デジタルデータ管理は難しい
はじめに
WindowsOS搭載のPCにMS Officeのアプリの一つであるExcelは、買った時からついているものが多い。Excelはデータの保存、文書の作成、図形(シェイプ)の作成など何でもできる。
Excelはマス目に文字や数字を入れて、テーブル形式(横の列=Columns、縦の行=Rows)として整理し、整合性をとるなど便利であるが、どういう形で管理するのかは時代とともに考えが変わるものである。
Excelに似たようなアプリがクラウドサービスでGoogleスプレッドシートで無料で使える現在、どんな形で管理するか今でもいろいろと試している。「望ましいデータ管理とは何か」は難しいテーマである。
データとは?
ありとあらゆる現象を観察した結果を形にしたものを人間にわかりやすいものに記録する。
携帯電話普及前のアナログ時代は紙と鉛筆があれば、文字や図、絵を書いて残した。いまはスマホのアプリに手で打って書き込んで日々の記録を残すことができるが、紙と鉛筆があればデータを作ることはできる。
データ管理が難しい
IT技術の進捗でデータ管理の運用が大きく変わっている。現在は、ネットワーク通信のおかげでクライアントサーバー管理(端末とサーバーとのデータ通信)が当たり前になっている。サーバーに置いてあるデータは安全に永久に残るとは限らない。自分が長年残したデータを管理できてるかどうか不安になることがしばしばある。自然災害などで長年蓄えたデータが一瞬に消えるからである。また、昔からあった個人サイトで知識が詰まった情報がいつかなくなっている(geocitiesなどサービス停止)。
電子データの保存に必要な記憶媒体は寿命がある。30年以上前、はじめて購入したPCはNEC PC9801 NS/T(HD未搭載モデル)だった。PCを買い替える度、HD容量サイズがメガバイト位からテラバイトに変わった。データの保存はCD-R、MO、DVD-Rなどいろいろやったが、最新は外部HDもしくはSSD。昔のデータはどこにあるのか所在が分からずのまま。記憶媒体やファイルが壊れている可能性はある。
データ管理が難しいのは以上の理由である。
余談
趣味でやったバス車両の写真は2001年撮影のデータ(1枚1MBほど)でコンパクトデジカメで撮影しているが、画質は今と比べノイズありで色の表現が悪い。AIアプリで、画質の調整をやってできるだけ綺麗にしている。