へやってくる場面や、「オニじゃないよ!」の次の場面は、読んでる方も吹き出しそうになる。何回読んでもおもしろいので、油断できない。
・商店街に貼られたポスターも1枚1枚ちゃんとおもしろい。
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