CONIGLIO Performance
※Double Dutch Delight West 2022 に関連した投稿です。長文なんですがぜひぜひ💦。
夏の大舞台へ
9月になった。すでにDelight West は終わっている。僕らのパフォーマンスを見てくださった方々、ありがとうございます。厳しい結果となりましたが、それでも進んでいかないと何も始まらないので次にいきます。
今回のパフォーマンス
ここで自分たちのパフォーマンスをより深く知ってもらおうということで、どのような意図・コンセプトで作ったのかを説明していこうと思う。
テーマ
早速だが、今回のパフォーマンスのテーマを言ってしまおう。
人生、生命
だ!
人生。人が生きることを指す。生きるとは何なのか。生きるときは必ず死が付きものになる。生まれることは死が決定したということでもある。そんな限りある時間の中で一生懸命に生きる一人の人間をダブルダッチのパフォーマンスを通して表現したつもりだ。
とは言ったものの紆余曲折を経て、ふと気づけば伝えたいものと乖離していたのではないかと感じる。オブラートに包んで言い過ぎか。事実、乖離していた。それによってJUDGE の評価が低くなってしまったんやろな。結局表面的なデモとして見られたのか。悔しさすらも湧いてこない😶。
おおまかな内容を話そう。
まず、最初の目を隠しているOPはお腹の中に宿る命を表している。そこから最初のダーンッてとこまでもぞもぞした動きをしている。
そしてこのダーンッが、生まれた瞬間となる。振り付けも赤ちゃんをイメージして作った(キャッチーにしたつもり、どこがどうとかは想像に任せます笑)。
まいのパートに入るわけだがここは"成長"を主軸としたパートだ。幼少期ってたくさん遊ぶよな、遊具にも登るよなって話。実際もう少し深いところからスタートするけどそれは置いておこう。ここの泳ぐような振りからのどっつーによじ登るのはなかなか面白いなって思うんやけど、どう?
人はある程度成長すれば何かに挑戦し、打ち込む。それをだいきパートに落とし込んだ。ここは早縄の特性上そんなに語ることはない。ただ熱中して跳ぶ。その姿を見せつけられるだけで充分やと思っていた。
この直後大きな壁にぶち当たり立ち上がっていく様子を表現。リズムの出番だ。
再生を主軸としたパートは自分が担当した。初めの入りの部分はバンブーダンスに発想を得て作った。どん底から這い上がる様子。
立ち直ったところから次のパートに移っていく。
再生というテーマはこのパートだけではなくここからという意味がある。人生のクライマックスに向けて動き出し、アクロバットも入ってくる。
さぁクライマックス、ハリーだ。
そして終焉を迎える。
ってのが今回のデモに落とし込んだものでした。「先にコンセプトを伝えてから大会に出たらいいんじゃないか」というご教示もありましたが、本来パフォーマンスとは相手にフレームを与えて見させるものではないという考えの下、止めました。
う〜ん、これ以上もう話すことは無くなった。サークルのことでも少し話すか。
サークル引退
まず、自分が今所属しているのは大阪で活動しているMix package だ。これは関西大学の公認サークルなんだが、ここの慣習として3回生で引退することになっている。
自分もいよいよサークルの最上級生から退くときがきた。思えば1回生の秋から入るという特殊な世代でDelight を経験しなかった。それによってサークルに加入した時点でチャンスはほぼ2回となっていた。
よくサークルの上の方に「誰一人辞めなかったのってすごい」と言われる。確かに良いことかもしれないが、僕が思うに、「今そもそも燃え尽きてさえもおらず、ここで辞めるのはあまりにも勿体無い」というのが近いのではないでしょうか。
いやぁこのサークルと出会わんかったら大学生活はどう変わってたやろと今になって急に考えてしまう。これからは今まで考えたこともなかった、余裕が無かったようなことも視野に入れていきたい。
反省
ここで小見出しをひとつ。小見出しなんて初めて使ったかも。
何が言いたいのか。それは…
ミクパを面白くなくしてしまってごめんなさい
ということ。
まぁ言い訳としてはコロナでどーのこーのといくらでも並べられるが、正直なところ後輩にダブルダッチを楽しんでもらえているかというとその実感は1ミリもない。ダブルダッチというと縄を跳んで回してという意味になるが、それより先?じゃないな、共にあるダブルダッチライフの話。
今までミクパを引退前に辞めた人たちはいる。これはどのサークルでもあると思うし、当たり前っちゃ当たり前。ただ、辞める理由について思うことがあるので以下に綴る。
「練習してて自分が全く笑っていないのに気が付いた」
「先が見えないままなのでこのまま続けるのは無理だと思った」
こういう理由で辞めていった人たちがいる。確かに謎の理由で勝手に去っていく人たちもいる。しかし、悩み抜いた末👆上のようにサークルを離れる人がいる。
自戒の念も込めて言うが、
楽しめなかった(そして辞めた)人に原因があるとして解決しようとした雰囲気が非常に恐ろしいと感じた。
一人のダッチャーを楽しませることもできてないのにエンターテイメントができるわけないやん。
あとはミクパはクソマジメだというとこかな。これはとある方に聞いたことなんだが指摘はごもっともだと思う。
「じゃあ何をどうしろと?」
皆さんそう言う思うだろうが、僕にもわからん。ただ、全体練習などでグループを小分けしたときに「何から始めましょか」って聞いてくれる。決して遊ぼうとはしないところは凄いと思う。でももうちょい遊んでみたら?全体練習のマンネリ化が自分は嫌やったけど変えられへんかった。
次の世代がどう考えているのかわからんけど、楽しくないものになってしまったら変えたらええやん♫
まとめると
①真のパフォーマンスは身近なとこから
②もう少し遊びや〜
ってのが後輩に伝えたいことですね、はい。
最後に、コニーリョのオンラインコーチングをしていただいたり、ミクパの練習に実際きていただいたりしたうんのさん、衣装コーチングみらいさん、音源代行イワネスインセインさん、チームメイト、mix package の皆さんを始め多くの方に支えていただきました。最上の感謝を伝えます。
りたーん
話がまた戻ってくるんやけどWest のこと。負け惜しみを言ってると思って読んでください。
昨年のWest を見ていただけに今年のはあまり燃えなかった。理由なんて簡単に言葉にできるものではないけど、一つ挙げるとしたらオープニングかな。
「オラオラ、こっち見ろ」系(伝わりますか笑)が多くて最初のフォーメーションに惹き込まれたのは2チームほどでした。Alfedも自分が好きなコンテンポラリー寄りで3人を活かした感じが良かった(あれはアクラーとb-boyにしか出せないんじゃないか、痺れました⚡)。オープニングランキングみたいなのもしたら面白そうやけど、個人で勝手にしろって話ですね笑。
思い出した。2年前のコンテストあたりでREGのKo-yaさんが言うてはったこと。うろ覚えやけど「開始5秒で大体点数決めてる」とかなんとか。僕はその言葉信じてやってきました。
自分もミスをしているのであまり言えないが、会場が盛り上げに欠けていたのを正直肌で感じた。昨年のELFを見てミクパが王座取ったんねんと意気込んでいただけに……😞。
毒々しい終わりですがこれにてダブルダッチライフに一区切り付けます。ここまで読んでくださりありがとうございました🙇🏻♂️。
結果が出たので
先の文章で終えようと思ってたが結果が出たので蛇足的におしゃべり。
9位やん!? 1つ上がAutoBahn なのか。結構近いとこまでいってたんやな。
もう一つ。ミクパの後輩チームCú と並んでいる。ここまで共に登りつめられたことをうれしく思う。ワールドのとこも👍やけど、個人パートがそれぞれ世界観を持っていていい感じに惹き込まれた。
さぁダブルダッチ関係の方はさようなら、次回はPUDCですかね。
大学関係の方は学生生活初の学園祭とか諸々楽しいイベントが待ち受けてるんでファイトまんまんでいきましょ😎
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