小さなプライドとささいなこだわりが大きな壁となる
誰しも持っているプライドとこだわり。それが母親にとって子どもと良い関りをしようとする障害になることがある。
相談にくるお母さんと話をしていていつも思うことがある。
「お母さんたちはすでに気づいてる。」
今の向き合い方は間違っていること。そして、今どう向き合いたいか。
今の言葉がけは間違っていて、どう言葉がけしたらいいか。
子どもを変えることではなく、自分が変わる必要があること。
「でもね。わかってるんだけどね。」ってお母さんは言う。
じゃあどうして言葉がけや行動を変えることができないのだろう。
それは誰しも持っているプライドとこだわりが邪魔をしているのではないだろうか。
わかっているのに変えれない。今までの態度を急に変えるのは、プライドが許さない。だって、あなたより長く生きているのよ。たくさんの経験をしてきたのよ。それをあなたに教えたいの。って。
今のやり方に違和感を感じているんだけど、変えることへの不安や躊躇によって、今のやりかたにこだわっている。もしくは、私があなたの人生をよいものにするという思い込みへのこだわりがある。
よく見るとそれはとても小さなプライドとささいなこだわりなのだけれど、気づいているのに変えることができない大きな壁となっている。
ちょっとだけでいい。しばらくの間でいい。毎日でなくてもいい。
それらを捨ててみてもいいのかも。
今を大切に。
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