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カルテに書こうか悩んだ本 20冊目(書名はありません)

2023年6月、いわた書店の一万円選書に当選しました。
どんな本が好きなのか、noteにも残しておこうと思いました。
幼い頃から今までを振り返って、時系列で書いています。

以前書いた記事はこちら。

公開しない理由

出し惜しみするつもりはないのですが、色々考えた末20冊目は非公開とします。

いわた書店さんに送るリストには好きな本だけではなく、ピンとこなかった本も入れてもいいかなと思い、20冊に入れました。こちらの好みを包み隠さずさらけ出したほうが、選んでもらいやすいかなと思いました。イヤミスがあまり得意でないことも合わせてお伝えしました。

20冊目の本が印象に残っている理由は「自分にはどこか違和感があったから」です。この作家さんの本は5冊ほど読んでいます。本屋大賞にもノミネートされているのもありますし、映像化もされているものもあります。私が読書好きなことを知っているリアルな知り合いにオススメされたこともあります。でも、なぜか私にはピンとこなかったんですよね。どうもしても作品の空気感に入り込めないんです…。

自分が印象に残っている20冊とそれにまつわるエピソードを書こうと19冊まで書いてきて、あと1冊というところで、自分が微妙だと感じている本について書くことに抵抗を覚えました。私の語彙力で、なぜ違和感を感じたのかということを書いていくとネタバレになってしまうし、その作品を遠回しに批判することにもつながりそうです。こうやってnoteに書くということは、書いたものが残るということです。20冊目のタイトルは公開しないことにしました。ただ、そうしようと決めた経緯だけ記すことにしました。

いわた書店さんとのやりとり

20冊のカルテを送って数日後、10冊選んでリストを送ってくださいました。その中に既読のものが2冊ありました。その旨をお伝えすると、すぐに新たな2冊を提案してくださいました。そのうち1冊が既読だったので、もう一度お伝えして、変更していただき10冊が決まりました。

まとめ

一万円選書に当選し、他の人に本を選んでもらうことは新鮮な体験でした。いわたさんには、自分で自分を見つめ直す貴重な機会をいただけたなあと感じています。20冊を選び、あれこれと思いを馳せる時間は自分の来し方行く末を考える時間でもありました。

ちょうど2023年の5月と6月は香村薫さんの「ライン片づけ」(後日別記事に書こうと思っています)をやっていた時期とも重なりました。モノと向きい、本と向き合う時間は、ただ懐かしく過去を振り返る時間だけではなく、これからの自分の生き方を考える時間にもなりました。自分の価値観を再確認する時間でもありました。

まだ全部読めていませんが、選んでもらった10冊を読み終えたら、私の考えに変化が起きるかもしれません。新しい発見があるかもしれません。そう思うとワクワクします。

執着もあるし物欲もあるけれど、シンプルな生活を目指して、少しずついらないものを手放して、身軽な自分になりたいです。



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